綜合ユニコム｜高齢者住宅（シニアリビング）の開発・運営事例研究

綜合ユニコム｜セミナー

介護現場経験30年の岩城祐子氏が語る
「実体験を通して見えてきた入居者が満足する施設づくりの本質」とは！
今、求められる「ケア付賃貸マンション」と「有料老人ホーム」の開発・運営手法を徹底研究

高齢者住宅（シニアリビング）の開発・運営事例研究

視察：「ヴィラドール光が丘」・・・“ペットと一緒に住める”ケア付賃貸マンション（3月1日オープン）
　　　　「土支田創生苑」・・・・・特別養護老人ホーム・身体障害者療護施設

ごあんない
　今、高齢者住宅のなかでも健常高齢者向けの“ケア付賃貸マンション”の需要が高まっています。現状、2,133万人といわれる健常高齢者数は、“団塊の世代”が65歳に達する2015年には2,682万人に急増します。これは支援や介護を必要とする高齢者数の5.3倍であり、健常高齢者向けの施設数が絶対的に不足していくといえるでしょう。さらに、健常高齢者は自らの生き方に合った住宅やサービスを求めるため、従来型の老人ホームでは飽き足りないケースが増えることも予測されています。このため、多様化する健常高齢者のニーズに応える新しいタイプの高齢者住宅の開発が強く求められているわけです。

　本セミナーでは、81年に都市型有料老人ホームの先駆けとなる「シルバーヴィラ向山」を開設し、コレクティブハウスや特別養護老人ホームなどさまざまな形で草創期から高齢者福祉の現場に携わってきた岩城祐子氏をお招きして、3月1日にオープンするケア付賃貸マンション「ヴィラドール光が丘」と特別養護老人ホーム「土支田創生苑」の視察も交えながら、30年間にわたる介護現場体験に基づいた開発・運営におけるノウハウをご開示いただきます。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

12：30～14：00
I. ケア付賃貸マンション「ヴィラドール光が丘」が今、なぜ必要なのか
　　１．特別養護老人ホーム「土支田創生苑」での経験を通して見えてきたこと
　　２．「ヴィラドール光が丘」の開設経緯と施設への思い
　　　　○施設コンセプト：都会で交通の便も良い立地／高級な長屋風をイメージ
　　　　○開設プロセス：資金調達手法／厚生労働省や役所とのやりとり／
　　　　　　“目に見えない”設計・設備の工夫
　　３．「ヴィラドール光が丘」の入居者に受け入れられる運営手法
　　　　○スタッフ体制のあり方とは／現在の入居者状況
　　４．「ヴィラドール光が丘」独自のサービスを徹底開示！
　　　　○どのように入居者に楽しみを提供するのか／“生きがい政策”とは
　　　　○ペットを許可する最大の理由とは
　　　　○生活に便利なサービス内容／セキュリティ対策も万全
　　５．岩城氏の考える今後の展開
　　６．質疑応答

　■講師：　岩城　祐子　　社会福祉法人創生（土支田創生苑）　理事・施設長　

14：10～15：15
II. 有料老人ホームの現状と課題
　　１．有料老人ホーム「シルバーヴィラ向山」と
　　　　高齢者施設「アプランドル向山」の経営理念と相互関係
　　　　○施設概要
　　　　○事業計画の考え方
　　　　○住み替えの必要性
　　２．「アプランドル向山」開設・運営における問題点
　　３．有料老人ホームの今後のあり方と課題
　　　　○要介護高齢者の人生は思うほど短くはない
　　　　○６５才～１００才を「高齢者」でひと括りにする間違い
　　　　○お客様の「今日」と「明日」は同じとは限らない
　　　　○部屋の広さで入居者層が決まる

　■講師：　岩城　隆就　　株式会社さんわ　代表取締役社長　

15：30～17：00
III. 視察：「ヴィラドール光が丘」「土支田創生苑」
　　　　※視察先へは、マイクロバスでご案内いたします。　
　　　　※視察終了後は、皆様を都営大江戸線「光が丘」駅までお送りいたします。

開催日時	2006年2月23日（木）　12：30～17：00
会場	ホテルカデンツァ光が丘　東京都練馬区高松5-8　Ｊ．ＣＩＴＹ　ＴＥＬ．03-5372-4411（代表）
参加費	39,900円（１名様につき）（消費税および地方消費税 1,900円含む） ●同一申込書にて２名様以上参加の場合　37,800円（１名様につき）（消費税および地方消費税 1,800円含む） ●『月刊シニアビジネスマーケット』年間定期購読の方は、　　1名様につき33,600円（消費税及び地方消費税1,600円含む） ※テキスト・コーヒー代を含みます。
定員	40名　（先着順）
（インターネットでもお申込みできます）
お問合せ・お申込み先綜合ユニコム株式会社企画事業部　〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル

講師プロフィール

岩城　祐子（いわき　ゆうこ）
社会福祉法人　創生（土支田創生苑）　理事・施設長
1924年生まれ。日本女子大卒業。幼稚園の建て直し、損保代理店等の仕事を経て、自動車教習所、タクシー会社、女子学生会館をオープン。81年に都市型有料老人ホームの先駆けとなる「シルバーヴィラ向山」を練馬区に開設。97年にコレクティブホーム「アプランドル向山」、2001年に特別養護老人ホーム「土支田創生苑」を開設し、社会福祉法人創生の理事・施設長に就任。楽しい高齢社会をつくる会、日本・ケベック友好協会の理事も務める。主な著書に『一歩踏み出せ』『老人ホーム淑女・紳士録』等がある。

岩城　隆就（いわき　たかなり）
株式会社さんわ　代表取締役社長
1951年生まれ。1974年北海道大学工学部卒業後、三菱商事（株）本社入社。ロンドン駐在を含め１７年間プラント輸出業務に従事し、1990年本社重電機輸出部アジア第一チーム課長。1991年同社を退職し、高齢者ホーム草創の礎である有料老人ホーム「シルバーヴィラ向山」を運営する（株）さんわに入社。増築を続ける中で、1997年コレクティブハウス「アプランドル向山」を開設。両施設とも、質の高い介護サービスが付いた"長期滞在型ホテル"を謳う。2000年同社代表取締役就任。社会福祉法人創生（「土支田創生苑」開設・運営）の設立にも携わり、2004年９月まで理事長を兼務。ほかに(社)福祉社会研究所理事も務める。介護支援専門員、社会福祉士。

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