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【2005.04.22】 |
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5年で2倍、10年で3倍の施設開業続く葬祭ホール 月刊フューネラルビジネスでは、前年末までに葬祭ホール・葬祭会館の開業動向調査を行ない、その集計値を毎年5月号(4月号で速報値)で、お知らせしております。こうした調査は、弊誌が独自に行なっているもので、公的な機関によるデータなどいっさい存在しないものです。 約半年間の調査期間を経て集計されたデータによると、2004年1年間に新たにオープンした民間葬儀社による葬儀専用会館は、333か所にのぼりました。この結果、全国に展開されている会館数は約4,600か所に達していることが明らかになりました。 特に、2000年以降の過去5年間では1,787会館(年間平均357会館)が開業したことになり、1995年から5年間で約2倍に、そして10年間で3倍に一挙に施設数が拡大したということが明らかになりました。 <葬祭会館・セレモニーホール施設数ランキング> ●会館数の多い県
●会館数の少ない県
●開業数が多かった時期/県
全般的には、葬祭会館が早い時期から整備されたのは北海道や西日本地方、なかでも九州地方にみられていましたが、現在は、東日本エリアの北関東から東北地方において開業ラッシュが起こっています。 葬祭会館・セレモニーホールが地域に整備されることによって、冬でも夏でも冷暖房の完備した施設で、快適な葬送の時間が過ごせるようになりました。一方、地域や集落ごとの葬儀慣習などが短期間で失われていくことも危惧されています。 なお、月刊フューネラルビジネス5月号では、さらに詳しく全国47都道府県ごとの年次別ホール開業データをグラフ化して、そのドラスティックな変化の様子が一目でわかるように誌面を構成しております。 (福田充/月刊フューネラルビジネス) 【参考URL】 <月刊フューネラルビジネス公式サイト> 編集スタッフのつぶやきコーナーもあります。 http://www.funeral-biz.com/ |
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