綜合ユニコム|セミナー [ホームへ戻る]

セミナーお申込み


少子・高齢社会に求められる都市機能とは何か
民間投資との連携でいかに都市を再生するのか

中心市街地活性化・街づくり研究

高松・丸亀町商店街…コミュニティファイナンスの魁を目指す商店街活性化策の新機軸
青森駅前再開発…商業・コミュニティ・居住機能の集積により都市機能は回復するのか
長野市中心市街地…拠点施設の整備・活性化から始まる観光都市の賑わい創出計画

ごあんない
 少子・高齢社会の街づくりはどうあるべきなのでしょうか。“まちづくり三法”の改正に伴い、空洞化が続いていた駅前・中心市街地の商業、文化、居住機能の再生への機運が高まりつつあります。しかし、郊外型商業施設のオーバーストア現象のなかで、本当に中心市街地を活性化・復権させるための開発スキームはあるのでしょうか?
郊外に広がり続けた街づくりから職住接近の中心市街地の再生へ。とくに核家族化が進み、コミュニティ機能が崩壊した都市機能の再生に向け、「食・遊・集・学・観光・介護・子育て支援・医療」などが一体となった、少子・高齢化に対応した利便性に優れたコンパクトシティが求められています。
 本セミナーでは、中心市街地の活性化に求められる諸条件や課題を整理するとともに、先行事例として注目を集める高松・青森・長野の取組みについて、その構想と実際、金融スキームを活用した新たな開発手法等について、プロジェクトの責任者をお招きして詳解して参ります。とくに、地方都市における民間企業の投資チャンスや、行政や商店街と民間企業がいかに連携を行なっていくべきなのかなど、開発の視点から探ってまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

※昼食休憩11:50〜12:40

10:30〜11:50
I.人と街を活かす、中心市街地の再生策
 高松・丸亀町商店街にみる、地方都市復権に求められる戦略とは

 ○郊外大型SC・モールに中心市街地の商業は対抗できるのか
  ・まちづくり三法の改正と地方都市中心市街地への投資の動き
  ・成功する投資、失敗する投資
  ・地域が主体となった再開発事業の可能性
  ・開発リスクをいかにアロケーションするか
 ○高松・丸亀町商店街にみる地方都市再開発事業の可能性
  ・全体計画、事業スケジュール、事業収支計画
  ・権利変換計画のポイント、土地の所有権と使用権を分離
  ・証券化スキームとそのポイント
  ・A街区・壱番街の全容、丸亀ドーム、テナント選定および分譲住宅
  ・スキーム構築に関する問題点と解決策、今後の展望

12:40〜14:00
II.商業・コミュニティ・居住機能の集積による都市機能の回復
 青森駅前再活性化事業、少子・高齢時代対応型コンパクトシティの実際

 ○青森市・中心市街地への機能集約による“ウォーカブルタウン”の創造
  ・「パサージュ広場」「AUGA」「ミッドライフタワー」の面的連携
  ・障害者や高齢者に優しい福祉対応型商店街の構築
  ・商店街活性化の一手「一店逸品運動」
  ・住宅開発の誘致で街中居住人口を増加
  ・これまでの取組みの成果と今後の課題(総事業費、集客・売上面での成果)
 ○少子・高齢社会に対応する“街”の機能とは何か…ハード&ソフトウェア
  ・青森市が抱える問題・課題
  ・『コンパクトシティ構想』実現に向けた取組み・成果
  ・行政と商店街、民間企業との連携、具体的取組みと成果

