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温泉旅館&リゾートホテルのターンアラウンドマネジメント
正念場となる温泉旅館&リゾートホテルをいかに再生させるか
[成長戦略]と[経営革新]手法を徹底検証

ターンアラウンドマネジメント
温泉旅館&リゾートホテル[再生]研究

温泉旅館の再生スキームの考え方と事業再生の視点とは
温泉旅館を短期間でV字回復させた「蓼科温泉ホテル親湯」マーケティング戦略を一挙公開
ダウンサイジングと意識改革で再生した金谷ホテル観光の成長戦略を探る

ごあんない
 都市銀行の不良債権処理、大手企業の[事業再生]が収束し、現在は地方銀行による不良債権処理が大詰めの段階に入っております。特にリゾート事業再生の動きが活発化するなかで、地方における温泉旅館やリゾートホテルは、過去の過剰投資のツケをどのような再生手法や再生スキームの構築によって[経営を革新]し、[成長戦略]の軌道にのせられるのかが問われております。
 本講座では、温泉旅館とリゾートホテルの再生に焦点をあて、企業再生アドバイザリーである(株)セントラル総合研究所の基本的再生スキームの考え方や事業再生のポイントはじめ、短期間でV字回復を達成させた「蓼科温泉ホテル親湯」の再生手法や「鬼怒川金谷ホテル&鬼怒川温泉ホテル」の取組みを通じて、温泉旅館&リゾートホテルのターンアラウンド実践手法を検証。再生にあたってのデューデリジェンスをどうみるのか。成長戦略のための追加投資を何にいくらかけるのか。そして、家業経営から企業経営への仕組みづくりと意識改革をどのように行ない、再生を果たしたのかを開示いただきます。

セミナープログラム&タイムスケジュール

[総論]13:00〜14:10
T.温泉旅館&リゾートホテルの再生スキームと事業再生の視点
   ――[温泉旅館&リゾートホテル]再生事業の役割と成功への秘訣

 1.再生事業の基本的な考え方
   (1)大企業と中小企業の再生の違い
   (2)債権者(投資家)再生と債務者再生
   (3)基本的スキーム
 2.旅館&ホテルの事業再生
   (1)再生の役割と問題点
   (2)デューデリジェンスの重要性
   (3)事業再生のスキームとパターン
 3.再生事例
   (1)伊豆のペンションにおける再生事例
   (2)北陸の温泉旅館における再生事例
   (3)東北のホテルにおける再生事例


[事例研究]14:20〜15:30
U.年間稼動90%を達成した「蓼科温泉ホテル親湯」
   ――99年売上高3億3,800万円から06年6億5,000万円へ

 1.設備投資せずに業績をアップさせるコツ
   (1)ポーターの5forces
   (2)市場ライフサイクルに基づく戦略策定(PPM)
 2.具体的に着手したマーケティングステップ
   (1)まずお客様をいくらで買うかを考える
   (2)人気宿泊プランの開発手法
   (3)直販比率・県内比率を高める
 3.競合施設との関わり方
   (1)市場別1対1の戦い方
   (2)親湯における今後の方向性


[事例研究]15:40〜16:50
V.商品価値の訴求で独自路線を歩む金谷ホテル観光株式会社
   ――リニューアル投資と運営手法の改革によって売上げと平均消費単価の
     大幅アップを可能とする「鬼怒川金谷ホテル&鬼怒川温泉ホテル」の再生手法

 1.再生のスキームと経緯
   (1)再生の基本的なスキーム 
   (2)デューデリジェンスの役割と課題
 2.商品価値の訴求
   (1)リニューアルの概要と目的
   (2)組織の活性化と社員の自立
   (3)顧客満足の徹底追求
 3.リニューアル後の経過
   (1)現況とリニューアルの効果
   (2)価値訴求のための今後の重点施策

開催日時 2006年9月5日(火) 13:00〜16:50

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888
※会場案内図は参加証にてお知らせします。


参加費 37,800(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合
 35,700(1名様につき)
  (消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含みます。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

森田 耕一朗(もりた こういちろう)
株式会社セントラル総合研究所 専務取締役
1955年群馬県桐生市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。大手下着メーカーに入社し、2年目からトップを誇るセールスを記録。独立して、企画会社設立をはじめ、数社を立ち上げるが、バブル経済崩壊の影響などを受けていずれも倒産の憂き目に遭う。その後、(株)セントラル総合研究所の草創期に代表取締役の八木宏之と出会い、経営に参加する。
壮絶な自らの経験を活かしながら、「債務者のプロ」として、常に債務者の視点に立つことが信条。最新の法制度などをフルに活用して編み出された再生手法には定評があり、手掛けた企業の業種も多岐にわたる。また、ファンドを使用したスキームにも意欲的で、昨年は日本で初めて、困難といわれていたソシアルビルを扱ったファンド組成を実現した。


柳澤 幸輝(やなぎさわ ゆきてる)
合資会社親湯温泉 専務取締役
1975年生まれ。東京の大学を卒業し、マンションのデベロッパー企業に就職。父親である(合)親湯温泉の柳澤日出夫社長が病で倒れ、経営が厳しい状況だったのを機に、99年同社専務取締役に就任、プロデューサーとして大胆なマーケティング戦略を展開して着任2年目に黒字転換し、現在に至る。

1999年雑誌媒体『じゃらん』を利用した広告告知開始。2001年特殊な専用畳敷きの「お座敷風呂」(大浴場)に改装、インターネット告知開始。02年お客様のニーズに合わせた新プランを次々に展開。03年営業ツールとしてプラン提示の企画書を制作。04年レストラン改装、創作料理開始。宴会場を改装してスイートルーム2室設置。05年アロマテラピーサロン設置。06年山月亭(客室)リニューアル。客室数56室、収容人数280名。

友田哲雄(ともだ てつお)
金谷ホテル観光株式会社 代表取締役社長
上智大学法学部卒業後、(株)ハザマに入社。国内外の建設プロジェクトに従事した後、マレーシアにてクアラルンプール・リージェントホテルのオーナー代表として開業と経営を担当する。同ホテルは開業初年度より50%以上のGOPを達成し、また1990年度の世界のベストニューホテル賞、およびマレーシアのベストホテル賞を受賞した。94年より2004年までの11年間、ハザマ米国法人社長として米国、メキシコでのホテル、リゾート施設、高層オフィスビル等の投資事業の再生とエクジットを完了させた。2005年3月より現職。

名古屋のビジネスホテルなどのノンコア資産を売却し、鬼怒川金谷ホテル、鬼怒川温泉ホテルをコア事業として再生計画を立てた。本社組織の廃止、温泉ホテルのダウンサイズ(225室、収容人数970名→173室、収容人数775名)、個性の違う2旅館のリニューアルを実行し、リストラをすることなく同時再生に取組む。

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