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月刊レジャー産業資料 2018年11月号 |
本体価格5,500円 |
【特集】
水族館ビジネス
展示・コラボ・シナジー |
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水族館が、都市型エンターテインメント施設としての存在感を増している。
生態をわかりやすく伝える展示上の工夫はもとより、デジタル技術の導入などで、エンターテインメント性を高めたコンテンツが集客に貢献。都市の複合商業施設においては、集客面で相乗効果を期待され、核テナントの一つに位置づけられる例も目立つ。顧客マーケティングに基づいたコンテンツ開発、着実な集客戦略が成果に結びつきつつあるといえる。
一方、他の事業者とのコラボレーションにより、集客イベントの舞台として水族館を活用し、新たな客層開拓を図る取組みもふえている。
「展示手法の革新」「コラボレーションを通じたマーケット開拓」「複合化によるシナジーへの期待」を切り口に、都市型施設を中心とした水族館ビジネスの可能性についてレポートする。
[OVERVIEW|事業特性と今後の展望]
■最新技術によるエンターテインメント性の進化、
リアルとバーチャルの融合による次世代型水族館の兆し 綜合ユニコム 企画調査部
[インタビュー|水族館ビジネスの王道とは]
■中村元氏 水族館プロデューサー
マスカルチャーとして楽しませる展示が人を呼ぶ
[トップインタビュー]
■布留川 信行氏 渇。浜八景島 代表取締役社長
事業形態と事業内容の進化により、新しい水族館の価値を創造しつづける
■三坂伸也氏 オリックス水族館 代表取締役
不動産開発視点とコミュニティ視点によるユニークな施設づくりを志向
[CASESTUDY|複合施設における集客効果]
■サンシャイン水族館
屋外展示の拡充に加え夜の魅力を高め、都市住民の癒しの空間を目指す
■マクセル アクアパーク品川
ホテル内エンターテインメント施設として音楽・映像演出を強化し、
魅力を最大化
■すみだ水族館
柔軟な顧客動線により坪効率アップ
年間パスなど足元商圏からの集客も重視
■マリホ水族館
SC再生を目指し小規模水族館を開業
来場目的を創出し、施設内での+αの消費促す
[CASESTUDY|コラボ]
■サンシャイン水族館×お化け屋敷プロデューサー 五味弘文氏(お化け屋敷)
通常営業後に特別営業
夜間帯の集客と客層開拓に貢献
■伊豆・三津シーパラダイス×サンライズ(聖地巡礼)
大人気メディア作品群「ラブライブ!サンシャイン!! 」とコラボ
単身客や外国人など新たな客層を獲得
■しながわ水族館×ハレガケ(リアル謎解きゲーム)
若年層を中心に人気の謎解き
非日常空間の活用で没入感が高まる
■リンクバル(街コン)
95万人超が参加する街コン市場
幻想的で自然な交流を促進する「水族館街コン」
[CASESTUDY|リニューアルのポイント]
■名古屋港水族館
国内最大級の水族館として、繁殖研究と施設リニューアルで
200万人の集客を維持
■鳥羽水族館
「躍動感」を最大の魅力と位置づけ
趣向を凝らした展示リニューアルを定期的に実施
■マリンワールド海の中道
“九州の海”を軸にテーマを全面刷新
コミュニケーション核にソフト面の強化図る
[TOPIC|新規参入にみる次世代展示のあり方]
■DMMかりゆし水族館
映像・音響技術の活用などを通じて、リアルとバーチャルが融合した
新たな展示に挑戦
[ANOTHERVIEW|海中体験の新時代へ]
■オーシャンスパイラル
「クルーズ船+潜水空間」で海中旅行を実現
海中バルーンが拓く新たなレジャーシーン
【特別企画】
加速するキャッシュレス
キャッシュレス決済の環境が、急速に整備されつつある。
従来のカード端末だけでなく、スマートフォンを介した非接触やQRコードなど、モバイル決済が登場。
初期導入費や加盟店手数料が安価なサービスがふえたことで、中小規模の施設においてキャッシュレス化が進むことが予測される。
レジャー業界において先行的にキャッシュレス決済の環境を整えた3事例から、施設運営のポイントを探る。
[業界動向]
■レジャー施設におけるキャッシュレス化の必要性
(一社)キャッシュレス推進協議
[事例研究]
■東京サマーランド
テナントを含む全店舗に電子マネーの決済端末を整備し、
精算金額の20%をキャッシュレスへシフト
■タイトーステーション
コインオペレーションからの脱却
電子マネーがゲームセンター経営に変革をもたらす
■富士急ハイランド
WeChat Payで決済+マーケティング
[TREND EYES]
■ららぽーと名古屋みなとアクルス
みなとアクルスの中核施設として中部エリア初となる展開
■日本橋島屋S.C.新館
急増する都心生活者をターゲットにイートインや早朝からの営業を充実
■プルマン東京田町
ライフスタイルとデザイン重視のアコーの最新ホテル
■那須ハイランドパーク×オバケン
開園以来はじめてとなる本格的ホラーイベントを開催
■東京ゲームショウ2018
VRやeスポーツが集結国内最大級のゲーム見本市
[Front Lines]
■鶴岡市のサイエンスパーク内に山形・庄内の原風景を体験できる
宿泊施設が誕生
■東京・日本橋のCOREDO室町テラスに台湾「誠品生活」が初出店
[Visual Report]
■VR ZONE OSAKA
“遊び”要素が詰まった大阪市・HEP FIVE内に誕生
新たにファミリー層への訴求も実現
[トップインタビュー]
■加藤 友康氏 カトープレジャーグループ代表取締役 兼 CEO
「トータルプロデュース」と「新業態開発」の実績活かし
事業スピードをさらに加速
ホスピタリティ人材の育成にも注力へ
[レジャー&サービス企業 景況感調査 第21回]
■自然災害の影響で低調に推移するなか、
客単価は現状DIが高水準を示す
[連載・コラム]
■ホテルサービス喜怒哀楽(54)
地震
瀧澤信秋
■たんちてるの観光地再生奮闘記(81)
追微課税に思う
たんち てる
■新時代のホテル開発コンセプト(20)
箱根本箱
永宮和美
■パラダイムシフトに対応する婚礼戦略(54)
ザ・キャピトルホテル 東急/ホテルニューオータニ(東京)
堂上昌幸
■世界の先進的街づくり探訪(97)
インド ムンバイ
篠田香子
■News&Topics
◎星野リゾートが軽井沢に来年2月、若者ターゲットのホテルをオープン
◎UDSが19年春、東京・新宿に温泉旅館を開業。大浴場には箱根源泉の運び湯も
◎新昭和、ゆりまち袖ヶ浦駅前モールを19年6月開業へ
◎日本ハウスHDがホテル会員権事業に参入
◎岡山・おもちゃ王国内にくもん出版の知育玩具・絵本が揃うKUMON PARKが誕生
◎森トラストが街中カフェ・レストラン事業始動。東京・港区内に4店舗を出店
◎民泊仲介の楽天LIFULL STAYが昭和リースと業務提携し、民泊施設の開発促進へ
◎エスフォルタ赤坂 店がリニューアルし、運動・リラクセーションの両目的で利用できる空間へ
◎東京・渋谷にVR特化型ジョイポリスがオープン
◎9施設目となるレジーナリゾートが箱根・仙石原エリアにオープン
◎白馬岩岳山頂に北アルプスを一望できるテラスがオープン。ヨガや映画祭などのイベントも実施
◎ホスピタリティオペレーションズが車山高原スキー場とホテルを取得
■NEW OPEN施設一覧 |
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