IR実施法案が2018年8月に可決され、人々の関心はカジノに目が向けられています。その一方で、政府がMICE(Meeting・Incentive・Convention・Exhibition)施設の誘致に旗を振るなか、会議場・展示場の建設ラッシュが続いています。自治体側もMICE施設の整備による地域経済の活性化や観光振興等に期待を寄せており、カジノ誘致を検討する地域以外の地方都市でも、会議場・展示場の新設に加え、増築や建て替えなどの整備計画が進んでいます。
本書では、MICE施設の乱立を懸念する声もあるなかで、効果的・効率的なプランニングを推進するために、市場動向を踏まえた「経済効果と建設・運営別にみた整備事例」を押さえたうえで、コストダウンの手立てを含めた事業化計画のための「検討すべき整備手法と収支計画の考え方」を収載。さらには開業後も安定した施設経営を行うための営業・管理運営手法として、具体的な「貸館利用のターゲティングや期待できる主な催事等」を詳解します。
2020年東京五輪後の成長産業と捉えられ、地域振興の中枢となるMICE施設の[事業化を成功させる]ためのノウハウを網羅した実務資料として、関係各位の皆様にぜひともご購読をお薦めいたします。
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