レジャー白書2017によると、2016年のゴルフ場参加人口は550万人(対昨年比72.4%、2015年760万人)、ゴルフ練習場は600万人(対昨年比75.9%、2015年790万人)と大きく落ち込んだ。一方、市場規模はゴルフ場8,740億円(対昨年比99.4%、2015年8,790億円)、ゴルフ練習場は1,290億円(対策年比95.5%、2015年1,350億円)と落ち込んだものの、参加人口ほどの落ち込みではなかった。ゴルフ場は、参加率が下がったが、年間平均活動回数が上がったこと(ゴルフ場参加率7.8⇒6.0%、活動回数15.9⇒17.8%)に支えられている。ゴルフ練習場にいたっては、現存大型施設は減少しているものの、都市型インドア施設が台頭し、市場を創っている。
いずれにしてもゴルフマーケットの課題は参加人口の回復が大きなテーマとなっている。業界、団体を上げて、市場活性化への取組はあるものの、前述したような参加人口が結果であり、成果があげられていないのが実情である。
これからの市場には「掛け声」だけでなく、「具体的な活動・行動」が求められます。本フォーラムでは、具体的に市場再創造、ビジネスモデルの再構築に取り組む先駆的な実務家の方々にご講演をいただきます。 |