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資産総額が5.3兆円を突破し拡大を続けるJ-REIT（不動産投資信託）。
上場する41銘柄の株価はまだら模様となっている。
評価のバラツキは何に起因しているのか、徹底分析する!

投資家利益を最大化するマネジメント力の巧拙が問われはじめた！
J-REITの評価・分析と取得物件開発研究

J-REIT市場において、各銘柄の評価が大きく分かれてきた。
その評価・分析はどのように行なうべきなのか。そして、J-REIT向けに物件供給をする
不動産デベロッパーはどのような点に留意して 物件開発をすればいいのか？

ごあんない
　誕生から7年めを迎えたＪ-ＲＥＩＴ（不動産投資信託）。2007年2月には上場銘柄が41本まで拡大し、各銘柄のポートフォリオや資産運用方法も多様化しつつあります。銘柄によっては、これまでの内部成長・外部成長の戦略に加え、ポートフォリオの組み換えによる収益性の向上や、物件売却による含み益の配当など、"投資家利益"を意識した動きが顕在化しています。また、今年に入ってからは、一部の新興銘柄による第3者割当増資の動きや、Ｊ-ＲＥＩＴ同士による物件取得のパイプライン構築なども始まっています。
　本セミナーでは、こうしたＪ-ＲＥＩＴ市場の動向を把握し、Ｊ-ＲＥＩＴ各銘柄を取り上げ、それぞれの戦略をどのように評価すればよいのか、そして今後どのような方向に向かっていくのかを比較・分析して参ります。さらに、首都圏の不動産価格がまだら模様のなかで、不動産事業者は今後、Ｊ-ＲＥＩＴ向けの物件供給をどのように考えていけばよいのか、またＪ-ＲＥＩＴが投資する物件規模をどのように計画すればよいのかを解説いたします。
Ｊ-ＲＥＩＴへの物件売却を検討される不動産所有企業、そしてファンド向け物件開発を目指される不動産・建設関連企業の方々のご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13:00～16:45（※休憩は講演進行に合わせ、適時とってまいります）

Ⅰ．Ｊ-ＲＥＩＴ各銘柄の特徴と資産運用手法にみる評価・分析

　 １.Ｊ-ＲＥＩＴ（不動産投資信託）市場の現況
　　・設立母体による分類でみた市場からの評価
　　　（大手デベロッパー系、総合商社系、金融機関系、電鉄系、中堅デベロッパー系、 私募ファンド系）
　　・投資対象物件の用途別分類でみた市場からの評価
　　　（オフィス特化型、賃貸マンション型、商業施設特化型、ホテル特化型、物流施設特化型、
　　　 地域特化型、複合型、総合型）
　　・配当金でみた市場からの評価

　2.投資家層の動き
　　・海外投資家、投資信託、個人投資家、機関投資家、金融機関など属性別の動き
　　・海外投資家の今後の動向について
　　・サブプライムローン問題のＪ-ＲＥＩＴへの影響

　3.新興銘柄による第3者割当増資の意味と背景の分析
　　・エルシーピー投資法人によるGEリアル・エステートとの業務提携
　　・ビ・ライフ投資法人によるキャピタランドグループとの業務提携、など

　4.Ｊ-ＲＥＩＴ同士の連携について
　　・銘柄間による物件供給の相互補完の動き
　　・信用力補完となるパートナーと連携（中堅デベロッパー）
　　・グローバル・ワン不動産投資法人による「スフィアタワー天王洲」の阪急リート投資法人への
　　　売却の意味

　5.これからのＪ-ＲＥＩＴにとって必要な資産運用の視点とは何か


Ⅱ．Ｊ-ＲＥＩＴ向け物件供給のポイント

　1.Ｊ-ＲＥＩＴの今後の物件取得の可能性と規模

　2.セクター別の考え方
　　・オフィスビル、賃貸マンション、商業施設、など

　3.立地についての考え方
　　・首都圏および地方都市での可能性、など

　4.収益利回りからみる物件価格の考え方

　5.テナントとの賃貸借契約について――定期借家権の活用

　6.特殊用途物件のポートフォリオ組入れの可能性について
　　・ホテル、シルバーマンション、駐車場、物流倉庫、など

Ⅲ．質疑応答
事前に収集した質問事項への回答と質疑応答を行ないます。

開催日時 2007年10月24日（水）　13:00～16:45
会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5　TEL.03-3261-5521（代表）
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 37,800円（１名様につき）
　（消費税および地方消費税 1,800円含む）
●同一申込書にて２名以上参加の場合は
35,700円（１名様につき）
　（消費税および地方消費税 1,700円含む）
※テキスト代、コーヒー代を含む。

（インターネットでもお申込みできます）
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部　
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

山崎 成人（やまざき しげと）
ＲＥＩＴアナリスト
不動産投資顧問業（国土交通大臣登録一般第3号）
1949年生まれ。71年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、三菱開発(株)に入社。三菱商事(株)、三菱地所住宅販売(株)、(株)ダイヤコミュニティーを経て、三菱地所住宅販売に復職。札幌支店長、業務部長、情報システム室長等を歴任したのち、99年に退社。2000年、不動産投資顧問業に登録（国土交通大臣登録一般第3号）。
日本初のＲＥＩＴアナリストとして、01年9月のＪ-ＲＥＩＴ登場から一貫してモニタリングを実施し、評価書という形で公表を続けている。Webサイト「Ｊ-ＲＥＩＴ（日本版不動産投資信託）ＤＡＴＡ」を主宰する。01年9月号から『月刊プロパティマネジメント』（綜合ユニコム刊）にて「不動産証券化戦略のクリティカルポイント」を連載。

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