㈱東京マツシマ

[アメニティ]

注目システムレポート

SDGs、脱プラの動きのなか、社会課題への事業者姿勢を
端的に訴求できる環境貢献ホテルアメニティ
ARIGATO BATH SALT」「MIRAIシリーズ」

 
企業名

㈱東京マツシマ

所在地

東京都府中市天神町1-23-1

TEL

042-360-8818

URL

LinkIcon https://www2.tm-hotel.com/



「ARIGATO BATH SALT」はインバウンドを意識したデザインを採用
 

売上げの一部を環境保護団体に寄付
「イミ消費」に敏感な若者にも訴求
 
 ホテル・旅館用の各種アメニティ、備品を取り扱う㈱東京マツシマでは、SDGsへの関心の高まりを受け環境貢献商品を数多く開発・提供している。
 
 2017年に商品化された浴室アメニティ「ARIGATO BATH SALT(ありがとうバスソルト)」は、赤穂、沖縄、讃岐という日本有数の塩の産地で採れた天然塩を使用。売上げの一部が環境NPO法人団体「OWS(オーシャニック・ワイルドライフ・ソサエティ)に寄付され、サンゴの調査・保全プロジェクトや海洋プラスチック削減の普及・啓発活動に役立てられる。
 
 もとは外国人観光客に日本のよさをアピールする商品として企画・開発されたが、国内のエンドユーザーに対しても〝自然の恵みへの感謝〟を訴求する意味で「ありがとう」を商品名とした。コロナ前のインバウンド活況期にホテルへの納入数がふえ、寄付金額も堅調に推移。コロナ禍にあっても、しっかりと価値訴求ができている。
 
 近年は「トキ消費」「イミ消費」が注目されており、特にミレニアル世代やZ世代の意識が高い若者は商品やサービスの背景にある「イミ」に敏感に反応する。学校教育のなかで社会課題について学んできたこれらの世代は、これらに対して積極的に取り組み、活動しているホテル事業者を選ぶ傾向がうかがえる。彼らにとって従来は遊ぶ目的のための中継地点だったホテルは、現在は「このホテルに泊まること」が目的となり、なかには一歩もホテルの外に出ずに館内で過ごすケースもあるなど、若者世代の価値観と行動に変化が生じている。ホテル事業者としても、こうした若者世代に〝選ばれる〟ための取組みが、今後は必要となってくるだろう。
 

 

売上げの一部を環境保護団体に寄付
「イミ消費」に敏感な若者にも訴求
 
 ホテル・旅館用の各種アメニティ、備品を取り扱う㈱東京マツシマでは、SDGsへの関心の高まりを受け環境貢献商品を数多く開発・提供している。
 
 2017年に商品化された浴室アメニティ「ARIGATO BATH SALT(ありがとうバスソルト)」は、赤穂、沖縄、讃岐という日本有数の塩の産地で採れた天然塩を使用。売上げの一部が環境NPO法人団体「OWS(オーシャニック・ワイルドライフ・ソサエティ)に寄付され、サンゴの調査・保全プロジェクトや海洋プラスチック削減の普及・啓発活動に役立てられる。
 
 もとは外国人観光客に日本のよさをアピールする商品として企画・開発されたが、国内のエンドユーザーに対しても〝自然の恵みへの感謝〟を訴求する意味で「ありがとう」を商品名とした。コロナ前のインバウンド活況期にホテルへの納入数がふえ、寄付金額も堅調に推移。コロナ禍にあっても、しっかりと価値訴求ができている。
 
 近年は「トキ消費」「イミ消費」が注目されており、特にミレニアル世代やZ世代の意識が高い若者は商品やサービスの背景にある「イミ」に敏感に反応する。学校教育のなかで社会課題について学んできたこれらの世代は、これらに対して積極的に取り組み、活動しているホテル事業者を選ぶ傾向がうかがえる。彼らにとって従来は遊ぶ目的のための中継地点だったホテルは、現在は「このホテルに泊まること」が目的となり、なかには一歩もホテルの外に出ずに館内で過ごすケースもあるなど、若者世代の価値観と行動に変化が生じている。ホテル事業者としても、こうした若者世代に〝選ばれる〟ための取組みが、今後は必要となってくるだろう。
 


計8アイテムを揃える「MIRAIシリーズ」。パッケージにも間伐材35%配合のクラフト紙を使用