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投資対象としてみた「病院」の魅力とリスク分析、そして再生手法を開示!
オペレーショナル・アセットのなかでも難易度が高いとされる「病院」。
医療制度改革により経営が左右される等のリスクは高いものの、
半面で経営改善による収益の伸びも大きいとされる。
「病院」資産のリスク分析と収益改善の手法を明らかにする。

「病院」投資の魅力とは何か。そして、いかに再生を図るのか。
「病院」資産の投資評価と再生手法研究

ごあんない
新たな投資対象として「病院」が注目されています。病院経営は、急激な高齢化とともに医療費が増大し、マーケットの成長性・潜在力は大きいといわれています。一方、施設の老朽化に伴う建替えや新たな高額医療機器導入にあたって医療法人の資金調達余力は著しく低下しています。また一部の医療法人では、医療法人ゆえの事業感覚の乏しい経営により経営破綻のおそれもあり、「病院再生」が大きな課題となっています。
このようななか、病院の資産等に投資する不動産ファンドが登場し、病院にとっては新たな資金調達の途が開け、病院再生を促進するものとして期待されています。投資対象としての病院をみると、医療制度による保護によって新規参入が抑えられ安定した運営であり、経営改善による収益の伸びも大きいことなどが魅力とされていますが、その一方で医療制度の改正により収益性が左右されたり、他事業への転換が困難なことなどがリスクとされています。
本セミナーでは、病院資産への投資とアセットマネジメントならびに再生で実績をお持ちの講師をお招きし、新たな投資対象として注目される医療機関の「資産評価」をわかりやすく解説いただくとともに、「病院再生の手法」についても事例を交えて開示いただきます。病院関係者の皆様をはじめ、病院再生業務に関わる金融機関の方々、また投資対象としての病院にご関心をお持ちの皆様のご参加をお勧めいたします。


セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00 (途中休憩を挟みます)

T.医療機関への投資の意義と可能性
   1) 医療機関に対する投資の意味
   2) 基本的アプローチ手法
   3) 投資機会とリスクの類型(どこにどのようなニーズがあるのか?)
   4) 医療機関の資金需要の類型
   5) 病院事業の特徴
   6) 病院の事業価値とは何か?
   7) 病院事業の信用力とは何か?
   8) 病院事業投資に必要な資質

U.医療機関投資の資産評価手法とそのポイント

   1) 資産価値は本当にあるのか?
   2) 事業価値へのアプローチ
   3) 財務分析のポイント
   4) 事業デューデリジェンスのポイント
   5) 資産評価のポイント
   6) プライシングの考え方

V.医療機関の事業デューデリジェンスへのアプローチ例

   1) 患者数に関する分析
   2) 単価に関する分析
   3) コスト分析
   4) 総合評価に考え方

W.医療機関の再生投資へのアプローチ

   1) 医療機関の再生投資
    ○医療機関の再生投資とは何か?
    ○再生支援の検討
    ○法的再生か私的再生か?
    ○病院再生に必要な視点
   2) 財務基盤の再生へのアプローチ
   3) 事業競争力の再生へのアプローチ
    ○再生シナリオの検討
    ○リスクファクターの洗い出し
    ○再生計画の策定
    ○支援のための再生計画と実行計画
   4) 経営体制の再生
    ○経営者責任問題
    ○自力再生かスポンサー導入か
    ○病院再生におけるスポンサー類型
    ○スポンサースキームの論点整理
    ○スポンサーの妥当性判断

■講師:原 享弘 株式会社キャピタルメディカ 取締役
            最高執行責任者 兼 戦略投資部長


開催日時 2007年2月8日(木) 13:00〜17:00

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 tel.03-3564-0888(代表)

参加費 37,800円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合は
35,700円 (1名様につき)
(消費税及び地方消費税1,700円含む)

※テキスト・コーヒー代を含む



インターネットでもお申し込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

原 享弘(はら・たかひろ)
株式会社キャピタルメディカ 取締役
最高執行責任者 兼 戦略投資部長

1970年愛知県生まれ。93年早稲田大学法学部卒業後、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)入行。2002年に、あおぞら銀行の病院再生チームの前身となる医業経営評価プロジェクトを立ち上げる。以後、医療福祉向けのプロジェクトファイナンスの本格的な導入に尽力する一方、地域金融機関をサポートする形で全国各地で病院再生スキームの取りまとめも手がける。病院再生案件では国内有数の経験を持つことで知られており、 病院事業の構造や特殊性を理解した病院事業価値分析を得意にしつつ、同時に高度なファイナンステクニックにも精通する数少ないプレーヤーである。06年10月より現職に転じ、COOとして投資部門全般を統括、特に病院再生案件や設備投資(移転・建替等)案件への支援型スポンサースキーム、資産(事業)の流動化スキームなどヘルスケアファイナンス事業分野におけるリスクマネー供給スキームの構築に尽力している。  
また、03年11月に発刊された『病院経営の再生と実務』(経済法令研究会刊)での寄稿をはじめとする数多くの寄稿のほか、綜合ユニコムにて新春発刊予定の経営資料集『病院資産の投資評価と再生の実務(仮題)』でも中心執筆陣となっている

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