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THE FUNERAL BUSINESS SCHOOL
人材育成---人をつくる・心をつくる・人を育てる

ますます内容充実!
現場で使えるノウハウ多数!
参加型を可能にする死化粧の進め方と困難遺体の対処法


葬儀社担当者・納棺スタッフのための

【状況別ご遺体処置】と【死化粧】のポイント
(第9回)


「知識」「技術」「マインド」を高める、【参加型納棺】実務講座


ごあんない
 葬儀のプロセスの中、「納棺」の時間をご遺族の想いを昇華させる機会として活かすには、ご遺族が安心して故人に触れ、話しかけることができるよう、故人が生前の姿であることがとても重要です。そのためには、ご遺体の損傷や死後経過をフォローする適切な「遺体処置」のノウハウと、時にはご遺族と一緒になって生前の姿に戻す、「死化粧」の知識と技術を、担当者が現場で臨機応変に発揮していくことが求められています。
 本講座では、轄の笹原留似子氏に、【ご遺族参加型】納棺講座の続編として、【ご遺体処置】のケーススタディと【死化粧】の演習を通して、納棺の時間にグリーフケアを実践、その効果を高めるためのご遺体の状態づくりをご指導いただきます。
ご自身および自社の知識や技術の習得・拡大の場として、ご参加を心よりお待ちしております。

前日、9月4日開催「【ご遺族参加型】納棺の手順とポイント」講座と続けて受講いただくと更に効果的です。
●「参加型納棺」とは
ホスピス病棟勤務経験をもつ轄の笹原氏が実践する、納棺の時間を活用したオリジナルメンタルケア。理論に裏付けられた納棺の技術をベースに、納棺のプロセスの中で、所作、言葉がけ、表情などでスムーズな流れを演出しながら、ご遺族に協力を仰ぎ故人に触れていただいたり、また故人にしてあげたいことを引き出し、実現することで、ご遺族が「自分でやった」という想いにつなげ、心残りのないお別れやご遺族の立ち直りをサポートします。

セミナープログラム&タイムスケジュール

※昼食休憩および適時休憩をとりながら進行いたします。

1. 死化粧施行時の感染予防策
 ●施行前にチェックするポイント
 ●必ず行なうべき感染防御の流れ
 ●お顔の状態に合わせた感染防御法


2. ご遺族が求める死化粧
  〜「元に戻った」から始まる最期の時間のために

 @ご遺体の変化と予測
 A死化粧の意味と必要性
 B清拭とフェイスマッサージ
 C色のコントラスト〜色の配合を知れば、あざも復元できる
 D血色の意味〜生前の姿に戻す最大の鍵は血色にあり
 E髪のカットを希望された時の確認方法とカット方法
  ●個性を見つけるポイント
  ●ご遺族に協力を依頼するタイミング
  ●全体を見た時のチェックポイント
  ●【実 習】 4〜5名1組で「マッサージ」「血色戻し」「メイク」
  (復元用ファンデーション、処置用ピンセット等、実習用具のいくつかをお持ち帰りいただきます)


3. ケース別 軽度処置法と説明術
  〜現在の状態と死後経過を予測した処置

 @軽度水泡/酸素マスク痕
 A長期療養の方に多い処置
 B黄疸の復元〜火葬までの維持のしかた
 ●【実 習】「目閉じ処置」「表皮剥離の処置」


4. 実は復元できる! 特殊遺体処置
  〜ご遺族と故人のために安らかな看取りをもう一度

 @「縊死」の処置と安置〜いくつもの復元処置の組合せ方法
 A臭い、ウジ〜処置法と薬品の紹介
 B高齢者に多い「溺死」の処置と安置法
 C「出血多量」時の処置法と安置法、感染防御法
  ●復元から納棺までの流れ
  ●火葬まで持たせる安置方法


5. 質疑応答・終了

●事前アンケートにて、皆様からご質問や対応に困ったケースなどを募集し、
 当日の内容に取り入れて進行いたします。ぜひご協力下さい。

開催日時 2013年9月5日(木・友引)  10:30〜16:45

会場

BDK会議室 7階「見」の間  JR田町駅 三田口より徒歩約10分
東京都港区芝4-3-14 仏教伝道センタービル

参加費 42,000円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 2,000円含む)
※資料代・実習備品代・昼食代を含む。

定員 28名(先着順)


※同業の研修企業など、主催者または講師の都合により参加をお断りする場合がございます。
 あしからずご了承ください。

▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
笹原 留似子(ささはら るいこ)
株式会社桜 代表取締役
北海道出身。幼少の頃よりキリスト教日曜学校に通い、聖書の教え、マザーテレサの精神を学ぶと同時に、医師主催のボランティア活動に参加。のちに巫女として奉職し、神楽や舞楽を神前で奉納。3年後、巫女長となる。その後、自身の手術を経て、病院ホスピス病棟に勤務。在籍中は医師や看護師長のクラーク(医療秘書)として、感染予防対策委員会・褥瘡対策委員会・接遇委員会等の活動で専門知識の習得に努めるとともに、患者と患者家族との関わりの中で、メンタルケアをチームまたは病棟単位で実践。病棟で沢山の患者さんを看取る中、医師の勧めで復元納棺師となる。病院時代の経験を活かし、納棺時間のオリジナルのグリーフケアに取組み、これまでに数千のご遺体と対面し、供させていただく。2007年11月、株式会社桜の立ち上げに伴ない現職。
医師や看護師、ケアマネージャー、看取り実践施設等とのネットワークを持ち、水沢学苑看護専門学校の非常勤講師を務めるほか、医療・福祉関係者を対象とした勉強会でも活躍中。また、東日本大震災の際には、復元ボランティアとして被災地を奔走。多方面の協力のもと、3か月以上かけて約300体の復元処置を担当させていただいた。
現在も岩手県北上市を中心に、日々、「参加型納棺」と「復元処置」を提供している。

(株)桜 笹原留似子氏 全面執筆協力
[増補版] 納棺・遺体処置実務実践資料集
損傷部位の処置、溺死、縊死の処置など、ケース別の対処法を詳解!

●定価 63,000円[本体60,000円]
●A4判 182ページ



本書は2011年3月に刊行した「納棺・遺体処置実務実践資料集」の増補版です。今回新たに第10章を設け、現場でよく起こる死後変化を軽度、中度、重度に分けて原因を整理し、復元法を解説しています。講座と併せ、現場での対処の手引きとしてご活用ください。

※詳細ページはこちら… 

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