綜合ユニコム|セミナー [ホームへ戻る]

セミナーお申し込み


地方シティホテル・温泉ホテル経営の再活性化・事業戦略再構築をいかに果たすか
再生マーケティング[市場調査][事業評価]手法とターンアラウンドマネジメント手法を学ぶ

地方ホテル再生のための[投資判断]と[事業価値向上]研究セミナー

【再生事例研究】
宮崎交通グループ「宮崎観光ホテル」 ――総売上106%アップ、営業利益116%アップ


ごあんない
 地方のシティホテル・温泉ホテル再生ニーズが喫緊の課題となっています。低廉な宿泊料金によるビジネスホテルの増加で宿泊需要は低迷、また宴会部門の収益ウエイトを占める婚礼もハウスウエディング等の増加で厳しい競合化にあり、飲食事業も地域の魅力をいかに引き出す提案ができるかが大きな課題となっております。経営効率を高めていくためにも、ホテルの市場調査・事業評価を見直し、リ・ポジショニングとリノベーションをいかに図るかが重要といえます。
 本セミナーでは、ホテル投資・買収などが依然として盛んななか、地方ホテル再生のための[市場調査]と[事業評価]と[投資価値評価]手法と再生・事業再構築手法を研究してまいります。さらに再生事例として、2005年1月産業再生機構の支援のもと再生中であった「宮崎観光ホテル」から、スピード再生を果たした改革方法を開示いただくことで、そのマーケティング手法を学んでまいります。

■セミナープログラム&タイムスケジュール

13:15〜15:00(投資判断研究)
T.地方シティホテル・温泉ホテルの
  事業再構築のための市場調査と投資価値判断


 1.ホテル・旅館投資市場におけるターンアラウンドビジネスの現状
   ――投資市場の最新潮流/投資対象としてのホテルの魅力とは何か
 2.タイプ別にみたホテルのキャップレートの最新動向
 3.再生・「地方シティホテル」「温泉ホテル」のマーケット調査手法
   ――需給動向/競合動向/将来予測/ホテルのソフト・ハード調査/現地実査/
      ベンチマークの捉え方
 4.調査を踏まえたアップサイド発見・リスク分析・再生難易度の判断
 5.営業戦略の立案、不採算部門の見極め、従業員のモチベーションアップ
 6.運営事例
  ・地方シティホテルの戦略
  ・温泉ホテルの戦略
 7.今後の事業展開

 ■講師:田中 章生 ホスピタリティパートナーズグループ 代表


15:15〜17:00(事例研究)
U.「宮崎観光ホテル」(宮崎県宮崎市)
  ……産業再生機構による“価値創造型ホテル”へとリノベーションを図り、
     '06年総売上106%・営業利益116%アップ


 1.宮崎交通の経営破たんを発端とした事業再生の足どり
   ――当時のホテルの経営動向/産業再生機構による再生段階の状況
 2.2005年10月からリニューアルに着手
   ――リ・マーケティングの基本的な考え方と投資内容
 3.レストランの大改革で売上回復
   ――ホテル飲食の再生のポイント
 4.地方ホテル再生の条件とは何か

  ■講師:田川 勝美 宮崎観光ホテル 取締役総支配人

開催日時 2007年9月14日(金) 13:15〜17:00

会 場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 Tel.03-3261-5521

参加費 37,800円 (1名様につき)
 (消費税及び地方消費税1,800円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は

35,700円 (1名につき)
 (消費税及び地方消費税1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む

インターネットでもお申し込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

田中 章生(たなか あきお)
ホスピタリティパートナーズグループ 代表
大手デベロッパー入社後、米系不動産ファンドグループの立上げに参画。不良債権の評価・購入から管理・回収、実物不動産投資(150棟)などを経験したのちホテル事業部を立ち上げ、41件にも及ぶターンアラウンド実績をもつホテル投資のスペシャリスト。2005年7月にホテルファンド組成・運用の(株)ホスピタリティパートナーズと、運営受託・再生の(株)ホスピタリティオペレーションズを設立した。再生案件としては、地方シティホテル、温泉ホテルがあり、いずれも独自の戦略で成果を上げている。また自らビジネスホテルの経営にも乗り出しており、「スマイルホテル」のブランド名で、博多、長野、金沢、函館、松本で営業中。07年には松山(愛媛県)、08年春にはロードサイド型の白河(福島県)が開業を予定しており、合計7ホテルのチェーンとなる。

田 川 勝 美(たがわ かつみ)
宮交ホールディングス株式会社 取締役ホテル事業本部長
株式会社宮崎観光ホテル 取締役総支配人
青島リゾート株式会社 取締役副社長

1986年3月 フェニックス国際観光(株)入社(現・フェニックスリゾート(株))、経営企画 室課長、管財人室課長、社長室長、人事総務本部長などを経て、05年3月産業再生機構に入社。05年1月に産業再生機構が支援に乗り出した宮崎交通グループの「宮崎観光ホテル」、「青島パームビーチホテル」の事業再建を担う。06年10月に同機構による支援の終了と同時に宮崎交通グループに転籍し、ホテル事業のさらなる再生に取り組む。

【宮崎観光ホテル再生状況】
■再生方針
 ホテルブランドの立て直しとイメージアップ戦略を実行。
 ソフト充実のために外部ノウハウを積極的に取り入れている。
■再生投資の内容
 立体駐車場の建設、レストラン店舗、ショップ店舗のリニューアル、
 クラブフロア(客室)のリニューアルなどに6億円を投資した。
 投資原資は、宮崎交通グループ支援スポンサーによる増資20億円から。
■投資効果
 レストラン店舗、ショップ店舗において、改装前との比較で、
 外来集客+10万人、売上160%、収益200%の成長率。
■2006年度の営業の状況
 総売上:前年比106%の伸び
 利益:営業利益ベースで、前年比116%の伸び
 婚礼予約:予約ベースで、前年比140%の伸び

[宮崎観光ホテルの概要]
 所在地:宮崎市松山1丁目1番1号
 施設規模:371室700人収容
 宴会施設:コンベンションホール1室「光燿」 (1,329平方m、最大2,000名収容)
       ほか9室のホール、会議室をご用意
 料飲施設:レストラン(フレンチ・地産地消ビュフェ・ カフェレストランなど5箇所)、
       バー、ティーラウンジ、別館の料亭 「山吹」には大小10室の個室
 その他:ブライダル施設、大浴場、と展風呂


Copyright 2007 SOGO UNICOM Co.,ltd. All rights reserved.

[ホームへ戻る] お問合せ:03-3563-0099 E-mail