株式会社ラディックス
話題性の創出で高集客を実現する
プロジェクションマッピングを提案
HOTEL FLAWLESS Ⅱ
HOTEL ARITA名古屋店
1994年2月設立の㈱ラディックスは、演出機器の運用・レンタルで培ってきたノウハウをもとに、プロジェクションマッピングによる空間演出や体感型ゲーム「サイバースタジアム」を展開している。
映像音響機器を扱ってきた技術力、経験と実績から、環境や空間にマッチする機材システム構成の構築を可能としている。単にソフトだけを考えるのではなく、オールインワンでトータルな空間演出をレジャーホテルにも提供している。
企業名 | 株式会社ラディックス トロン事業部 |
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TEL | 03-3829-2841 |
所在地 | 東京都墨田区横川1-1-10 鈴木興産倉庫62D |
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HOTEL FLAWLESS Ⅱ
8パターンの演出以外にも、天井に映像を投影し、寝転んだままTVなどを楽しめる
㈱ラディックスは、映像・音響・照明レーザーなどを駆使した多彩な空間演出のシステム設計、オペレーション、コンテンツ制作などをトータルに展開する企業であり、現在、とくに注力しているのがプロジェクションマッピングによる空間演出である。
同社は、東京駅、鶴ヶ城、東京スカイツリーなど、数千万円単位の大規模プロジェクトに参画する一方で、レジャー・飲食施設向けに、コストパフォーマンスの高いプロジェクションマッピング提案も行なっており、レジャーホテル業界でも導入実績を得ている。
19年2月にリニューアルオープンした「HOTEL FLAWLESSⅡ」(新潟県燕市)では、「プロジェクションマッピングルーム」として、壁面と天井を使った立体感のあるプロジェクションマッピングを実現。8パターンの映像が楽しめる本格的なもので、異空間が“体感” できるエンターテインメントルームとして話題を集めている。
また、レジャーホテルを全国展開する㈱Best Delight Group は、「HOTEL ARTIA 名古屋店」(愛知県北名古屋市)において、通路の両壁面にプロジェクションマッピングを導入。ホテルのコンセプトである「アラビアンリゾート」に合わせた砂漠をイメージした空間演出で、思わずその場に立ち止まり映像に見入るカップル客も多いという。
プロジェクションマッピングの特徴として、同社代表取締役・小宮敏樹氏は、「ホテルのコンセプトや戦略に合致したオリジナル映像を、その空間に最適な仕様のもと、さまざまな仕掛けをもって演出できる点」としている。たとえばセンサー機能を活用し、カップル客が通過すると、前方の壁が突然崩れ出すなど、インタラクティブな演出を加えることで、これまでにない訴求力を生みだせる。
また、季節やクリスマスなどのイベントごとに、コンテンツを追加することで常に利用客を飽きさせない工夫もポイントになるという。
資金調達が困難なレジャーホテル業界では、大規模な追加投資がむずかしいという現実が指摘できるが、限られた予算で数室のリニューアルを行なうよりも、誰もが利用するフロントや通路、または1室を特別室として演出するなど、費用対効果を追求した戦略的な設備投資として考えられるだろう。
HOTEL ARTIA 名古屋店
通路を進むと隠し財宝の扉が開いたり、ホテル入口のドアが開く演出が自動で再生する
サイバースタジアム
サイバースタジアムには4種のゲームが搭載されている
同社では演出以外にも、プロジェクションマッピング技術を活用した体感型ゲーム「サイバースタジアム」も展開している。床や側面に映像を投影して、エアホッケーやリズムゲームなどさまざまなコンテンツが楽しめ、バラエティ番組などでも採用され話題となっている。1台で複数のコンテンツが楽しめるエンタメコンテンツとして客室の訴求力を高めるられるだろう。すでに伊豆にあるリゾートホテルでは館内のアミューズメント機能として導入している。
現在は、話題性の高いサービスであれば、利用客が情報として拡散してくれるSNSの時代である。高集客に直結する話題性をいかにつくり出すか。プロジェクションマッピングは、まさに最適なアイテムということができるだろう。