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講師プロフィール


A1 【基調講演】
先行きが不透明なグローバル経済。2017年不動産市場での事業チャンスは何か?
不動産市場を通して見る経済

川口 有一郎
早稲田大学 商学学術院
教授
かわぐち・ゆういちろう世界に先がけて不動産金融工学を創設。これは国内外の学界で大きな注目を浴びたばかりでなく、REITやMBSなどの不動産ファイナンスビジネスの実務において理論的支柱となっている。最近ではマクロ経済学と不動産金融工学を組み合わせることを試み、たとえば“不動産市場からマクロ経済学を読む”という観点から経済の動向を予測する研究、および市場分析と不動産投資戦略に関する研究がある。さらにBig Dataを用いた機械学習による不動産株価の将来予測に関する研究等がある。また、アジアや日本の不動産学会の会長を歴任し、財務省の審議委員や民間企業のアドバイザーなど産官学にわたる幅広い活動を行なっている。


A2
企業ニーズは「生産性の高いワークプレイス」へ、その先にCRE戦略がある
ファシリティマネジメントの進化がCREへ

齋藤 敦子
コクヨ(株) WORKSIGHT LAB.
主幹研究員

さいとう・あつこ1991年コクヨ(株)入社。オフィス空間の設計および働き方のコンサルティング業務に従事した後、新規事業開発部門を経て2011年に“未来の働き方と働く環境”に関する研究と実践を行う「WORKSIGHT LAB.(ワークサイトラボ)」を立ち上げ、イノベーション等をテーマとしたワークプレイスと働き方の研究開発を行なう。また、渋谷ヒカリエのクリエイティブ・ラウンジ・MOV等、次世代ワークプレイスの企画開発にも携わる。公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会ワークプレイスの知的生産性研究部会部会長、一般社団法人フューチャーセンター・アライアンス・ジャパン理事、等を兼任。



A3 日本郵政【再開発・有効利用】
全国津々浦々、開発・活用すべき不動産資産は多い。開発用途の多様化も検討
CRE戦略としての長期持続的不動産事業

似内 志朗
日本郵政(株)
不動産企画部 部長

にたない・しろう早稲田大学理工学部建築学科卒業、ロンドン大学バートレット建築校大学院修了。1984年郵政省入省。建築設計、戦略ファシリティマネジメント導入、新規事業開発・企業提携等の担当を経て、日本郵政(株)不動産企画部にて日本郵政グループ保有の不動産開発事業に従事。JPタワー、大宮JPビルディング、KITTE博多、JPタワー名古屋等の開発企画を統括。公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会調査研究委員会委員長、ユニバーサルデザイン研究部会長。共著に『第4の経営基盤』『CREマネジメントハンドブックJAPAN2016』等。一級建築士、認定ファシリティマネジャー。


A4 朝日新聞社【大規模再開発】
新聞出版に次ぐ柱として不動産事業を強化。不動産プレーヤーと協働も
東京・大阪で大規模な建替えプロジェクトを推進中

宍道 学
(株)朝日新聞社
不動産業務室長

しんじ・がく島根県出身。1985年東京大学法学部卒業、朝日新聞社に入社。大阪、東京編集局、情報企画室、経営戦略室などを経て、2007年4月から大阪・中之島で朝日新聞社グループが保有するビル3棟を高さ200mのツインタワーに建て替える「大阪・中之島プロジェクト」に携わる。2棟目となる「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」を着工した14年6月に経営企画担当補佐として東京へ戻り、同年9月から不動産業務室長。銀座・並木通りの社有地再開発をはじめ、全国で600を超える社有物件の開発、管理、運営にあたっている。
     


A5 全国寺社観光協会【観光活用】
不動産会社やハウスメーカーと連携して「宿坊創生事業」を本格始動

インバウンド観光客も受け入れる「社寺・宿坊」へ

藤野 公孝
一般社団法人全国寺社観光協会 会長
流通経済大学 社会学部 教授

ふじの・きみたか1971年東京大学経済学部卒業。運輸省(現・国土交通省)に入省。79年からJNTO(日本政府観光局)ニューヨーク事務所。87年JNTOパリ事務所長。帰国後、運輸省航空局監理部長、運輸政策局観光部長、総務審議官を歴任。2003年から07年まで参議院議員。10年流通科学大学サービス学部教授、13年から現職。全日本シティホテル連盟会長、全日本社寺観光連盟理事長も兼任。全国寺社観光協会では、インバウンドなど一般観光客を受け入れる宿泊施設として、体験型宿坊を20年までに新たに500軒生み出すことを目指している。


