綜合ユニコム｜【ご遺族参加型】納棺の手順とポイント（4月8日・第3回）

綜合ユニコム｜ビジネススクール

THE FUNERAL BUSINESS SCHOOL
人材育成---人をつくる・心をつくる・人を育てる

申込み多数につき追加開催！
「知識」・「技術」・「気持ち」、3つの視点から「納棺」サービスの高付加価値化を実現する！
グリーフケアの視点で、ご遺族に高い満足を提供し自社の差別化を図る「参加型納棺」の手法とは？

葬儀社・納棺スタッフのための
【ご遺族参加型】納棺の手順とポイント（4月8日開催・第3回）

■医療の知識･･･
　メンタルケア知識　／　感染予防（疾患別対処法）／　臭い・体液・点滴等の処置
■納棺処置の手法･･･
　目閉じ・口閉じ等前処置、硬直解き／顔面マッサージ、軽度復元／脱がし・着替え【実習】、納棺
■グリーフケアの視点･･･
　適切な「説明・同意・実行・報告」／　想いを引き出す言葉の変換法／「表情」「雰囲気」づくり

ごあんない
納棺は慌ただしい葬儀のプロセスの中で、ご遺族が故人と向き合える貴重な時間です。今、儀式としての様式美とともに、ご遺族の想いを昇華させる機会としても重要性が増しており、その想いを汲み取り、共有することができるコミュニケーション力がご遺族の満足度を高め、口コミやリピートを生み、他社との差異化のポイントとなっております。
本講座では、このような【ご遺族参加型】の納棺を実践する、㈱桜笹原留似子氏を講師に迎え、ワンランク上の納棺スキルの習得を目指します。知識や手順の習得、確認はもちろん、ご遺族との適切なコミュニケーション方法を模索されている納棺担当者の皆様のご参加をお待ちしております。

●「参加型納棺」とは
ホスピス病棟勤務経験を持つ㈱桜の笹原氏が実践する、納棺の時間を活用したオリジナルメンタルケア。理論に裏付けられた納棺の技術をベースに、納棺のプロセスの中で、所作、言葉がけ、表情などでスムーズな流れを演出しながら、ご遺族に協力を仰ぎ故人に触れていただいたり、また故人にしてあげたいことを引き出し、実現することで、ご遺族が「自分でやった」という想いにつなげ、心残りのないお別れやご遺族の立ち直りをサポートします。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

※昼食休憩および適時休憩をとりながら進行いたします。

Ⅰ. グリーフケアとご遺族参加型納棺
　・医療現場からつながる納棺場面のグリーフケアとは
　・実行型・参加型納棺の意義
　・納棺の手順に沿ったグリーフサポートの姿勢と留意点

Ⅱ．納棺担当者に求められるご遺体知識と予防・対処策
　～硬直解きのデモンストレーションを通して
　・ご遺体に対する知識
　　（死後硬直、死斑、ご遺体アルコール処置の有効期間等）
　・感染予防の視点（疾患別の感染源の種類）
　・ご遺体のイレギュラー時の処置の仕方
　　（鼻・口から体液又は血液が出ている場合）

Ⅲ．納棺場面での説明・コミュニケーションのポイント
　～説明・同意・実行・報告
　・説明を入れるタイミング、聞く・話すのバランス
　・目の前の現象を前向きに考えるための言葉の変換法
　・どういう場面で、どういう声掛けで、言葉を引き出して、
　　ご遺族のグリーフワークを手助けするか
　　例：お子様を亡くしたご夫婦のケース

Ⅳ．【ご遺族参加型】納棺処置サービスの手順と方法
　・納棺処置サービスの手順（デモンストレーション＆ポイント解説）
　　①状態の観察（乾燥・腐敗ガス・臭い・点滴痕のチェック）
　　②目閉じ処置　　③口閉じ処置　　④鼻処置　　⑤硬直解き（①～⑤ 参加型納棺前処置）
　　⑥ドライシャンプー　　⑦整髪　　⑧お顔そり　　⑨顔面マッサージ
　　⑩軽度復元　　⑪死化粧　　⑫脱がし　　⑬着替え（佛衣）　　⑭納棺（手直し）
　・【実習】⑫脱がし　⑬着替え（佛衣）

Ⅴ．グリーフワーク（まとめ）
　　・参加型納棺でつくる人の和（輪）

Ⅵ．質疑応答・終了

開催日時■	2010年4月8日（木・友引前）　 10:30～16:15
会場	BDK会議室７階「縁」の間（和室）　JR田町駅三田口より徒歩約10分東京都港区芝４-３-１４仏教伝道センタービル
参加費	39,900円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 1,900円含む）
定員	30名（先着順）
※同業の研修企業など、主催者または講師の都合により参加をお断りする場合がございます。　あしからずご了承ください。

▼内容に関するお問合せは綜合ユニコム株式会社企画事業部〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル　TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

笹原　留似子（ささはら　るいこ）
株式会社桜　代表取締役
北海道出身。幼少の頃よりキリスト教日曜学校に通い、聖書の教え、マザーテレサの精神を学ぶと同時に、医師主催のボランティア活動に参加。のちに巫女として奉職し、神楽や舞楽を神前で奉納。3年後、巫女長となる。その後、自身の命がけの手術を経て、病院ホスピス病棟に勤務。在籍中は医師や看護師長のクラーク（医療秘書）として、感染予防対策委員会・褥創対策委員会・接遇委員会等の活動で専門知識の習得に努めるとともに、患者と患者家族との関わりの中で、メンタルケアをチームまたは病棟単位で実践。病棟で沢山の患者さんを看取る中、「もっと自分に出来る事はないか」と考え、医師の勧めで復元納棺師となる。病院時代の経験を活かし、納棺時間のオリジナルのグリーフケアに取組み、これまでに数千の御遺体と対面し、供させていただく。
2007年11月、株式会社桜の立ち上げに伴ない現職。現在は岩手県北上市を拠点に活動中。また、ケアマネージャー、看護師、看取り実践施設等とのネットワークと連携し、葬儀関係、医療・福祉関係を主な対象としたセミナー・勉強会等でも全国で活躍中。

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