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月刊フューネラルビジネス 2018年4月号 |
本体価格3,300円 |
【特集】
ニーズ高まる邸宅葬会館
日本の総人口は2007年の約1億2,797万人をピークに減少をはじめ、2025年には約1億2,114万人になると予測され、高齢者人口は約3,500万人、高齢化率は約30%に達すると推計されている。しかも、2025年には「団塊の世代」が後期高齢者となるため、医療、年金、介護といった社会保障費が急増し、このままでは破綻することが懸念されている。
こうしたことを背景に国は、病院から在宅へと政策の舵を切ろうとしている。自宅で看護され、自宅で看取られるようになると、葬儀も葬祭会館で行なうのではなく、自宅で送るようになっていくことが予想されている。ただ、住宅環境などさまざまな理由から、自宅葬を行ないたくても行なえないケースもある。
そうしたなか、会館の“居住環境”を充実させ、あたかもラグジュアリーホテルや高級旅館などでくつろいでいるかのような雰囲気で、故人との最後の別れができる「邸宅葬会館」の開設を目にするようになった。本特集では、先進的に邸宅葬に取り組む葬祭事業者の事例を通じて、その可能性を探る。
■“最後の別れをゆっくりと過ごしたい”という
願いを叶える「邸宅葬会館」への支持が高まる――編集部
■上質な空間で家族の絆を強め故人との最後の
思い出をつくる「邸宅葬会館」設計のポイント
――佐藤善彦(潟Cンタージャンク 代表取締役)
《事例取材》
●潟激Nスト「LEXT-杜-福徳」[名古屋市北区]
――先代から受け継ぐ“充実の空間”提供目指し
邸宅葬会館を相次いで開業
●潟Gポック・ジャパン「弔家の灯 霧島」[宮崎県宮崎市]
――マルチブランド戦略の1ピースとして開発した
“家族の時間”を最重要視する邸宅型家族葬会館
●悠久の郷 メモリアルホール日生中央飛翔殿[兵庫県猪名川町]
――別荘感覚の新会館が反響を呼び商圏を拡大
割安感のある価格設定で新年度目標を倍増
●潟<c潤[ル「光の邸宅」[横浜市南区]
――小規模葬に特化した新ブランド立ち上げ
「洋風邸宅」をイメージした会館開設
●鞄捲椛「花店「家族葬 邸宅 和 寺町」[新潟県上越市]
――葬儀ができる“社長宅”をつくり
「家族で送りたい」葬家に提供
【特別資料】2017年新設会館一覧
【特別インタビュー】
■菅原裕典氏 叶エ月記 代表取締役社長
――100年間お世話させていただく企業づくり
ライフスタイルワンストップサービス企業へ
【FRONT RUNNER】
■川野晃裕氏 椛蛯フ葬祭 代表取締役社長
【Visual Report】
■セレモニーハウス 欒[奈良県天理市]
――“お客様の選択肢をふやす”ため自社事務所を
和モダンな邸宅葬会館にコンバージョン
■メモリアルレジデンス今福[長崎県松浦市]
――商圏内にこれまで見当らなかった1日1件貸切型邸宅葬会館をオープン
【FUNERAL REPORT】
■松井昭憲 社葬[公益社南ブライトホール]
――自らがプロデュースした会館使い自社の全ノウハウを投入した社葬式
■故 大久保政一 お別れの会[ホテルガーデンパレス]
―― 一大グループ企業を築き上げた地元の名士を
サクラをあしらった生花祭壇で送る
■故 中田勝透 合同葬[セレモニーホールなかた]
――“地元に葬儀社を” の想いで創業した先代社長を送る合同葬
■鶴ひろみを送る会[青山葬儀所]
――先輩や共演者が発起人となり人気アニメの声優を送る
【CLOSE UP】
■一般社団法人日本海洋散骨協会[東京都墨田区]
――日本海洋散骨協会が第4回海洋散骨アドバイザー検定を開催
【葬祭パートナーズ企業GUIDE】
■鰍アもりコーポレーション[東京都中央区]
――仏具、葬具の総合商社各種メーカーとネットワーク構築
■(一社)日本葬祭コーディネーター協会[東京都港区]
――品格を備えた美しい所作を指導スタッフの“質向上”が差別化のカギ
【News&Information】
●広島・総合センター、家族葬会館「玉泉院」ブランド2会館を新設
●岩手・ハウスセレモニー、復興地に家族葬会館をオープン
●三重平安閣、三重県伊賀市内に家族葬会館をオープン
●新潟・平安セレモニー、上越市内に未来提案型の小規模葬会館をオープン
●メモリード、春日市内初出店となる葬祭会館をオープン
●京王グループ、東京・上野で納骨堂事業に参画
●長野・博善社、須坂市内で行なわれた「まちゼミ」に参画
●日本ヒューマンセレモニー専門学校、
静岡の高校で葬儀や終活をテーマに授業を実施
●ティアが東京・北千住に「葬儀相談サロン ティア北千住」をオープン
●日本ヒューマンセレモニー専門学校、
3チームがテーマを競う卒業制作発表
●駿台トラベル&ホテル専門学校、「リピーター確保」
「理想の火葬場」「お墓まいり」をテーマに卒業研究
●東京観光専門学校葬祭ディレクター学科
2年生12人が卒業制作を発表
【連載】
■まちの葬儀社スタッフの“泣き笑い奮闘記”[最終回]
■次世代を担う若手僧侶が綴るリレーエッセイ「自寺改革」[9]
――仏恩山 常照院 住職 村田圭信
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