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スキーマーケット縮小――ターンアラウンドマネジメント
加速するスキー場再生への投資戦略はどうなっていくか
収益性を高めるスキーリゾートビジネスの効果的運営手法を探る

スキー場デューデリジェンスと高集客・高収益の実践ノウハウ
スキー場[再生戦略]実務研究

再生に着手できるスキー場と破綻するスキー場のボーダーラインとは
スキー場・スキーリゾートのターンアラウンドマネジメント
運営効率の向上と相乗効果を狙う東急不動産のスキーリゾートビジネスの勝算とは
2シーズン連続入場者数・売上高アップを誇る「佐久スキーガーデン・パラダ」の運営戦略

ごあんない
 バブル経済期に莫大な設備投資をした我が国のスキー場は、急激な利用客数の減少で大半の企業が経営難に陥っております。しかし、ここ数年の不動産投資ビジネスのひろがりを受け、スキー場・スキーリゾートを投資対象とした事業再生の動きも活発化してきております。その一方で、投資回収に向けた出口戦略としてスキー場再生への再投資、効率的なコスト削減や効果的なマーケティング戦略による集客増、収益アップが図れるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。
 本講座では、スキー場再生に向けて投資対象とみた場合に欠かせないデューデリジェンス業務と評価手法をはじめ、スキー場再生のケーススタディとしてニセコのブランド化を図るとともに、昨年「ハンターマウンテン塩原」「マウント・ジーンズ・スキーリゾート那須」を取得してシナジー効果を期待する東急不動産の企業戦略、また樫山工業グループが手がける「佐久スキーガーデン・パラダ」の高集客・高収益を実現させた取組みを通じてスキー場の再生手法を検証してまいります。
ぜひ、関係各位の積極的なご参加をお待ちしております。

セミナープログラム&タイムスケジュール

[総論]13:00〜14:10
I. スキー場の再生動向とデューデリジェンス
   ――設備診断と経験に基づく収益評価


  1.スキー場のマーケット分析
   (1)市場規模
   (2)スキー場の勝ち組、負け組

  2.オペレーションの変遷
   (1)バブル時代とその後
   (2)いま求められる運営スタイルとは

  3.スキー場の投資と再生
   (1)スキー場の価値とは
   (2)バリューアップに向けて


[企業研究]14:20〜15:30
II. 東急不動産にみるスノービジネスの再生戦略
――ニセコ、ハンターマウンテン、マウントジーンズの可能性


  1.東急不動産のリゾート事業の沿革と最新動向
   (1)リゾート施設買収の積極化
   (2)ハーヴェスト事業展開の推進

  2.東急不動産のスキー場事業への取組み
   ●最近のスキー場買収と売却
   グランデコスノーリゾート(福島)、ニセコマウンテンリゾートグラン・ヒラフ(北海道)、
   ハンターマウンテン塩原、マウント・ジーンズ・スキーリゾート那須(以上栃木)

  3.スキー場事業の市場予測
   ●人口構成の変化による市場推移予測

  4.地球温暖化とスキー場事業
   ●地球温暖化予測の評価と立地選別

  5.ニセコにおけるスキー場の国際化
   (1)オーストラリア人急増の背景
   (2)ニセコにおける開発計画

  6.スキー場事業の可能性と東急不動産の取組み
   (1)国際化の可能性
   (2)進む「勝ち組」「負け組」の選別


[事例研究]15:40〜16:50
III. 「佐久スキーガーデン・パラダ」(長野)の実際とターンアラウンドマネジメント


  1.パラダの営業実績推移
   ●スキー場概要と過去3シーズンの営業実績

  2.顧客セグメント
   (1)ファミリー、学校、キッズの対応と無料休憩所の整備
   (2)レンタルの入替え

  3.来場者数向上のポイント
   ●価格政策、営業活動、広告宣伝、ポスティング

  4.経費削減項目の洗い出し
   ●予算管理

  5.今後の展開とセグメントの拡大
   ●壮年、熟年、新幹線プランの対応

  6.新規投資、メンテナンス費用、キャペックスの考え方
   ●必要なメンテナンス整備、無料休憩所設置、シャトルバス導入

  7.樫山工業グループにみるターンアラウンドマネジメント


開催日時 2006年6月20日(火) 13:00〜16:50

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 tel.03-3564-0888(代表)
※会場案内図は参加証にてお知らせします。

参加費 37,800(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,800円含む)
●同一申込書にて2名様以上参加の場合
35,700(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,700円含む)
※テキスト・コーヒー代を含みます。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

【第 I 講座】
古旗 邦夫(ふるはた くにお)
株式会社スポーツ・クリエイション 取締役ゼネラルマネジャー
1952年北海道生まれ。茨城大学農学部卒業後、74年日本リクルートセンター(現在の(株)リクルート)に入社。リクルート最大のリゾート「安比高原」の開発と運営を担当し、同エリアの開発全体責任者として「スキーとゴルフと温泉のリゾートづくり」を実現、総支配人を経て安比総合開発(株)取締役。
その後、(株)リクルートビルマネジメント(現在の(株)ザイマックス)と(株)千代田ビルマネジメントの出資する(株)スポーツ・クリエイションの役員に招聘され、ゴルフ場専門の評価と再生事業に携わる傍ら、近年スキー場ファンドからの要望により、50以上のスキー場の収益価格評価や経営コンサルタントを行なう。

【第 II 講座】
細田 正典(ほそだ まさのり)
東急不動産株式会社 リゾート事業本部 第一事業部 統括部長
1980年に慶應義塾大学経済学部卒業後、東急不動産株式会社に入社。84年にリゾート事業本部リゾート開発部に異動。
その後、リゾート開発部やハーヴェスト事業部の事業企画プロジェクトチームマネージャーを経て、2002年、リゾート企画部(現第一事業部)統括部長に就任し、別荘開発、ハーヴェスト事業、ゴルフ場・スキー場買収等に携わる。本年4月より執行役員統括部長。

【第 III 講座】
古橋 吉幸(ふるはし よしゆき)
株式会社白馬リゾートシステム 代表取締役
佐久平尾山開発株式会社 取締役総支配人
樫山スノーテック株式会社 代表取締役

1950年名古屋市生まれ。愛知大学卒業後、73年に東急グループの白馬観光開発(株)に入社し、東急グループのスキー場開発、運営に携わる。82年に(株)白馬リゾートシステムを買収、スキー場の設計・コンサルタント会社として再スタート。
その後、ホテルや温泉等の自社施設を建設・運営する。白馬観光開発は90年に退社し、その後は顧問契約となる。2003年に樫山工業(株)とスキー場施設の業務委託契約を結ぶ



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