綜合ユニコム｜「不動産金融ビジネス」入門講座

綜合ユニコム｜セミナー

不動産の金融商品化が進展して活況を呈する不動産投資ビジネス。
｢不動産金融｣の基本用語と概念を知らずして、今後の不動産ビジネスには取り組めない！

不動産証券化・流動化ビジネスに取り組む不動産事業者のための
「不動産金融ビジネス」入門講座
｢収益還元法｣｢不動産ファイナンス｣「不動産投資のリスク・リターン」｢不動産ファンド｣
など不動産投資ビジネスに欠かせない知識をわかりやすく解説する

ごあんない
　不動産投資市場が活況を呈しています。この背景には｢不動産の金融商品化」が進んで、証券化・流動化といった“不動産金融ビジネス”が台頭してきたことが大きな要因です。したがって、今後も不動産ビジネスを営む事業者にとっては、従来の不動産事業収支レベルの知識に加えて、不動産を投資対象として捉える｢不動産金融｣の知識習得が不可欠と言えましょう。ところが、不動産金融の世界は専門用語が多く、｢なかなか理解できない｣との声も数多く聞かれます。
　そこで本セミナーでは、不動産金融ビジネスの骨格をなす｢収益還元法｣や｢不動産ファイナンス｣｢不動産投資のリスク・リターン分析｣｢不動産ファンド｣などの概念を体系的に整理し、いかに不動産投資戦略・分析に活用できるかを、初めて不動産金融に携わる方にもわかりやすく解説してまいります。
不動産投資関連ビジネスの新任担当者ならびに地域の不動産事業者、また改めて基礎知識を体系的に習得し直したいという方々の積極的なご参加をお勧めいたします。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

13：00～17：00

Ⅰ．新しい「不動産投資理論」登場の意義
　　―｢不動産の金融商品化｣でビジネス領域が拡大
　　●不動産金融ビジネスの最新動向
　　●不動産金融ビジネスの発展の背景
　　●今後の不動産金融ビジネス
　　●新しい投資商品としての不動産
　　●不動産に対する価値観と投資ルールの変化
　　●新しい不動産ビジネスの確立とその背景
　　●新しい不動産金融プレーヤーの出現

Ⅱ．「不動産ファンド」とは何か
　　―｢不動産ファンドビジネス｣が市場を先導する
　　●不動産ファンドの種類と特性
　　●Ｊ－ＲＥＩＴと私募ファンド
　　●配当とレバレッジ―危険な関係
　　●証券化スキーム
　　●ファンド組成の要件
　　●ファンド組成の実務―アレンジャーの業務
　　●デューデリジェンスのポイント
　　●エンジニアリングレポートの作成

Ⅲ．「収益還元法」による不動産評価
　　―純収益と利回りで不動産価格が決まる
　　●キャッシュフローの現在価値
　　●正味現在価値(ＮＰＶ)と意思決定
　　●内部収益率(ＩＲＲ)の考え方
　　●収益還元法(ＤＣＦ法)による評価
　　●キャッシュフローの重要性／予測／特性
　　●キャッシュフローの確定と定期借家契約

Ⅳ．「不動産金融工学」と｢不動産ファイナンス｣の基礎
　　―不動産投資の理論的なリスク・リターン分析とファイナンスの効用
　　●不動産金融工学の役割
　　●不動産の特性とリスクの分析
　　●不動産のリスクとリターンを数値で知る
　　●ポートフォリオ理論―リスク分散
　　●不動産ファイナンス理論と基礎知識
　　●ノンリコースローンの特徴とメリット
　　●不動産ファイナンスの実務

Ⅴ．「不動産投資戦略と投資分析手法」をいかに活用するか
　　―不動産投資判断の指標となる
　　●不動産投資戦略決定要素
　　●不動産投資プロセスと投資計画
　　●不動産投資分析手法
　　　直接利回り（ＣＡＰ）／現金利回り／税引後現金利回り／税引後純資産利回り／
　　　増価純資産利回り／会計期間利回り／内部還元率（ＩＲＲ）／修正内部還元率（ＦＭＲＲ)　など

［講師］エステートリンク株式会社　代表取締役社長　寺嶋　峻

開催日時■	2007年6月27日（水）　13：00～17：00
会場	畜産会館東京都中央区銀座4－9－2　TEL03-3544-0611
参加費	●37,800円（１名様につき）（消費税および地方消費税 1,800円含む） ●同一申込書にて２名様以上参加の場合　 35,700円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,700円含む） ※テキスト・コーヒー代を含みます。
（インターネットでもお申込みできます）
お問合せ・お申込み先綜合ユニコム株式会社企画事業部　〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

寺嶋　峻（てらしま　たかし）
エステートリンク株式会社　代表取締役社長　主席コンサルタント

1944年生まれ。66年法政大学法学部卒業後、勧業不動産株式会社に入社。76年三井不動産販売株式会社に入社、初代流通営業本部・業務推進課長時代に「三井のリハウス」を立ち上げる。大阪支店・大阪住宅センター所長を経て、82年初代海外事業室・海外事業課長兼米国三井不動産販売副社長に就任。わが国初めての米国不動産投資コンサルティングを手がけ、ＤＣＦ法、米国流不動産投資理論、不動産ファンドを経験する。85年退社後にして渡米、87年ロサンゼルスにてTerraFM,Ｉnc.〈テラフィナンシャルマネゾメンツ〉設立し、代表取締役社長に就任。日本の法人・個人の対米不動産投資コンサルティング、ＡＭ／ＰＭスーパーバイズに従事。2002年エステートリンク株式会社取締役マネージング・パートナーCOO、04年代表取締役社長就任。不動産ソリューション、不動産ファンド・アレンジメント、アセット・マネジメント、ファンド・マネジメントを手がける。
主な著書に、『アメリカ不動産投資塾』（89年、土曜美術社）。『海外不動産投資入門』（91年、ダイヤモンド社）、日本金融工学学会会員。月刊プロパティマネジメント誌に「図解・不動産投資入門」を06年2月号まで38回連載。

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