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まちづくり三法の改正により、中心市街地で成立する商業のあり方が問われている。
その最有望業態として注目される「タウンセンター」とは何か。
その機能構成のあり方、環境演出、わが国における成立メカニズムとは。

中心市街地を活性化する[街づくり型]商業新業態
「タウンセンター」の開発・事例研究
先行するアメリカの事例と日本における類似例から成立要件と事業性を展望する

ごあんない
 まちづくり三法の改正により、郊外型立地の大型ショッピングセンター(SC)開発に規制がかかるなか、それに代わる新たな商業業態として「ライフスタイルセンター」や「タウンセンター」に注目が集まっています。小商圏を対象に地域コミュニティ機能をもつ近隣型の「ライフスタイルセンター」に対し、広域圏を対象に多目的な機能を合わせもつ業態が「タウンセンター」です。それは古きよき商店街の良さを活かしながら、病院や図書館、住宅などの地域住民の“生活機能”と、ホテルやショッピングセンター、劇場などの“商業機能”を融合させることによって、中心市街地の活性化を促す新しい複合業態として期待されています。
 本セミナーでは、この「タウンセンター」に焦点を当て、その登場の背景と業態特性を明らかにしてまいります。また「タウンセンター」開発で先行するアメリカの事例と日本における類似開発事例を詳解し、成立メカニズムと機能構成のあり方、環境演出、テナントミックスから、わが国における事業性と展開の方向性を展望してまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00(途中休憩を挟みます)

T.[街づくり型]新業態商業施設「タウンセンター」とは
   ○商業施設・SC業態の歴史と変遷
   ○中心市街地を活性化させる今後の有望業態「タウンセンター」
    ・まちづくり三法の改正と中心市街地活性化の課題
    ・郊外大型SCからライフスタイルセンター、タウンセンターへ
   ○タウンセンターとは何か
    ・ライフスタイルセンターから発展したタウンセンター
    ・オープンエアモールを基本とした“散策ができる”街づくり型SC
   ○タウンセンターにはどのような機能構成が望ましいか
    ・基本は“そこに住む住民”のための機能
    ・にぎわいを出すための商業機能
    ・人が集まるコミュニティ機能

   
U.アメリカで成功した「タウンセンター」開発事例
   ○「ヴィクトリア・ガーデンズ」(米国カリフォルニア州ランチョ・クカモンガ市)
    ・機能構成:シネマコンプレックス・公園・カルチャーセンター
    ・特徴:新興住宅地の顔、住宅と商業が融合した中心市街地活性化のモデル事例
   ○「サウスレイク・タウンスクエアー」(米国テキサス州サウスレイク市)
    ・機能構成:市役所・オフィスビル・郵便局・図書館・タウンホール
    ・特徴:市役所などの行政機関を核機能とし、公共施設と商業が一体化
   ○「シティ・プレイス」(米国フロリダ州ウエストパームビーチ市)
    ・機能構成:オフィスビル・ホテル・住宅・劇場・市民ホール
    ・特徴:旧中心市街地を再開発・復活させたモデル事例
   ○「イーストン・タウンセンター」(米国オハイオ州コロンバス市)
    ・機能構成:ホテル・オフィス・住宅・シネマコンプレックス、アミューズメント施設
    ・特徴:新たな立地に開発された立地創造型タウンセンター


V.わが国における「タウンセンター」類似開発例
   ○「アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区)
    ・地域住民の生活センターと広域対応のレジャーセンターが融合
    ・「働く・住む・遊ぶ・憩う」機能を複合させた都市型ニュータウンセンター
   ○「ラゾーナ川崎」(神奈川県川崎市)
    ・駅前に商業・住宅・オフィス・公園を備える「都市型タウンセンター」の考え方モデル
    ・地域コミュニティの場となる空間演出と街並み
   ○「フェスティバルシティ・アウガ」(青森県青森市)
    ・中心市街地の活性化を狙った「日本型タウンセンター」の考え方モデル
    ・図書館、多目的ホールの公共施設とフードバザール、ファッション専門店の複合業態


W.わが国における「タウンセンター」開発の方向性
   ○わが国におけるタウンセンターの成立要件と機能性
    ・ライフスタイル型テナントミックスとRSC型テナントミックスを融合させる
    ・オープンモール型で散策させる環境演出
    ・コンパクトシティを実現させる機能を配備する
     病院/シニア・ヘルスケア施設/市民ホール/図書館/公共サービス施設/
     ホテル/商業施設
    ・にぎわいが創出できるエンターテインメント性のある業態を導入
     アミューズメント施設/飲食店/劇場/シネマコンプレックス/物販
   ○わが国での展開プラン
    ・規模/立地/環境演出/テナントミックス/複合施設

開催日時 2007年3月20日(火) 13:00〜17:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 tel.03-3564-0888(代表)
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 37,800円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合は
35,700円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,700円含む)
(テキスト・コーヒー代を含む )

インターネットでもお申し込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

六車 秀之(むぐるま・ひでゆき)
株式会社ダイナミックマーケティング社 代表
日本SC協会認定SC経営士

1945年香川県生まれ。ショッピングセンター及び流通業のマーケットリサーチ・企画・コンサルティング歴は30年に及ぶ。デベロッパーサイドからのショッピングセンター開発・リニューアルを中心に業務を行なっている。SCコンサルタントは開発という視点からの指導が多いなか、早くから長期繁栄のための運営サイドの視点からSCのあり方を訴えつづけ、流通飽和期の中で生き残るための勝ちパターンの原理・原則を着々と確立している。
主な著書に『SC開発の原理・原則と診断事例集(98年/綜合ユニコム刊)』『アウトレットモール開発計画・実態調査資料(99年/綜合ユニコム刊/絶版)『ライフスタイルセンターの成功のメカニズム』(06年/ダイナミックライブラリー刊)『SC開発・リニューアル・運営のノウハウ集』(03年/ダイナミックライブラリー刊)『流通とSC・私の視点(第1集〜第6集)』(06年/ダイナミックライブラリー刊)などがある。

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