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「投資判断時」「運用段階における投資戦略策定」「バリューアップ計画策定」
などの際に基準となる、精度の高いCAPEXを算出するために

オフィスビルの「大規模修繕費算出」と「発注・監理」実務研究セミナー
<不動産バリューアップに繋げるための修繕投資・改修計画>

ごあんない
 不動産に対する価値観が大きく変わり、不動産を所有することに価値を見出すのではなく、不動産を活用することに価値を見出す時代となりました。このため、建物の利用期間あるいはライフサイクルに着目して総費用を算出し、合理的な投資判断に役立つ経済的評価の重要性が以前にも増して高まってきています。なかでも精度の高い大規模修繕・リニューアル費の算出を行なうことは、通常のLCC(ライフサイクルコスト)、事業計画判断、建て替えか否かの投資判断、リニューアル・補強投資判断、設備機器更新判断、長寿命化対応、バリューアップ計画時のCAPEX検討時などの実務において、緊急の課題となっております。しかしながら、これまでは新規施設建設に重点がおかれ、既存施設の維持保全についてはあまり省みられることはなく、特に大規模修繕・リニューアルについては、その発注におけるクオリティ・価格の精査や発注・監理手法については明確とはいえませんでした。
  本セミナーでは、ビル売買時や投資判断の際の基準となる大規模修繕・リニューアル支出算出手法を明確にするとともに、大規模修繕・リニューアル計画の立て方から、ビルの市場価値を上げるリニューアル工事発注・監理手法まで学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00 ※15時前後に15分間のコーヒー休憩の他、随時休憩を挟みます。

I.建物の資産価値と保全計画
   1.設備・不動産の価値向上
   2.「CAPEX」(資本コスト)の基本的考え方
     ○修繕費(費用的支出)と資本的支出の分類
     ○修繕・リニューアルのキャッシュフロー
     ○減価償却の扱い方
   3.「エンジニアリング・レポート」を取り巻く環境
   4.ITを活用した資産保全
     ○「QM-NET」を使った活用事例

  ■講師:清水 博 (株)リバックス建築環境計画 代表取締役/ (株)再生計画研究所 代表取締役


II.修繕・リニューアル支出の推計値算出手法
   1.修繕・リニューアル項目について
   2.修繕・リニューアル工事の調達方策
     ○予算化、発注方法、実施予算の策定、スケジュール管理・監理手法
   3.工事原価の考え方
   4.「マニフェストリニューアル」
   5.工事費推計・算出方法

  ■講師:樋口 靖 ケーアンドイー(株) 代表取締役社長


III.長期修繕計画の必要性と大規模修繕工事費算出
   1.「エンジニアリング・レポート」の役割と重要性
     ○リスクを読み取る・・・「建物再取得価格」の考え方
   2.長期修繕計画作成上の留意点
     ○短期・中期修繕計画とLCC(ライフサイクルコスト)
     ○長期修繕計画作成によるメリット
   3.長期修繕工事における修繕・更新費
     ○【実例研究】Excelを使った長期修繕計画策定の実例

  ■講師:計良 篤美 (株)リバックス建築環境計画 代表取締役


IV.質疑応答

開催日時 2007年1月24日(水) 13:00〜17:00

会場 畜産会館 
東京都中央区銀座4-9-2 TEL 03-3544-0611
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。


参加費 37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合
 35,700円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含みます。


インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

清水 博(しみず ひろし)
(株)リバックス建築環境計画 代表取締役/(株)再生計画研究所 代表取締役

1952年生まれ。79年(株)熊谷組に入社後、90年タウン開発(株)、92年(株)リバックス取締役建築部長を経て、94年(株)リバックス建築環境計画を設立。主な実績に、事業管理・長期修繕計画・LCC関連整備(ホテル、スポーツ施設、オフィスビル、共同住宅)、事業計画(ホテル、オフィスビル)、設計・工事管理・請負工事(共同住宅)、企画・設計(共同住宅、福祉施設、ホテル)等がある他、建築コンサルタント、再生コンサルタントとして活躍中。
主な執筆に、「既存建物転用・再生のための事業計画手法&事例集」「不動産のコストプランニングと事業評価実務」「タイプ別ホテル事業の投資評価・再生実務資料集」「リラクゼーション・ヘルス・ビューティ施設の開発計画&運営実態資料集」「第三の高齢社会対応住宅 事業化モデルプラン集」(以上、綜合ユニコム)があるほか、「ビルリニューアルのコスト計画とビル中長期維持・保全計画の実際的進め方」((財)日本ビルヂング経営センター)、「ビルリニューアルの進め方−コストコントロールを中心として」((財)日本能率協会)等の講師としても活躍中。

樋口 靖(ひぐち やすし)
ケーアンドイー(株) 代表取締役社長

1952年生まれ。76年(株)熊谷組入社後、住宅本部住宅建築部部長、住宅本部本部長代行、東北支店建築部部長等を歴任し、年間売上約2,000億にのぼる集合住宅(マンション)の原価低減に取り組み、「工数標準化によるコストダウン」「工種別原価低減リスト500項目」等の活動において主導的な役割を果たす。2003年ケーアンドイー(株)代表取締役社長に就任。同社では、『建設サービス業の実現』を標榜し、お客様の資産(建物・土地)の最良価値を提供すべく、ソリューションコストマネジメントを取り入れ、お客様の要求品質に応じて常に最良のコストを提示すべくリニューアル工事No.1企業を目指す。また、05年よりNPO法人日本マニフェスト住宅協会の理事として「安かろう、悪かろう」のコスト低減ではなく、お客様との相互の信頼関係を築くため『原価の公開』をひとつの公約(お客様とのお約束)とした『マニフェストリニューアル』の普及・展開の活動を進めている。

計良 篤美(けいら あつみ)
(株)リバックス建築環境計画 取締役

1967年生まれ。91年横浜国立大学建設学科卒業後、タウン開発(株)入社。93年(株)リバックス、95年(株)リバックス建築環境計画を経て、2003年同社取締役及び管理建築士に就任。
主な実績として、総合監理(割烹旅館、リゾート施設、ホテル)、設計監理(店舗・工場、ホテル、共同住宅、タウンハウス、医療福祉施設)、工事管理(官庁)、プロパティマネジメント業務(共同住宅)、コンストラクションマネジメント業務(共同住宅)、コンサル(ホテル、共同住宅、工場)、調査・診断(エンジニアリング・レポート、耐震診断、石綿含有調査、建物評価)などのほか、建物の遵法性・耐震性・構造計算書偽装チェックなどがある。

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