A6 JR西日本【不動産開発】
成長性の見込める都市で多様な物件タイプの投資拡大を図る

JR西日本沿線外やエリア外でも不動産開発を強化

石田 宏輝
JR西日本不動産開発(株)
執行役員 経営企画室長

いしだ・こうき1989年西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)入社。京都駅ビルのデベロッパーとして開発初期から関与、劇場運営にも従事。その後、JR西日本各駅の店舗開発を推進。“エキナカ”事業に注力し、大阪ステーションシティの一環である「エキマルシェ大阪」の開発プロデューサーとして、コンセプトワークから施設運営まで手掛ける。同様に「エキマルシェ新大阪」の開発も担当。2013年からJR西日本不動産開発(株)に出向、大阪環状線の高架下開発等を担う。15年に福岡支社長に就任し、博多駅周辺開発を推進。17年2月から現職。


B1
不動産を売っているのか、買っているのか。取引の実態とケーススタディ
一般事業会社の「不動産売買」動向

平山 重雄
(株)都市未来総合研究所
常務執行役員 主席研究員

ひらやま・しげお
1981年早稲田大学政治経済学部卒業。89年みずほ信託銀行の不動産専門調査機関である(株)都市未来総合研究所に入社。商業施設等の事業開発、オフィスビルの開発計画やリ・マーケティングを担当した後、現在は不動産関連分野の企業向け戦略コンサルティングを中心に不動産投資、一般企業の不動産戦略に関わる調査・コンサルティングを主幹している。


B2
企業保有不動産のポートフォリオ別類型を把握して、企業が求める提案を
CREプロセスで本当に求められる不動産サービスとは

B4【パネルディスカッション】
[コーディネーター]
土岐 好隆
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株) 
投資銀行本部 不動産グループ マネージング・ディレクター
不動産投資銀行第二部長

どき・よしたか東京大学経済学部卒業。1990年大和証券に入社。新設された証券開発部で本邦証券化の第一号案件を開発し、証券化の礎を築く。米国で不動産証券化商品を多数組成。その後、住友海上にて証券化商品の保証、投資、新規事業立上げを担当、東京三菱銀行でも大多数の不動産証券化案件を手掛ける。2002年に三菱証券(現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)に入社し、不動産投資銀行部長を経て現任。証券化黎明期から実務に携わり、証券化取扱い実績は1,000件を超える。セミナー講師や協会委員なども多数務める。


B3 【リレー講演】
CRE支援サービスの進化に不可欠な視点 ①
不動産の経営戦略的な位置づけから財務上の価値まで包括的にアプローチ
総合力を活かして多様なCREニーズに応える

山口 一
野村不動産(株) 法人営業本部
CRE企画推進部 部長代理 兼 CRE推進課長

やまぐち・はじめ
1998年 関西大学工学部卒業後、建築会社勤務を経て、2007年に野村不動産(株)入社。収益不動産(主にマンション、オフィス、商業施設等)の開発・事業推進、プロパティマネジメント、法人営業業務等に従事。11年より現職。総合デベロッパーのノウハウに基づいた法人向けCRE提案を切り口として、一般事業法人や個人富裕層に対し、不動産戦略に関わる提案・コンサルティング業務を主幹。一級建築士。


B3 【リレー講演】
CRE支援サービスの進化に不可欠な視点 ②
リノベーションの企画から設計・リーシング等をワンストップで手掛ける
既存ストックを再生するバリューアップ手法

内山 博文
Japan.asset management(株) 代表取締役/CEO
u.company(株) 代表取締役
一般社団法人リノベーション住宅推進協議会 会長

うちやま・ひろふみ
愛知県出身。リクルートコスモス(現コスモスイニシア)、都市デザインシステム(現UDS)を経て、2005年にリノベーション事業を展開するリビタの代表取締役、09年に同社常務取締役兼事業統括本部長に就任。多数のリノベーションのビジネスモデルを構築。09年にリノベーション住宅推進協議会副会長、13年に同協議会会長に就任し業界を牽引。16年に企業やリノベーションのコンサルティング事業を主に手がけるu.company(株)を設立し、同年Japan.asset management(株)代表取締役就任。


