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集客施設の差別化・付帯機能としてキッズを対象とした施設の登場が顕著になっている
少子化社会でファミリー層の支持を得る業態開発をいかに行なうか

「キッズサービス施設」開発・導入研究
保育施設/託児サービス(一時預かり)/親子レストラン

基本的なビジネスモデル、事業構造と運営手法とは?
市場動向を整理し、事例からキッズ市場における成功要因と施設開発の方向性を探る

【ごあんない】
 出生率が低迷するなか、消費は子どもに集中し多種多様な商品・サービスが登場してきました。2003年には「次世代育成支援対策推進法」が施行され、社会全体で子育てを支援する考え方が広く世の中に浸透してきました。こうした行政の動きを背景に、社会的にも“子育て支援”の役割を担いながら収益を得る、新しいキッズサービス施設が登場し注目を集めております。しかし、この市場は公共・福祉の色合いが強く民間企業の収益軸にはなりにくいうえ、特殊なノウハウが必要であることから異業種からのマーケット参入は難しいとされてきました。 少子化社会が進展することは予想され、これに対処すべくどのようなキッズサービスを提供していくかは今後の大きな課題です。特に集客施設では、ファミリー層を獲得する機能としてキッズサービス施設の開発・導入は必須条件になるものと思われます。
 本セミナーでは、国内のキッズ市場を分析し、求められる施設・サービスを開示いただきます。また、急速に開発が進む[保育所]、付帯機能として施設への導入が注目される[託児サービス(一時預かり)]、親のニーズに応えて脚光を浴びる[親子レストラン]の事例を取上げ、基本的なビジネスモデル・事業構造を明らかにし、開発・導入のポイントと今後のサービスや施設開発の方向性を探ってまいります。


セミナープログラム

13:00〜14:10[キッズ市場動向と保育所]
T.少子化の捉え方と『キッズプラザ アスク』からみる
   保育所のビジネスモデル

   ○少子化市場の現状と捉え方
    ・保育・託児市場の分析と市場規模
    ・エキナカ・マンション内などに進む保育所の開発立地
   ○保育所開設・運営のための基礎知識と手順
    ・保育所の種類と基準
    ・保育所開設の手順
    ・保育所ビジネスにおける事業収支の考え方
   ○『キッズプラザアスク 汐留園』(東京認証保育所)の事例からみる施設開発と運営手法
   ○少子化社会におけるキッズビジネスのポイント

14:20〜15:30[託児サービス]
U.保育・託児機能の導入で差別化と付加価値アップ!
   『ハッピーローソン』の託児サービス導入手法

   ○様々な業種・業態にある「保育・託児」需要
    ・企業内保育/病院内保育/サービス施設内保育/イベント保育/ベビーシッター
   ○『ハッピーローソン(東京都日本橋)』における託児サービス導入経緯と手法
   ○集客施設に保育・託児機能を導入する際のポイント
    ・業態と立地
     美容室/スポーツジム/スキー場/アミューズメント施設/商業施設 など
    ・基本的事業収支の考え方
    ・運営手法
   ○今後課題となるのは独自性のあるサービスの提供

15:50〜17:00[親子レストラン]
V.“子連れ限定”“本物志向”でニーズを掘り起こす
   新業態レストラン『キッズパーク バンビーレ』の開発・運営手法

   ○『キッズパーク バンビーレ』開発の経緯
   ○施設概要とコンセプト
   ○オープン後からみえてきた運営状況
    ・商圏範囲/利用動向/親たちのコアニーズはどこか
   ○マーケティング戦略
    ・販促戦略/出店立地の考え方/メニュー構成/規模
   ○来店動機につながるインターネット情報をいかに利用するか
   ○今後のバンビーレの展開

開催日時 2007年3月9日(金) 13:00〜17:00

会場 畜産会館
東京都中央区銀座4-9-2 TEL 03-3544-0611

参加費 37,800円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合は
35,700円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,700円含む)

