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地価が反転し、賃料が上昇局面に入った今だからこそ、
既存テナントに対して賃貸借契約形態の切替え交渉の絶好機といえる。
長期的に安定した賃料収入を得るための『定期借家権』契約の効果的導入手法を解説する。

長期・安定キャッシュフローを確保するための
『定期借家権』の効果的導入・活用手法研究

『定期借家権』契約の基本的な仕組みから導入の際の実務的ポイントまでを開示!

ごあんない
 公示地価が16年ぶりに上昇し、都心のオフィスビルを中心に賃料が上昇局面を迎えています。そのような時だからこそ、従来の普通借家権契約では認められなかった正当事由や立退料の支払いがなくても、賃貸借契約を打ち切れる『定期借家権』契約を導入する絶好のチャンスといえます。なぜならば『定期借家権』契約を導入し、賃料収入が長期的に安定することは、J-REITや不動産ファンドが台頭してきた現在において、きわめて優位な物件となるからです。特に、貸し主にとって借家契約の期限が限定されることは、不良入居者退去、老朽化した際の建て替え、売却などでさまざまなメリットがあり、また賃料上昇局面では賃上げ交渉も容易となるなど、『定期借家権』をどう活用するかが、これからのオフィスビル経営の重要ポイントになりつつあります。
 そこで本セミナーでは、『定期借家権』契約の基本的な仕組みを学ぶとともに、長期的に安定した賃料収入を得るための効果的導入手法までをわかりやすく学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:50
T.『定期借家権』の基本的な仕組みと活用メリット
   ―定期借家契約の締結の流れから活用事例まで

  ●定期借家権とは何か
   ・借家法の歴史と改正の流れ
   ・普通借家制度の内容
   ・正当事由制度の現状(普通借家制度の問題点)
   ・諸外国の例(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス等)
   ・定期借家制度の内容
   ・普通借家から定期借家への切り替え
   ・期間満了による終了と明け渡し
  ●なぜ今「定期借家権」が有効なのか
   ・不動産証券化ビジネスとの結びつき
   ・不動産ビジネスの差別化戦略への活用
   ・定期借家権の最近の利用状況
   ・定期借家権の活用事例(収入の安定策、契約期間の確実化等)
  ●定期借家権の改正と今後の課題等について
   ・定期借家権に対する改正の要望
   ・正当事由の見直し動向
   ・更新型定期借家権(事業用借家権)創設の議論

   [講師]吉田修平法律事務所 弁護士 吉田 修平


15:10〜17:00
U.『定期借家権』契約の導入手法
   ―『定期借家権』導入に際しての実務ポイントを開示

  ●定期賃貸借の本質
   ・定期借家権の法概念・本質・効果
   ・定期借家権のメリット、デメリット
   ・定期借家契約への転換手法
  ●米国定期借家権の実務
   ・期間、転貸、再契約
   ・賃料、賃料改定
   ・フルサービス・グロスレント制度
   ・テナント・コンセッション
   ・デポジット(預託金)
   ・建物賃貸借の日米比較
  ●定期賃貸借契約条項
   ・賃料収入の安定
   ・市場賃料(FMV:フェア・マーケット・バリュー)の確保
   ・テナント明渡しの確保
   ・テナント・ミックスの確保
   ・各種オプションの設定

   [講師]エステートリンク梶@主席コンサルタント 寺嶋 峻


開催日時 2007年11月21日(水) 13:00〜17:00

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL.03-3261-5521(代表)
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト代、コーヒー代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

吉田 修平 (よしだ しゅうへい)
弁護士
吉田修平法律事務所

1952年生まれ。早稲田大学法学部卒業、第一東京弁護士会所属。神奈川大学法科大学院講師。終身建物賃貸借検討委員会委員(平成13年3月・建設省)、マンション建て替えの円滑化に資する借家制度の在り方に関する検討委員会委員(国土交通省)、居住用定期借家契約マニュアル検討ワーキンググループ(定期借家推進協議会)、高齢者専用賃貸住宅研究会(平成18年・国交省)、競売制度研究会(平成18年・法務省)。
最近の主な著書に『新・借地借家法講座2』(日本評論社)、『実務注釈・定期借家法』(信山社)、『競売の法と経済学』(日本地域学会著作賞受賞・信山社)、『高齢者居住法』(信山社)、『高齢者専用賃貸住宅の手引き』(大成出版)等のほか多数。



寺嶋 峻
 (てらしま たかし)
主席コンサルタント
エステートリンク株式会社

1944年生まれ。66年法政大学法学部卒業後、勧業不動産株式会社に入社。76年三井不動産販売株式会社に入社、初代流通営業本部・業務推進課長時代に「三井のリハウス」を立ち上げる。大阪支店・大阪住宅センター所長を経て、82年初代海外事業室・海外事業課長兼米国三井不動産販売副社長に就任。わが国初めての米国不動産投資コンサルティングを手がけ、DCF法、米国流不動産投資理論、不動産ファンドを経験する。85年退社後に渡米、87年ロサンゼルスにてTerraFM,Inc.〈テラフィナンシャルマネゾメンツ〉を設立し、代表取締役社長に就任。日本の法人・個人の対米不動産投資コンサルティング、AM/PMスーパーバイズに従事。2002年エステートリンク株式会社取締役マネージング・パートナーCOO、04年代表取締役社長就任。07年社長職を後任に譲り、現在は主席コンサルタントとして活躍中。不動産ソリューション、不動産ファンド・アレンジメント、アセット・マネジメント、ファンド・マネジメントを手がける。
主な著書に、『アメリカ不動産投資塾』(89年、土曜美術社)、『海外不動産投資入門』(91年、ダイヤモンド社)、日本金融工学学会会員。月刊プロパティマネジメント誌に「図解・不動産投資入門」を06年2月号まで38回連載。

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