
■バックナンバー
■媒体概要
|
月刊フューネラルビジネス 2017年12月号 |
本体価格3,300円 |
【特集】
葬祭企業のM&A戦略
多様化する消費者ニーズは、葬祭企業のビジネススタイルを大きく変えつつある。とりわけ、少子高齢化を背景とした葬儀の小規模化や、生活者の葬儀に対する価値観の変化を背景とした葬儀の簡素化(1日葬、直葬の増大)は、葬祭経営に重くのしかかっている。そうしたなか、同業他社のM&A(合併・買収)による商圏・施行規模の拡大により”勝ち残り”をかけるケースが見られるようになっている。本特集では、葬祭業界におけるM&Aの現状と今後の動向を探り、葬祭業界の行方を見据える。
■経営課題解決の有効的な手段として認知深まる
企業のMergers(合併)& Acquisitions(買収)
――編集部
■後継者問題の深刻化で浮上する
「M&Aによる事業承継」という選択肢
――安藤智之[潟Xトライク 企業情報部 シニアアドバイザー]
≪事例研究≫
●株資S社[千葉市美浜区]
――M&Aは「終わり」ではなく「はじまり」
一緒になることで生まれる相乗効果に期待
●こころネットグループ[福島県福島市]
――成長戦略の1つに位置づけ
有効的M&Aを積極的に推進
●メモリードグル―プ[長崎県長与町]
――「地域でいかに占有率を上げるか」をベースに
Win- Winの関係構築を目指したM&A展開
●潟<c潟Aホールディングス[岐阜県大垣市]
――自社理念に沿った葬儀を1件でも多く施行するため
2010年以降に県内の葬儀社2社をM&A
●エルアンドイーホールディングス[東京都中央区]
――経営方針・基本戦略に賛同し「合流」
持株会社を設立し、長期的成長目指す
【特別企画】
■会館デザイン――設計家からの提言
単なる「ハコ」としての葬祭会館の時代が終わりを告げようとしている。
では、これからの時代、どのような葬祭会館が求められるのだろうか?
本特集では4社の設計会社にヒアリングを敢行。
次代の葬祭のあり方などについてお話をうかがった。
そこから見えてきたのは、単に設計・デザインをするという作業ではなく、
マーケット状況や提供するソフト(サービス)など
“売れる空間”の総合プロデュース力だ。
■単なる「ハコ」から“ソフトとしての会館へ”
会館グレードに見合うサービス提供が必須――編集部
≪事例研究≫
●潟Aルファ・ネット コンサルティング&デザイン[大阪市西区]
原田春男氏
――業界外のスタンスを常に持つ続けることで
時代のニーズに見合った会館デザインに貢献
●潟Cンタージャンク[東京都渋谷区]佐藤善彦氏
――店舗設計ではコンセプトづくりから入り
施主がとことん納得したデザインを提示
●晦.K(アーキテクト・ケイ)[東京都中野区]松葉啓氏
――同一商圏1物件をルールに
「和」をテーマとする会館設計に注力
●潟}ツヤアートワークス[兵庫県姫路市]松本哲哉氏
――依頼主との打合せを重ね、“戦略をデザイン”し、
引き渡し後も全力でサポート
《特別企画連動》
■「葬祭会館」設備機器・商材ガイド
【KEY PERSON 業界創生人】
■深谷憲弘氏 汲おい葬祭 代表取締役社長
【Visual Report】
■イズモホール笠井[浜松市東区]
――自宅葬の温かみと会館葬の利便性を兼ね備えた
1日1件貸切型の邸宅葬会館
■家族葬邸宅 du:e® 仙台荒井[仙台市若林区]
――家族葬に特化した新会館ブランドで
自社会館空白地域に出展した市場を深耕
【FUNERAL REPORT】
■故 山ア正晴 お別れの会[宮崎観光ホテル]
――業界拡大に尽力した創業会長を送る1,000人規模の「お別れの会」
■故 米良充次 お別れの会
[シーガイアコンベンションセンター「サミットホール」]
――県を代表するコンベンションセンターで行なわれた
「お別れの会」に2,000人が参会
【CLOSE UP】
■渇ヤ祭壇[仙台市青葉区]
――震災被災地の専門葬儀社が遺髪・遺品から製造する
ダイヤモンド事業を来年1月からスタート
■潟Gルブレイン[兵庫県西宮市]
――「デザイン」「コスト」「クオリティ」の3要素を重視した
会館プロデュースを実践
【葬祭パートナーズ企業GUIDE】
■渇ニ研[大阪府富田林市]
――時代変遷を見極めたお客様ニーズに応える
高級感ある商品をつぎつぎと開発
■潟Jミカワ服飾[福島県本宮市]
――葬祭スタッフ向けに特化した服飾品で
イメージアップやマナー向上に貢献
【News&Information】
●東京・蔵前の眞敬寺、機能性充実とモダンデザインを実現した納骨堂を開苑
●おおいた包括ケアネット ファイン、県内最大級の終活フェアで901人を集客
●京都・みやこメッセで恒例の仏壇展示会開催。複数の協会・企業が参集
●愛知・ティア、岐阜市と名古屋市に会館を相次ぎオープン
●北海道・あいプラン、市内25か所目となる会館をオープン
●神奈川こすもす、横浜市に「ダビアスリビング弘明寺」をオープン
●新潟・東條造花店、上越市内に家族葬会館「和」をオープン
●鎌倉自宅葬儀社、業務提携により新潟市内に「新潟自宅葬儀社」を設立
●全葬連、第62回全国〈広島〉大会を開催
●福岡・ラック、創立50周年記念式典を開催
●霊柩車メーカーのカワキタ、マレーシア企業と提携し香港に海外拠点を開設
●證大寺、LGBTの「終活」と「お寺」をテーマにセミナー開催
●青山葬儀所が12月4日に見学会を開催し新設備を披露
●[新刊]看取り士20人による“マザーテレサの夢の続き”を綴る
●[新刊]日本看取り士会の活動をルポルタージュ
【連載】
■次世代を担う若手僧侶が綴るリレーエッセイ「自寺改革」[5]
――龍山淨音寺 住職 山一正
■“顧客獲得力”養成講座[H]――お客様の立場で考える「事前相談」D
■まちの葬儀社スタッフの“泣き笑い奮闘記”[12]
■品格ある葬祭接遇ワンポイントレッスン[最終回]
――席への案内、席での案内
◆ビジネスナビ
コスモスターズ、中日映像出版、日比谷花壇、菱熱工業、
さっぽろセレモニー、東和ユニフォーム、森敬 |
|