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投資額に見合った賃料負担能力のあるテナント業種とは・・・。
また、業種別の賃料設定はどのような手順で計算していくのか。
事業収支計画の立て方と基礎をベースにその応用までわかりやすく解説!

商業ビルのテナント賃料負担能力と
デベロッパーの賃料設定計算手法(演習)[基礎講座]

ごあんない
 景気回復基調のなか、投資対象としての商業ビルの資産価値が注目されています。こうした状況下でテナントを誘致する際に、デベロッパーは業種ごとに異なる賃料負担能力をいかに見極め、月額賃料をどのような手順で、どのような基準を設けて、どのような計算手法で設定し、交渉していけばよいのでしょうか。当然、業種ごとにきめの細かい計算を行ない、事業収支の視点を加味しながら微調整を図り、テナントが納得できる数値を算出することが必須の条件となってきております。

 そこで本セミナーでは、業種・業態別に最新の賃料負担能力を分析し、実際にテナントが支払っている賃料について実態を報告するとともに、テナントに対して条件提示をする際に有効な根拠のある数値の計算手法を、計算機を使った演習を通して学んでまいります。また事業性からみた投資額の上限や事業計画上の建築費の割合など、多角的な視点からの事業収支計画の立て方についても研究してまいります。事業構造の見直しを図る第一歩として、ぜひこの機会に関係者各位の積極的なご参加をお勧めいたします。


セミナープログラム

I  事業計画策定のポイント
 1.競合環境の把握
   競合集積に対抗できる優位性や独自性はあるか
 2.商圏の把握
   (1)商圏範囲の設定
   (2)売上予測の方法
 3.生活者ニーズの把握
   基本ターゲットの確認 有望なマーケットの把握
 4.出店者ニーズの把握
   欲しい業種業態の確認 出店意欲旺盛なテナントの動向把握


II. 商業施設の事業収支計画
 1.前提条件の整理
   土地関係費、建築設備費、開業費など
 2.事業計画の骨子
   (1)設備投資計画
   (2)資金調達計画
   (3)事業収支計画
   (4)資金収支計画
 3.金額設定及び事業収支計画作成上の留意点
   (1)デベロッパーから見た賃料設定
     資金面と収益面から算出する積算賃料
   (2)テナントから見た賃料設定
     支払可能賃料
   (3)類似事例から見た賃料設定
     類似SCの分析による比較賃料
 4.投資効率の評価
   単年度黒字年、累損解消年、投下資本回収年、ROI、ROEなど


III. 賃貸条件の実態と動向
 1.昨今の賃貸条件
   主な業種業態にみる賃貸条件の事例
 2.今後の賃貸条件
   保証金の問題、賃貸借期間の短縮化、定期借家契約などの動き


IV. ケーススタディ(演習)
 1.売上予測
 2.投資に見合う賃料の算出
 3.支払可能な賃料の算出
 4.特有経費率の活用



開催日時 2007年9月25日(火) 13:00〜16:50

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 Tel.03-3564-0888

参加費 37,800(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合

 35,700円 (1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む


インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

太田 巳津彦(おおた みつひこ)
(株)ワイ・キャップ コンサルティング 代表取締役
中小企業診断士・販売士1級・SC経営士


1953年、東京都生まれ。千葉大学人文学部卒業。(株)ヤクルト本社、(社)日本ショッピングセンター協会、(株)商業ソフトクリエイションを経て、商業コンサルタントとして独立。97年、(株)ワイ・キャップコンサルティングを設立し、現在に至る。専門分野は、ショッピングセンター・商店街活性化、個店経営指導・調査・研修事業。主な著書としては『一店逸品運動』(同友館)をはじめ、『月刊専門店』(日専連)や『商業界』(商業界)などにも執筆。また、「まちづくりと地域商業(中心市街地における商業活性化)」「逸品運動による小売店活性化」などをテーマに講演でも活躍中。(社)中小企業研究所理事。

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