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不動産事業のなかでも近年、著しい伸長をみせる「不動産ファンドの組成・運用事業」。
J-REIT(不動産投資信託)より急拡大する『不動産私募ファンド』の存在感が増している。
今後も健全に発展を遂げていくための組成・運用のあり方を開示する。

『不動産プライベートファンド』の組成・運用実務講座
『不動産プライベートファンド』の組成手順から「新規開発物件の取組み」
「バリューアップ手法」「出口戦略」などの実践的運用手法までをわかりやすく解説する。

ごあんない
 活発化する不動産証券化・投資ビジネスのなかでも特に注目されるのが、少数の機関投資家等から資金を集めて不動産に投資・運用する『不動産プライベートファンド』組成の動きです。いまやその資産総額は6兆円規模と、J−REITの資産総額(5兆3,000億円)を上回っていると言われています。しかしながら、近年の相次ぐ法改正により不動産金融商品としての情報開示や投資家保護が強く求められ、加えて不動産ファイナンスの環境も変化しており、従来のように安易に『不動産プライベートファンド』を組成しづらくなっています。また、既存の優良物件の枯渇から投資対象を新規開発案件や既存物件のバリューアップ案件などに広げる必要性に迫られています。
 そこで本セミナーでは、昨今の事情を踏まえた上で『不動産プライベートファンド』を組成・運用していくための留意点を解説するとともに、さらに戦略的運用手法についても開示いたします。 不動産ファンドビジネスに興味のある不動産事業者の方の積極的なご参加をお勧めいたします。


セミナープログラム

13:00〜14:50
I. 『不動産私募ファンド』の組成手順と実務上の留意点
  ―最近の不動産私募ファンドを取り巻く環境変化を踏まえ、
    組成・運用のあり方はいかに変わるのか


●不動産私募ファンドを取り巻く環境の変化
●関連業法改正が私募ファンド組成に与える影響
●不動産私募ファンドの組成スケジュールと流れ
  中間法人設立/合同会社(LLC)設立/匿名組合出資の募集/物件選定/
  デューデリジェンス作業/融資行・受託行の選定/ドキュメンテーション作業
●クロージング作業
  プレクロージング(資金決済日前日まで)/クロージング(資金決済)
●ファンド稼動後
  レポーティング/ファンド経理と決済
●SPVの比較とスキーム構築における留意点
  TKから合同会社へ/TMKによる対応
●ファンドの内部管理体制の構築
●法令遵守(コンプライアンス)における留意点

 [講師]  豊穣コンサルティング株式会社 代表取締役 高橋 誠介


15:10〜17:00
U.『不動産プライベートファンド』の戦略的運用のあり方
  ―ファンドを運用する際の物件取得、開発型への取組み、既存物件のバリューアップ、
    そして出口戦略をいかに描くか


●最近の不動産ファンドを取り巻く環境と今後の動向
●不動産ファンドの投資適格物件とは
●不動産ファンドの運用手法(1)バリューアップ手法
  リニューアル/コンバージョン/テナントリーシング
●不動産ファンドの運用手法(2)新規開発案件の取り込み
  開発業者との契約交渉手続きのポイント/建物竣工後の引渡しのタイミング
●ファンドにとってAM/PMの役割
●ファンドの事業構造(収益構造)
  アクイジションフィー/AM・PMフィー/ディスポジションフィー
●ファンドの出口戦略
●今後のファンド運営に求められる課題

 [講師]ブリッジ・アドバイザーズ株式会社 代表取締役社長 橋本 隆

開催日時 2007年2月16日(金) 13:00〜17:00

会場 九段会館
東京都千代田区九段南1丁目6番5号 TEL.03-3261-5521

参加費 39,900円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,900円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合は
37,800円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,800円含む)

※テキスト・コーヒー代を含む



インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

高橋 誠介(たかはし のぶすけ)
豊穣コンサルティング株式会社 代表取締役

1980年三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、国内支店において融資業務を担当。また、海外現地法人にてプロジェクト・ファイナンス、コンストラクション・ファイナンスおよび海外企業向けシンジケートローンを担当。2000年5月に退職。
その後、日本不動産投信(株)、東誠不動産(株)にて不動産証券化業務に従事し、05年10月に豊穣コンサルティング(株)を設立、同社代表取締役に就任。日本不動産投信では証券投資法人の設立・運営と特定目的会社(TMK)の設立・運営に従事し、東誠不動産(株)をでは主に「YK−TKスキーム」の証券化業務に携わった。
主な著書に『小口ノンリコースローン・小規模ファンドマネジメント実践実務資料(04年/綜合ユニコム刊)』『不動産私募ファンド組成マニュアル&必要書式集』(06年/綜合ユニコム刊)などがある。



橋本 隆(はしもと たかし)
ブリッジ・アドバイザーズ株式会社 代表取締役社長

京都大学工学部建築学科卒業後、積水化学工業(株)に入社し、住宅事業本部にてユニット住宅、「セキスイハイム」の商品開発、マーケティングに従事。1990年に証券アナリストに転じ、カウンティ・ナットウェスト証券会社にて建設・住宅・不動産業界を担当。94年よりソロモンブラザーズ証券会社(現・日興シティグループ証券(株))。2004年4月ブリッジ・アドバイザーズ(株)を設立し、代表取締役社長に就任。一級建築士、日本アナリスト協会検定会員(CMA)。住宅業界での豊富な実務経験ならびに14年にわたる証券アナリスト業務を通して、住宅・不動産実務と証券・金融業務の両面に精通。一級建築士を持つ証券アナリストとして証券業界では異色のキャリア。豊富なアナリスト経験を通して建設・住宅・不動産業界の経営トップ、および国内・海外の大手機関投資家と交流を深める。01年9月のJ-REIT(不動産投資信託)創設の際には、アナリストの視点からJ-REITの評価モデルの開発、レポート作成、国内・海外投資家への啓蒙活動に注力。ブリッジ・アドバイザーズ設立後はコンサルティング業務、不動産ファンドおよび投資法人に対する不動産ソリューションの提案業務などで豊富な実績がある。

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