株式会社TRUSTAR

[経営・コンサルティング]

マーケティングを重視したホテル運営
的確な問題解決で利益最大化を図る

 「新春のご挨拶」
代表取締役 嶋野 宏見 氏

運営管理、コンサルティング、集客戦略、リニューアルなど包括的にサポートするTRUSTAR。新型コロナウイルス禍でも運営を手がけるホテルの多くが、対前年実績を維持、繁盛店舗においては対前年比130%をあげるケースもみられる。その高い運営力は、マーケティング力にある。常に顧客目線でホテルを客観的に分析し、問題と課題を抽出し“率先躬行” で“現場” を把握し利益最大化を実現している。
 

企業名

株式会社TRUSTAR

TEL

03-5816-0061

所在地

東京都台東区東上野2-18-4 第一樺澤ビル5階

URL

https://www.trustar.asia/index.html


代表取締役 嶋野 宏見 氏

利回り15%を達成させる
運営管理40件の運営力
 
 2008年9月設立のTRUSTARは、レジャーホテルの運営管理、コンサルテング、集客戦略、リニューアル、デューデリジェンス、市場調査までオーナーのニーズにワンストップで応えるオペレーター企業。代表取締役社長の嶋野宏見氏はレジャーホテルの現場からのたたき上げで業界に35年以上第一線に携わっている。
 
 主力となるホテルの再生と運営管理は約40件を数える。再生のポイントは、レジャーホテルの利用者目線に立ったマーケティングである。ホテルの立地・商圏や動線をはじめ、競合店分析、来館者の行動、顧客ニーズなどを徹底的に分析する。そしてホテルの問題点を的確に抽出し、収益最大化へのオペレーションの改善や集客・販促・接客サービス、料金設定の改定などトータルな運営戦略を見直す。
 
 レジャーホテル事業のネット利回りは11~12%が一般的だが、TRUSTARではこうした取組みにより15%を目標としている。
「弊社は共通の運営マニュアルは設けていません。ホテルは立地と客層で問題点が変わりますので、ホテルごとにオペレーションマニュアルを構築し、オンリーワンのホテルを創り上げていきます」(嶋野氏)。
 
 TRUSTARでは、運営管理するホテルにマネージャーを派遣する。オーナー代行として経営者の立場で運営業務の改善を図りつつ、収益最大化のためのオペレーションとマーケティング戦略を構築する。
 
 それに加え、ホテルスタッフの従業員満足度を高めることにも注力している。「いまだにレジャーホテルをただの不動産資産として利益でしか判断せず、コスト削減の第一に人件費を削ろうとする経営者が多いと感じています。人を減らせば清掃が間に合わず稼動が落ち、清潔さを保てず、機会損失が生まれてしまいます」(嶋野氏)。
 
 コロナ禍でも清潔で安心・安全な客室を提供していくには、従業員を大切にし、教育を徹底することが求められる。「古い、汚い、臭い」といった基本的な問題を改善できるのは現場の従業員であり、そのためにはまず経営者自身が意識を変える必要がある。こうした積み重ねが売上げの維持、向上につながると嶋野氏は指摘する。
 

コロナ禍基準で1、2年後を見据えた
オンリーワンモデルを構築

 
 TRUSTARでは、ハード、ソフトが老朽化したホテルのリニューアルサポートも行なっている。
 
 基本的な内容としては利用者視点のマーケティングを行ない、エリアの競合店を調査しコストパフォーマンスを最大化するリニューアル案を提示しつつ、設計者のコーディネートも担う。そのほか、ホテル購入や新規参入に対しても、綿密なデューデリジェンス、市場調査、事業計画や運営プランを策定し事業成功へのサポートを展開している。
 
「今後のレジャーホテル運営は、コロナ禍で売上げが落ち込んだ7割経済をベースに融資返済や経費の見直しをしていかなければなりません。コロナ禍が落ち着いた後でも売上げがコロナ前に回復すると楽観的に考えずに、1、2年後を見据えて、一番厳しい状況でもネット利回り15%の運営体制を構築する視点が重要です」(嶋野氏)。
 
 レジャーホテル業界は昨今、シティホテルやビジネスホテルのデイユース提案によるカップル市場への参入で、独占的な市場を失いつつある。こうしたなか、淘汰されない強いホテルにしていくためには、その“現場” のニーズにあった提案をし続けていくことが求められる。的確なアプローチで近隣レジャーホテル、そしてシティホテルやビジネスホテルとの差別化を実現するオンリーワンモデルの確立にTRUSTARの手腕が発揮されることだろう。

 

運営実績

HOTEL aliivilla(栃木県下野市)

 

HOTEL YELLOW(栃木県宇都宮市)