綜合ユニコム｜業態別にみた［商業施設］の投資評価と運用戦略研究

綜合ユニコム｜セミナー

商業施設への投資が活発化し、ポートフォリオに組み込む不動産ファンドが急増してきた。
様々なタイプがある商業施設のリスク分析と投資評価はどのように行なえばよいのか。

商業施設のリスク分析と投資評価は“業態”によってどのように異なるのか！
業態別にみた［商業施設］の投資評価と運用戦略研究
ＳＣ、専門店ビル、百貨店、ＧＭＳ、ロードサイド店舗など業態別評価のポイントは

ごあんない
　商業施設への投資が活発化してきました。オフィスビル、賃貸マンションに次ぐ第３のアセットとして商業施設への投資が注目されてきたわけですが、ここにきて内外の投資資金・不動産ファンドによる物件取得合戦が過熱しているようです。しかし、商業施設と一言でいっても業態はさまざまで、キーテナントと専門店で構成するショッピングセンターですら多彩な業態があり、核となる百貨店や総合スーパー（ＧＭＳ）を比べただけでも購買動機や商品構成がまったく異なり、その投資評価は一概に論じることはできません。しかも、商業施設にはそれぞれ特有の個性が強いため、店舗不動産の価格評価や賃料評価は容易なことではありません。
　本セミナーでは、商業特化型ＲＥＩＴの立場で多彩な商業施設投資を担当されてきた講師をお招きし、都市型・郊外型および複合型・単一型などのタイプ別、ならびに業態別にみた商業施設の評価手法と実際の投資・運用戦略を解説していただきます。投資対象としての商業施設に関心をもたれる皆様のご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13：00～14：50
Ⅰ．業態別にみた商業施設の投資評価手法
　 ――商業施設の「店舗不動産」「テナント賃料」をいかに評価して投資判断するのか
　● 商業施設の業態分類とタイプ別特性
　　　ショッピングセンター（ＮＳＣ、ＣＳＣ、ＲＳＣ、ＳＲＳＣ、新業態ＳＣ）／都市型専門店ビル／百貨店／
　　　総合スーパー（ＧＭＳ）／大型専門店／ロードサイド店舗／食品スーパー／など
　● 商業施設の価格形成要因
　● 業態別にみた商業・店舗不動産の評価手法
　● 商業テナント賃料の評価手法
　● 商業施設特有の個別要因とリスク分析
　● 投資対象としての商業施設評価のポイント
　● 事例紹介：ＧＩＳを活用した商業施設投資評価の実際
　● 質疑応答

講師：三菱商事・ユービーエス・リアルティ㈱　リテール本部　不動産投資部
シニアマネージャー／不動産鑑定士
深井　聡明

15：10～17：00
Ⅱ．商業特化型ＲＥＩＴのポートフォリオ戦略
　 ――「日本リテールファンド投資法人（JRF）」の投資方針・運用実績と今後の成長戦略
　● 商業施設を取り巻く投資市場環境
　● 商業施設特化型REITの強み
　● JRFの投資方針と運用実績
　　　・投資スタイル（グロース型／インカム型）
　　　・物件タイプ（都市型複合商業施設／郊外型複合商業施設／都市型単一商業施設／
　　　　郊外型単一商業施設）
　● REITとしての成長戦略（内部成長・外部成長）
　● 今後の商業施設ポートフォリオ戦略（どのような業態に注目しているのか）
　● 賃料収益向上のためのテナントリーシングの考え方
　●商業プロパティマネジメント会社選定のポイント
　● 業態転換・再開発ならびに新規開発型案件への取組み
　● “産業インフラファンド”立上げの背景と狙い
　● 質疑応答

講師：三菱商事・ユービーエス・リアルティ㈱　代表取締役社長
廣本　裕一

開催日時	2007年7月30日（月）　13:00～17:00
会場	銀座ラフィナート東京都中央区銀座1-26-1　TEL. 03-3564-0888（代表）
参加費	37,800円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,800円含む） ●同一申込書にて２名以上参加の場合は 35,700円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,700円含む） ※テキスト代、コーヒー代を含む。
（インターネットでもお申込みできます）
お問合せ・お申し込み先綜合ユニコム株式会社企画事業部　〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

深井　聡明　（ふかい　としあき）
三菱商事・ユービーエス・リアルティ㈱　リテール本部　不動産投資部
シニアマネージャー／不動産鑑定士
ミサワホーム㈱勤務後、(財)日本不動産研究所に入所。同所にて不良債権処理、不動産証券化などの不動産鑑定、コンサルティング業務に携わる。米国コロンビア大学大学院に留学し、不動産開発修士号を取得。米国GEの日本法人GEリアルエステート㈱不動産投資業務を経て、現在は日本リテールファンド投資法人の商業施設投資を担当する。

廣本　裕一　（ひろもと　ゆういち）
三菱商事・ユービーエス・リアルティ㈱　
代表取締役社長
1980年三菱商事㈱に入社し、主計部、資本市場部で資本市場関連業務や国内社債発行業務に携わる。この間、90年6月には米国ペンシルバニア大学ウォートンスクールに留学、ＭＢＡを取得。94年に三菱コーポレーション・ファイナンス・ピーエルシー出向ののち、98年から三菱商事の財務部および金融企画部で不動産証券化・不動産投資業務を担当。2000年12月、三菱商事・ユービーエス・リアルティ㈱代表取締役社長に就任。05年6月（社）投資信託協会理事、06年7月（社）不動産証券化協会国際委員会副委員長に就任。

※
日本リテールファンド投資法人は、2002年3月東証REIT市場に３番目に上場。資産総額は約2,500億円で投資物件数は41棟（07年4月時点）。主な株主は、三菱商事とユービーエス・エイ・ジー。ＲＥＩＴ市場初の商業特化型ＲＥＩＴであり、その運用物件は都市型から郊外型までの複合または単一商業施設と多岐にわたり、主なテナントにＧＭＳのイオンとイトーヨーカドーの割合が大きく占める。

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