14:15〜15:35
III.観光都市中心市街地の再生
 長野市、拠点施設整備・活性化、“賑わいのある”街づくりの舞台裏

 ○『戦略的中心市街地活性化』への取組み
  ・都市機能の郊外シフトと中心市街地衰退の現状
  ・まちづくりプロジェクト発足の目的と意義
  ・拠点施設の活性化で「歩きたくなるまち」へ
  ・「もんぜんぷら座」「TOIGO」「ぱてぃお大門蔵楽庭」など各施設の事業計画と成果
  ・まちなか居住の推進・コミュニティづくりで「参加したくなる」まちへ
 ○まちづくり会社に求められる役割…行政・民間との連携
  ・まちづくり会社が活性化事業の口火を切る
  ・まちづくりに求められるのは地域とは『異質』のマネージメント
  ・中心市街地における権利調整と交渉術
  ・民間活力を活かし、いかに開発を行なうか

15:50〜16:45
IV.まちづくりディスカッション&質疑応答
 今までの開発手法で本当に中心市街地は活性化できるのか?

 民間投資との連携など、少子・高齢社会における新たな街づくりのビジネスモデルを探る
  野口 秀行 野口秀行事務所 代表/加藤 博 青森まちづくりあきんど隊 隊長
  服部 年明 元・長野商工会議所 TMO事務局 タウンマネージャー

開催日時 2007年8月30日(木) 10:30〜16:45

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 TEL 03-3261-5521
※会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 39,900円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,900円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
※テキスト・昼食・コーヒー代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

野口 秀行 (のぐち・ひでゆき)
野口秀行事務所 代表
1974年九州大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)に入行。89年札幌支店企画調査課長、91年本店地方開発部副長(企画担当)となる。95年松山支店事業所長、97年企画部企画審議役、99年設備投資研究所主任研究員を経て、99年6月(株)日本インテリジェントトラスト開発総合研究所所長。2005年に独立し野口秀行事務所を開設。地域政策コンサルタントとして全国各地を飛び回る。東京大学、東京工業大学、法政大学大学院、亜細亜大学各非常勤講師歴任。現在はノースアジア大学客員教授、区画整理促進機構評議員、国土交通省地域振興アドバイザー、都市再生機構都市再生アドバイザーを務める。また、高松丸亀町では高松丸亀町市街地再開発事業におけるファイナンス・スキームの策定に携わるとともに、「タウンマネジメント委員会」委員として新たなタウンマネジメントの可能性を探っている。

加藤 博 (かとう・ひろし)
青森まちづくりあきんど隊 隊長
生家は西津軽郡の総合衣料商。明治大学農学部農芸化学科を卒業後、青森市の武田百貨店に入社。1973年東北ニチイに出向・転籍し、東北ニチイ山形店、八戸店を経て、本部にて婦人衣料バイヤーを経験。八戸店店長を務める。86年退社、同年11月青森市新町商店街に婦人服専門店を開店。88年の商店街のまちづくりを契機に、青森市中心街区の「まちづくり」運動を展開し、現在に至る。全国各地の講演会・会議などを毎月40本以上担当。2007年より中小機構・まちづくりサポーターに就任。青森市新町商店街振興組合常務理事、青森商工会議所常議員、青森市中心市街地活性化協議会副会長、(有)PMO代表取締役社長、ほか役職多数。


服部 年明 (はっとり・としあき)
元・長野商工会議所 TMO事務局 タウンマネージャー
1964年三重県立四日市農芸高校卒業後、岡田屋(現イオン(株))入社。本社地域会社業務指導担当等を経て、75年信州ジャスコへ出向(商品本部、新店開発、提携会社経営を担当、85年常務取締役就任)、2000年イオン(株)を勇退、同年11月上田市に専門店とレストランの複合大型SCを開発・運営管理にあたる。02年中小企業総合事業団登録タウンマネージャーとなり、(株)まちづくり長野タウンマネージャーに就任。大規模商業店舗撤退物件の再生や『ぱてぃお大門』の開設を指揮。現在は長野市を後任に委ね、全国各地の中心市街地活性化事業のアドバイザーとして活躍中。(有)リテイルウォーク代表取締役、07年より中小機構・まちづくりサポーターに就任。


Copyright 2007 SOGO UNICOM Co.,ltd. All rights reserved.

[ホームへ戻る] お問合せ:03-3563-0099 E-mail