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好評発売中!
[地方創生拠点]としての期待が寄せられている「道の駅」の
ハード・ソフト両面からの開発・再生のポイントを徹底解説!
構成を見直すとともに情報更新・データ拡充を図った改訂新版!

新版[地方創生拠点]としての「道の駅」開発・再生資料集

[付録CD-ROM]
全国436か所の「道の駅」年間入込客数(2015〜2017年)


●A4判/縦型/132頁+付録CD-ROM●定価74,000円+税●2019年6月28日発刊



【本書の特徴】
特徴 1 大きく変化した事業環境を踏まえて旧版を改訂。
登録数1,160施設(2019年6月現在)となった「道の駅」の現状を整理。
特徴 2 基本データを併記した57事例を交え、地域のニーズを満たす多角的な視点から
地域振興施設としての「道の駅」の将来像を読み解く。
特徴 3 事業性の視点から「道の駅」開発・リニューアルのポイントを詳解。
高収益型および標準型「道の駅」の収支モデルを提示。
特徴 4 付録CD-ROMに地方自治体の観光統計などから抽出した436駅の年間入込客数を収録。

【発刊の狙い】
  旧版の発刊(2015年7月)から約4年が経過しましたが、地域や運営主体などの創意工夫により「道の駅」を地域活性化の拠点とする取組みはより一層進展しています。インバウンドの増加など社会環境の変化や生活者のニーズに対応してゲートウェイとしての機能が拡充され、他方では行政サービスを補完する地域センターや防災拠点として欠かせない存在となり、登録数は2019年6月現在、1,160施設を数えます。
 しかし、「道の駅」が“地域振興拠点”としての機能を強化している一方で、前面道路の通行量の減少、近隣への新規開設やリニューアル効果に押され集客に苦労しているケースも少なくなく、事業の縮小や撤退を強いられたという報道も見られます。
 本資料集は、さらに開発・リニューアル意欲の高まる「道の駅」の動向を踏まえたうえで、新たに「中心市街地の活性化」「廃校活用」「子育て支援施設導入」「アウトドアアクティビティの拠点機能」「隣接地の宿泊施設」などの視点を加え、57の事例を交えて「道の駅」の将来像を展望し、また、より強靭な組織体制づくりについて掘り下げて解説するなど、旧版の構成を見直すとともに大きく変化した事業環境を反映させた内容に改訂して刊行いたします。


【著者】
黒田浩介 グランデザイン 代表



[編集内容]
第1編 「道の駅」の制度と現状
 1. 「道の駅」の制度
  (1)「道の駅」の定義
  (2)「道の駅」の登録・案内制度
  (3)「道の駅」制度創設の経緯
  (4)「道の駅」のコンセプトとマーク決定の経緯
 2. 「道の駅」認定要件──3つの機能
 3. 「道の駅」の整備の手順
 4. 「道の駅」の登録状況と近年の動き

  (1)登録状況
  (2)近年の動き
 5. 海外に広がる「道の駅」
  (1)タイと「道の駅」の交流
  (2)途上国への「道の駅」導入
 6. 重点「道の駅」制度
  (1)重点「道の駅」制度の制定とその後
  (2)地方創生
  (3)「小さな拠点」(多世代交流・多機能型拠点)の形成
  (4)重点「道の駅」に想定される機能
  (5)地方創生の進捗
 【資料】重点「道の駅」・モデル「道の駅」施設一覧
  全国モデル「道の駅」/重点「道の駅」
  特定テーマ型モデル「道の駅」(“住民サービス”部門)
  特定テーマ型モデル「道の駅」(“地域交通拠点”部門)

第2編 地域振興施設としての開発・再生のポイント
 1. 「道の駅」開発・再生に必要な視点
 2. ソフトウエアに合わせてハードウエアをつくる
 3. 民間のビジネス視点を取り込む
 4. 地域振興施設としての構成要素
 5. 物販施設の業態と開発・再生のポイント

  (1)物販施設の業態
  (2)物販施設の開発・再生のポイント
 6. 飲食施設の業態と開発・再生のポイント
  (1)飲食施設の業態
  (2)飲食施設の開発・再生のポイント
  (3)飲食を地域振興に役立てる視点
 7. 利用者の行動に沿った施設の設計
 8. 地方創生拠点整備交付金
 9. 地域振興施設としての組織体制

  (1)組織体制
  (2)駅長(支配人)
  (3)出荷者協議会/生産者組合
  (4)PFI について
 10. 地域振興施設として有効な集客の手立て
  (1)新商品開発
  (2)イベント
  (3)連携イベント
  (4)チラシ
  (5)ダイレクトメール・電子メール
  (6)ポイントカード
  (7)WEBサイト・SNSなど
  (8)キャッシュレス決済
 11. 地域振興施設の収支モデル
  【収支モデル@ 年間取扱高12億円規模の高収益型モデル】
  【収支モデルA 年間取扱高2.8億円の標準型モデル】

