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建設前のビルやマンション、商業施設、ホテル等の将来キャッシュフローを担保に
その開発段階で資金調達を図る「開発型不動産証券化」が普及しはじめた。

"未公開企業"や"無格付企業"でも活用が可能であることから、
そのスキーム組成とリスク分離の手法が注目されている。
各種リスクをいかにヘッジすれば開発段階で資金調達できるのか!
「開発型不動産証券化」のスキーム組成と活用事例研究

ごあんない
 「開発型不動産証券化」とは、不動産事業の将来キャッシュフローを担保にビルやマンションなどの建設前に開発資金を調達する仕組みのことを言います。最近では開発型証券化を活用したプロジェクトがさまざまな分野で実施されはじめ、アセットタイプでみても分譲マンションだけでなく、賃貸マンションや商業施設、オフィス、ホテル、結婚式場、都市再開発などに広がりをみせてきています。 特筆すべきは、デベロッパーが"未公開企業"や"無格付企業"であっても、プロジェクト自体の事業採算性が優れ、各種リスクを分離したスキームを構築していれば、開発型証券化に取り組めるという事実です。つまり、従来のコーポレートファイナンスでは信用力の劣る企業でも、プロジェクトの開発段階で資金調達を図ることができるわけです。
 本セミナーでは、開発型証券化の実務に精通したエキスパートを講師にお招きし、昨今の会計基準変更に伴うリスクなども整理し、ストラクチャー組成の留意点や具体的実施事例および不動産ファンドへの応用を詳しく学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:50
T.開発型証券化ストラクチャー組成における留意点と課題

 ●開発型不動産証券化とは何か
  ・不動産ファンドとの違い
  ・証券化の基本構造
  ・開発型証券化のメリット
  ・証券化における社会的責任
 ●基本的なストラクチャー組成の留意点
  ・どの段階で証券化が可能なのか
 ●開発型証券化におけるリスク分析とそのヘッジ手法
  ・環境、建設、経済的な価値状況、その他
  ・金利動向
 ●証券化の期間および出口戦略による相違
  ・出口を売却・分譲とするのか収益物件とするのか
  ・収益物件化する場合の証券化期間を建設期間中だけとするのか、収益物件となった後までを
   含めるのか
 ●開発型証券化に適した事業とそうでない事業
 ●開発型証券化の課題と今後の展望
 ●質疑応答

[講師]  株式会社日本格付研究所 ストラクチャード・ファイナンス アドバイザー 三國仁司氏


15:10〜17:00
U.開発型証券化事例と不動産ファンドへの応用


1.アレンジャーの立場で関わった開発型証券化
 ●開発型証券化の基礎知識
  ・開発型証券化実施にあたっての各プレーヤーの役割
  ・開発型証券化のメリット
  ・開発型証券化におけるリスク分析とヘッジ手法
 ●開発型証券化の具体的なアレンジメント事例
  ・地元デベロッパーのケース
  ・未上場デベロッパーのケース
  ・大手デベロッパーのケース(1)
  ・大手デベロッパーのケース(2)

2.不動産ファンドからみた開発型証券化
 ●開発型証券化のファンドビジネスへの応用
  ・開発型証券化の拡大
  ・ファンドビジネスへの応用
  ・ファンドビジネスへの応用事例
  ・会計リスク
  ・金融商品取引法
 ●質疑応答

[講師]東海東京ファイナンス&リアルエステート株式会社 副社長 COO 牧野 吉克氏


開催日時 2007年5月29日(火) 13:00〜17:00

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1-6-5 tel.03-3261-5521(代表)

参加費 37,800円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合は

35,700円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,700円含む)

※テキスト・コーヒー代を含みます。



インターネットでもお申し込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

三國 仁司(みくに ひとし)
株式会社日本格付研究所 ストラクチャード・ファイナンス アドバイザー
1976年日本長期信用銀行入行。88年から資産証券化担当として、リース債権・売掛債権等の証券化商品開発に携わる。94年日本ランディック(出向)、97年長銀総合研究所(出向)を経て、99年4月(株)日本格付研究所に入社し、現在ストラクチャード・ファイナンス・アドバイザー。専修大学大学院経済学研究科客員教授、中央大学専門職大学院アカウンティングスクール客員教授も務める。
主な著書に『不動産の証券化と方法』『資産・債権流動化の実務必携』『不動産投資ファンド』『日本の金融資産証券化の方法』『日本版リバース・モーゲージの実際知識』『ABSメザニン投資のすべて』等多数ある。

牧野 吉克(まきの よしかつ)
東海東京ファイナンス&リアルエステート株式会社 副社長 COO
1955年生まれ。日本福祉大学経済学部経済学科卒業。88年丸万証券(現・東海東京証券(株))に入社。債券部チーフトレーダー、金融法人部課長などを経て、99年より金融商品開発業務を担当。この間、2001年には法政大学大学院経営学修士課程を修了してMBAを取得。不動産をはじめとする資産流動化業務、デリバティブを利用した金融商品開発業務などに携わる。東海東京証券では開発型証券化の支援をすでに6案件実施しており、ほとんどのプロジェクトで"わが国初"となる新たなスキームづくりに取り組んできた。

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