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改正基準のポイントや実務遂行上での疑問点を実務家向けにQ&A形式で詳解。
さらに施行後に残された課題やモニタリングの今後の可能性などを探る。
重要性が増したエンジニアリングレポート(ER)の仕組み・役割を再整理するとともに、
ERの数値・記述からいかにリスクを読み取り、対象物件を評価するのかを
実例を織り交ぜながら実務担当者向けに分かりやすく解説してまいります。

〜「不動産用地取得」「投融資判断」「不動産投資評価」実務担当者対象〜
証券化対象不動産の「新・鑑定評価基準」と
「エンジニアリングレポート(ER)」実務研究

ごあんない
 今年7月1日に「不動産鑑定評価基準」及び「不動産鑑定評価基準運用上の留意事項」が改正されました。これに伴ない、(社)日本不動産鑑定協会では「証券化対象不動産の価格に関する鑑定評価の実務指針」をとりまとめ、新基準等の運用に関する実務上の取り扱いを整理しています。新基準では、「鑑定プロセスの明確化」「DCF法適用過程の明確化」「収益還元法の収益費用項目の統一化」「エンジニアリングレポート(ER)の活用」等が主な改正点ですが、実務担当者としては何が問題で、実務を遂行する上で何に留意して、どのように解決すべきかを把握しなければなりません。
 そこで本セミナーは、【第一部】では新鑑定基準等および実務指針の内容に関して発注者が踏まえておくべきポイントを整理した上で、実務遂行上での疑問点をQ&A方式で詳解してまいります。また【第二部】では、今改定を受けてエンジニアリングレポート(ER)を取る際の留意点、及び、発注者として気をつけるべきポイントは何かといった内容を整理するとともに、ERの結果からリスクをいかに読み取り対象物件を評価するのかについて、具体事例をもとにそのポイントをご解説いただきます。

セミナープログラム&タイムスケジュール (途中、昼食・コーヒー休憩を挟みます)

13:00〜15:00【第一部】
I.証券化対象不動産の鑑定評価基準のポイントと施行後に残された課題
  ――実務担当者としていかに対応するのか

  1.証券化対象不動産の鑑定評価基準のポイント
    (1)証券化対象不動産の範囲
    (2)鑑定評価にあたって不動産鑑定士が確認すべき事項
    (3)エンジニアリングレポートの活用
    (4)DCF法の収益費用項目の統一

  2.施行後の残された課題
    (1)海外不動産の評価への対応
    (2)土地建物の内訳価格の考え方
    (3)一時金の運用益の考え方/等

  3.モニタリングの方向性

  4.【Q&A】実務上でのポイント解説
    (1)再評価についてはどう対応すべき?
    (2)不動産鑑定士の調査範囲はどこまで?
    (3)信託報酬は考慮しない?
    (4)調査報告書では通用しない?/等

■講師:奥田 かつ枝 (株)緒方不動産鑑定事務所 取締役/不動産鑑定士


15:10〜17:00【第二部】

II.投資用不動産に求められるデューデリジェンス実務
   ――エンジニアリングレポート(ER)の仕組みと役割
   ――ERの数値・記述からいかにリスクを読み取るのか

  1.投資用不動産に求められるデューデリジェンスの最新動向
    (1)ERを取り巻く最新環境
    (2)「鑑定評価基準」と「エンジニアリングレポート」

  2.「エンジニアリングレポート」の仕組みと読み方
    (1)ERの構造と射程距離
    (2)ERの目的とリスク情報
    (3)ERの具体的調査事項

  3.【実例研究】「エンジニアリングレポート」からのリスク情報
     ――発注者として各調査結果をいかに読み、対象物件を評価するか
    (1)遵法性、アスベスト、土壌汚染、耐震性、修繕費用

  4.ERの受発注
    (1)準備資料・調査費用・期間・調査期間
    (2)留意事項・免責事項

■講師:山縣 滋 (株)アースアプレイザル 取締役/不動産鑑定士

開催日時 2007年9月26日(水) 13:00〜17:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 37,800円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合は
35,700円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,700円含む)

※テキスト・コーヒー代を含む



インターネットでもお申し込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

奥田 かつ枝
(株)緒方不動産鑑定事務所 取締役/不動産鑑定士
1986年一橋大学法学部卒業、同年三菱信託銀行入行(現・三菱UFJ信託銀行)。89年不動産鑑定士3次試験合格。不動産鑑定士。97年より(株)緒方不動産鑑定事務所勤務し、現在は取締役。国土審議会土地政策分科会鑑定評価部会専門委員(投資不動産検討小委員会委員)、郵政民営化承継財産評価委員会委員、港区財産価格審議会委員、(社)日本不動産鑑定協会証券化鑑定評価委員会副委員長、日本大学理工学部非常勤講師、他。


山縣 滋
(株)アースアプレイザル 取締役/不動産鑑定士
1976年早稲田大学法学部卒業。2006年同大学大学院ファイナンス研究科修了(MBA[in finance])。(株)住総にて融資・管理・審査等を担当後、96年ケイアイ不動産鑑定(株)鑑定部長に就任。02年2月(株)アースアプレイザル取締役就任。財務分析・ファイナンス理論・システム的鑑定評価を得意とし、財務・企画担当として資金調達、鑑定評価、新商品企画開発、研究活動などに従事。不動産鑑定士。(財)土地総合研究所客員研究員、日本大学指導鑑定士。

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