※テキスト代を含む



インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

山口 洋
株式会社JPホールディングス 代表取締役
1961年京都市生まれ。明治学院大学法学部卒業後、大和証券株式会社に入社。 法人営業やM&A分野を担当し、1992年同社を退職。 1993年有限会社ジェイ・プランニングを設立、代表取締役に就任。2002年ジャスダックに株式上場。2004年10月株式会社JPホールディングスに商号を変更。2006年3月聖徳大学大学院児童学研究科児童学修士取得し、子育て支援に関する専門的研究を行なう。社会福祉法人アスクこども育成会設立、理事長に就任。2006年日本こども育成協議会の副会長に就任。現在、認可保育所6園(うち指定管理者2園)・認証保育所18園・認定保育所5園・認可外託児所3園・児童館5施設・学童クラブ9施設を運営する。今後は子育て支援事業の全国展開をさらに図ってゆく。

●「キッズプラザアスク 汐留園」施設概要(東京認証保育所)
 所在地:東京都港区海岸1-1アクティ汐留2階
 オープン:2005年7月
 事業主体:(株)日本保育サービス(鰍iPホールディングス 連結子会社)
 施設面積:約200平方メートル
 開園時間:〔月曜〜土曜〕7:30〜22:00 
        〔日曜祝祭日〕8:00〜18:00
 定員:30名
 利用料金例:月極保育70,000円(1・2歳児/週5日コース)、
         一時預かり900円(2歳以上/8:00〜20:30のうち1時間あたり)
※時間、こどもの年齢によって異なります。


大塚 雅一
株式会社キッズコーポレーション 代表取締役
1966年栃木県生まれ。拓殖大学政経学部卒業後、乳幼児教育の重要性を感じ白鴎女子短期大学幼児教育科に入学、幼稚園教諭の免許を取得。大学付属幼稚園勤務、幼稚園副園長を経て1993年ベビーシッターサービス『ピーターパン』を創業。1995年に法人化し、株式会社キッズコーポレーションを設立。1996年にピーターパン保育園を開園。その後、美容室・スポーツジム・サーキット場・スキー場・アミューズメント施設などの保育施設を運営受託する。現在直営店10店舗、開業指導店18店舗。「こんなところに託児所がほしい」というニーズを機敏に取り入れ、全国にサービスを広げる。 学校法人看護・リハビリ専門学校理事。とちぎニュービジネス協議会理事、学校法人専門学校理事を務める。

●「ハッピーローソン 日本橋店」施設概要
 所在地:東京都中央区日本橋室町2-2-1
 オープン:2006年12月
 事業主体:(株)ローソン (2階キッズスペースを(株)キッズコーポレーションが運営受託)
 1、2階店舗面積:約268平方メートル(うちキッズスペースは40平方メートル)
 営業時間:7:00〜23:00
 定員:10〜15名(キッズスペース)
 利用料金例:一時預かり500円(30分あたり)
 ※時間、こどもの年齢によって異なります。



木戸 幸彦 
株式会社キューブコミュニケーションズ 代表取締役
1963年生まれ。1991年株式会社パブリックリレーションズを設立、代表取締役に就任。1996年に株式会社ガイアに入社。1999年に独立し、新スタイルの飲食空間プロデュースと運営を行なう株式会社キューブコミュニケーションズを設立し、代表取締役に就任。代表店舗に「個室レストラン&カラオケ」業態の「アリアブル」があり、現在都内に2店舗、大阪に1店舗を展開している。「アリアブル」は食材にこだわったメニューを揃え、接待・パーティなどの需要があるが、ここ数年、土・日祝日に小さな子ども連れのグループやファミリーの来店が目立つようになり、2006年5月に本格カフェレストランの“味”に加え、入店を子連れ限定にする『キッズパーク バンビーレ』1号店を大宮にオープンさせた。2007年3月にはららぽーと横浜に2号店をオープンする予定。

●「キッズパーク バンビーレ」施設概要
 オープン:2006年5月
 所在地:埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-263-6イトーヨーカドー大宮店1F
 事業主体:潟Lューブコミュニケーションズ
 店舗面積:198平方メートル
 席数:60席
 利用料金:子ども60分300円(以降、延長料金30分100円)
 客単価: 1,400円
 営業時間:10:00〜21:00

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