第3編 事例からみえる「道の駅」の将来
 はじめに〜「地方創生」への期待
 1. 行政サービスとしての使命

  【事例1】道の駅赤来高原(島根県飯石郡飯南町)
  【事例2】道の駅仁保の郷(山口県山口市)
 2. 住民サービス
  【事例3】道の駅鯉が窪(岡山県新見市)
 3. 防災拠点としての機能
  【事例4】道の駅あらい(新潟県妙高市)
  【事例5】道の駅美濃にわか茶屋(岐阜県美濃市)
  (1)災害時の「道の駅」の活用事例
  (2)優先順位の高い防災対策
 4. 買物拠点としての機能
  【事例6】道の駅どまんなかたぬま(栃木県佐野市)
  【事例7】道の駅柿の郷くどやま(和歌山県伊都郡九度山町)
  【事例8】道の駅ソレーネ周南(山口県周南市)
  【事例9】道の駅さんわ182ステーション(広島県神石郡神石高原町)
  【事例10】道の駅風和里しばやま(千葉県山武郡芝山町)
  【事例11】道の駅しもつけ(栃木県下野市)
 5. 文化交流拠点としての「道の駅」
  【事例12】道の駅能登食祭市場(石川県七尾市)
  【事例13】道の駅龍勢会館(埼玉県秩父市)
  【事例14】道の駅きよかわ(大分県豊後大野市)
  【事例15】道の駅かづの(秋田県鹿角市)
  【事例16】道の駅たかのす(秋田県北秋田市)
  【事例17】道の駅センザキッチン(山口県長門市)
 6. 第一次産業・伝統産業の振興──農産物直売所から次のステージへ
  (1)第一次産業の振興
  (2)農業振興
  (3)伝統産業の振興
  【事例18】道の駅発酵の里こうざき(千葉県香取郡神崎町)
 7. “地産地消”から“地産外消”へ
  (1)定着した“地産地消”
  (2)小売機能から商社機能へ――「地域商社」の役割
  【事例19】道の駅とみうら 枇杷倶楽部(千葉県南房総市)
  【事例20】道の駅萩しーまーと(山口県萩市)
  【事例21】道の駅竹田(大分県竹田市)
  【事例22】道の駅きなはい屋しろかわ(愛媛県西予市)
 8. 観光振興の新たな取組み──インバウンド観光のインフラとなるか
  【事例23】道の駅那須高原友愛の森(栃木県那須郡那須町)
  【事例24】しまなみ海道の「道の駅」(瀬戸内エリア)
  【事例25】道の駅クロステン十日町(新潟県十日町市)
  【事例26】道の駅ニセコビュープラザ(北海道虻田郡ニセコ町)
  【事例27】道の駅いたこ(茨城県潮来市)
 9. 中心市街地の活性化
  【事例28】道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣(栃木県日光市)
  【事例29】道の駅藍ランドうだつ(徳島県美馬市)
 10. 廃校活用
  【事例30】道の駅保田小学校(千葉県安房郡鋸南町)
 11. 流通業・小売業の参入
  【事例31】道の駅みやもり(岩手県遠野市)
  【事例32】道の駅びんご府中(広島県府中市)
  【事例33】里のMUJI みんなみの里(千葉県鴨川市)
 12. 子育て支援施設導入
  【事例34】道の駅パレットピアおおの(岐阜県揖斐郡大野町)
  【事例35】道の駅国見あつかしの郷(福島県伊達郡国見町)
 13. ビジターセンター機能
  【事例36】道の駅美山ふれあい広場(京都府南丹市)
  【事例37】道の駅尾瀬檜枝岐(福島県南会津郡檜枝岐村)
 14. アウトドアアクティビティの拠点機能
  【事例38】道の駅びえい「白金ビルケ」(北海道上川郡美瑛町)
  【事例39】道の駅ぎのざ(沖縄県国頭郡宜野座村)
  【事例40】STAGEX 高島/道の駅しんあさひ風車村(滋賀県高島市)
 15. 「道の駅」隣接地の宿泊施設
 16. 社会実験の場

  【事例41】道の駅南アルプスむら長谷(長野県伊那市)
 17. 「道の駅」の立地とモビリティ──新たな地域モビリティの時代へ
  【事例42】道の駅みそぎの郷 きこない(北海道上磯郡木古内町)
  【事例43】道の駅どんぐりの里いなぶ(愛知県豊田市)
  【事例44】道の駅しちのへ(青森県上北郡七戸町)
 18. 人手不足による事業縮小、撤退
  【事例45】道の駅ガレリア亀岡(京都府亀岡市)
  【事例46】道の駅飛騨白山(岐阜県大野郡白川村)

第4編 「道の駅」の課題と対応策
 1. 「道の駅」のあり方
  (1)ハード主義からソフト主義へ
  (2)地方分権型と中央集権型のベストミックス
  (3)地域の範囲とアイデンティティ
  (4)官民のパートナーシップ
  (5)経済産業振興と文化社会交流
 2. 人材の育成
  【事例47】道の駅蛍街道西ノ市(山口県下関市)
  【事例48】道の駅阿武町(山口県阿武郡阿武町)
  【事例49】道の駅はなわ(福島県東白川郡塙町)
  【事例50】道の駅霧の森(愛媛県四国中央市)
 3. 施設・組織の刷新
  (1)約4割が登録から20年以上経過
  (2)閉鎖された「道の駅」
  (3)運営体・組織の変更
  【事例51】道の駅きりら坂下(岐阜県中津川市)
  【事例52】道の駅おおむた(福岡県大牟田市)
  【事例53】道の駅丹後王国「食のみやこ」(京都府京丹後市)
  【事例54】道の駅針T・R・S(奈良県奈良市)
 4. テクノロジーの活用
  (1)情報通信技術の活用
  (2)ネット通販
  【事例55】道の駅うずしお(兵庫県南あわじ市)
  【事例56】道の駅加子母(岐阜県中津川市)
  【事例57】道の駅四万十とおわ(高知県高岡郡四万十町)
 5. 指定管理者制度の課題
  (1)指定管理者制度の現状
  (2)指定管理者のあり方に対する私案
 6. 競争か共創か
  (1)「道の駅」の競争
  (2)「道の駅」における共創
 7. 「道の駅」の評価方法


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