B3 【リレー講演】
CRE支援サービスの進化に不可欠な視点 ③
非上場企業が保有する不動産はM&Aでの企業評価にどのように影響するか?
中堅・中小企業M&Aにおける不動産の評価

西田 賢史
(株)日本M&Aセンター 営業本部
業界再編部 課長

にした・よしふみ
一橋大学経済学部卒業。2008年に(株)日本M&Aセンター入社以降、中堅・中小企業のM&A仲介に従事。地域金融機関とのM&A業務における協業、企業再生型M&Aに携わる。現在は業界特化型の部署である業界再編部に所属し、建設・不動産業界を中心に物流業界、食品業界などのM&Aに携わる。


B4 【パネルディスカッション】
CREビジネスの先行プレーヤーが語る「一般事業会社の不動産ニーズとその対応」
こうすれば「企業不動産」でビジネスができる!

[パネリスト]
田島 義資
JLL(ジョーンズ ラング ラサール(株))
執行役員 ファシリティマネジメント事業部長

たじま・よしとも米系IT企業の総務系子会社買収および経営統合の指揮をはじめ、日本のファシリティマネジメント部門を統括している。JLL在籍以前は、キャップマークジャパン(株)COO、後に同社代表取締役社長、およびプレミア債権回収(株)(キャップマーク社関係サービサー)代表取締役を務める。キャップマーク在籍以前はサロモンアンドテーラーメイド(株)(スポーツ用品メーカー、アディダスサロモンワールドワイド社日本支社)CFOなど要職を11年にわたり歴任。


B4 【パネルディスカッション】
CREビジネスの先行プレーヤーが語る「一般事業会社の不動産ニーズとその対応」
こうすれば「企業不動産」でビジネスができる!

[パネリスト]
前田 茂充
三菱地所リアルエステートサービス(株)
情報開発一部長

まえだ・しげみつ一橋大学経済学部卒業。1992年(株)リクルート入社。2001年起業し、不動産コンサルティング会社を経て、07年三菱地所リアルエステートサービス(株)入社。CRE戦略立案および実行支援業務に携わる。16年より現職。CRE戦略支援システム「CRE@M」を活用し、CREにおける課題抽出、対策立案、実行支援に取り組む。


B4 【パネルディスカッション】
CREビジネスの先行プレーヤーが語る「一般事業会社の不動産ニーズとその対応」
こうすれば「企業不動産」でビジネスができる!

[パネリスト]
宮寺 之裕
三菱商事・ユービーエス・リアルティ(株)
投資第二部長


みやでら・ゆきひろ
1998年興銀リース(株)入社。不動産鑑定士第二次試験合格後、2002年不動産鑑定事務所入所。不動産鑑定士登録を経て、07年三菱商事・ユービーエス・リアルティ(株)入社。「産業ファンド投資法人」(07年10月東証上場)の立ち上げ業務およびアクイジション業務を担当。14年三井不動産(株)入社、ロジスティクス事業部(現:ロジスティクス本部)にて用地取得業務担当。16年1月に三菱商事・ユービーエス・リアルティに復帰、11月より現職。CRE黎明期からの一貫した企業向けCRE提案を通じ、幅広いスキームに精通。


B4 【パネルディスカッション】
CREビジネスの先行プレーヤーが語る「一般事業会社の不動産ニーズとその対応」
こうすれば「企業不動産」でビジネスができる!

[パネリスト]
板谷 敏正
プロパティデータバンク(株) 代表取締役社長
芝浦工業大学 客員教授 FRICS


いたや・としまさ早稲田大学大学院理工学研究科後期博士課程修了。1989年清水建設(株)入社。2000年に社内ベンチャー制度を活用しプロパティデータバンク(株)を設立。同社が提供する不動産管理クラウドサービスは全国の企業や自治体、不動産ファンドなど多数が利用。09年ポーター賞受賞。共著に『CRE(企業不動産)戦略と企業経営』『CREマネジメントハンドブックJAPAN2015』等。10年より芝浦工業大学客員教授、15年より(株)レナウン社外取締役を兼任。博士(工学)。FRICS(英国王立チャータード・サベイヤーズ協会Fellow)。日本ファシリティマネジメント協会FM推進戦略委員会委員長。