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好評発売中!
不動産私募ファンドの各種スキームのメリット・デメリットと組成方法!
不動産証券化に必須の基礎知識と、組成の計画からクロージング、運営、出口戦略までの実務を体系的に徹底解説!

不動産私募ファンド組成実務マニュアル&書式集

【付録 CD-ROM】 組成に役立つ書式・資料を収録

●A4判/縦型/104頁+CD-ROM●定価74,000円+税●2019年5月13日発刊


【本書の特徴】
特徴 1 GK-TKスキームを例に、組成までの段取り、運営、出口戦略までの証券化実務を体系的に詳解。初心者にもわかりやすく解説!
特徴 2 GK-TK、TMK、リート、不動産特定共同事業法の各スキーム別にメリット・デメリット、許可取得のポイントを整理!
特徴 3 私募ファンドの基礎知識として、基本的な仕組みや各プレーヤーの役割について解説!
特徴 4 私募ファンド組成に即活用できる、必要契約書一覧表、デューデリジェンス対応のための準備資料・チェックリスト、必要書式例などを付録CD-ROMに収録!

【不動産証券化までの段取りを解説】
 不動産私募ファンドを組成する動きが活発化しています。わが国は世界的にみてもローンの調達金利が低く、賃料も安定しており、また、ファンドの投資対象がオフィスやレジデンス、商業施設から、ホテル・旅館、倉庫・物流施設、ヘルスケア施設へと様々なアセットに拡大するなか、柔軟な投資手法が可能である不動産私募ファンドが注目されています。
 私募ファンドは、不動産物件の開発段階から証券化による資金調達が活用でき、海外投資家から資産を受け入れやすく、少数プレーヤーで運用できスキームのアレンジが利きます。
 ただし、不動産ファンドを取り巻く環境の変化は著しく、私募ファンドの組成・運用にあたっては、業務の全体を俯瞰したうえで、スキームの基本、関連する法務の最新知識を常に習得していくことが必須となります。
 本書では、GK-TKやTMKなどファンド組成の主要スキームについて、スキームづくりの準備、メリット・デメリット、留意点などについて、投資運用会社の代表を長年務めた経験豊富な筆者が解説。組成までの段取り、運営、出口まで証券化の実務を、スケジュールに沿って体系的に詳解しております。また、組成に必要な書式やチェックリストを付録CD-ROMに収録しています。
 不動産ファンド組成の企画、ファンドの運用、開発・投資における実務知識を習得したい皆様にぜひご購読をお薦めいたします。


【著者】
諌山哲史
東京アセットトラスト株式会社 代表取締役社長
みずほ信託銀行を経て、投資顧問会社に入社。ファンドマネージャーとして49物件約1,000億円のファンド組成、オフィス投資を推進。 2006年不動産投資顧問会社を設立し、社長に就任。総額3,500億円超のファンドアレンジメントを推進。また、海外年金基金を顧客として、約1,000億円の不動産投資実行、600億円の売却を統括。2014年同社を上場企業に株式譲渡(M&A)。2018年より医療系不動産の開発支援を行っている。不動産鑑定士、医療経営士一級




[編集内容]
第1編 不動産私募ファンドの市場動向と基礎知識
 1. 不動産証券化の歴史
  (1)第1段階〜社会的な必要性からの誕生
  (2)第2段階〜私募ファンドの隆盛と崩壊
  (3)第3段階〜多様化と安定的成長
 2. 不動産証券化の市場動向

  (1)不動産証券化による取引規模
  (2)スキーム別の実績
  (3)不動産証券化の市場規模
 3. 不動産ファンドの基礎知識
  (1)不動産証券化の基本的な仕組みとプレーヤー
  (2)その他不動産ファンドに関係するプレーヤー
  (3)なぜ不動産ファンドを活用するのか
     ―― 不動産ファンドを活用するメリット・デメリット

第2編 不動産私募ファンドのスキームの種類とメリット・デメリット
 1. 不動産ファンド主要スキームの種類と比較
 2. GK-TK(合同会社-匿名組合)スキーム(信託受益権保有型)

  (1)概要
  (2)組成の流れ
  (3)メリット・デメリット
  (4)許可取得
 3. TMK(特定目的会社)スキーム
  (1)概要
  (2)組成の流れ
  (3)メリット・デメリット
  (4)許可取得
 4. リート(投資法人)スキーム
  (1)概要
  (2)組成の流れ
  (3)メリット・デメリット
  (4)許可取得 
 5. 不動産特定共同事業の場合
 
第3編 不動産証券化の実務
    〜GK-TKスキーム組成の段取りから運営、出口まで〜

T. 企画段階
 1. 不動産に関する検討
  (1)不動産ファンドの全体像の検討
  (2)物件資料の収集
  (3)現地調査
  (4)不動産評価、投資事業計画の策定
  (5)内部の案件会議(ロールアップ)
  (6)スケジューリング
 2. レンダーとの調整
 3. 投資家への打診

  (1)機関投資家への出資提案
  (2)事業会社、富裕層等への出資提案
  (3)提案時の説明資料
  (4)投資家との協議
U. 交渉段階
 1. 不動産に関する取得交渉プロセス
  (1)売買契約交渉段階
  (2)契約・決済スケジュール
  (3)デューデリジェンス開始
  (4)信託銀行への打診・受託審査開始
 2. 交渉段階におけるレンダーとの交渉プロセス
  (1)レンダーへの声がけと選定
  (2)融資条件書(タームシート)の受領
 3. 交渉段階における投資家との交渉プロセス
 4. スキーム組成

V . クロージング
 1. 不動産の取得に向けたクロージング業務
  (1)契約書のドキュメンテーション
  (2)不動産ファンドに関係する運営契約の締結
  (3)信託契約の締結
  (4)マスターリース契約の締結
  (5)売買契約の締結
 2. レンダーのクロージング段階でのプロセス
  (1)融資実行前提条件の充足
  (2)ローン契約の締結
  (3)融資金の振込み
 3. 投資家のクロージング段階でのプロセス
  (1)出資契約の締結
  (2)出資の実行
 4. アセットマネージャー内部のクロージング段階でのプロセス
  (1)投資委員会
  (2)コンプライアンス委員会
  (3)取締役会
  (4)各委員会の記録の重要性
W. ファンド組成後の運営開始
 1. クロージング直後、ファンド開始後、期中管理における業務
 2. 出口戦略の実行

 
第4編 不動産私募ファンドプロジェクト事例
事例:オフィスビル(流動化型−信託受益権)
 1. プロジェクト概要
  (1)概要
  (2) GK-TKスキーム採用の理由
 2. 全体的な取引の流れ
 3. 届出関連
 4. 各段階での主な検討ポイント

  (1)取得の準備段階
  (2)交渉段階
  (3)クロージング段階
 5. アセットマネジメントの手法と成果

第5編 関連資料
 1. 業務日誌からみる不動産ファンド組成までの手順
 2. ファンド関連ビジネスにおける登録・届出業務


[付属CD-ROM]
 01. 守秘義務念書(売主←検討者差し入れ版)
 02. 売主への開示依頼資料一覧
 03. アセットマネージャーの収集資料一覧
 04. スキーム図1〜4
 05. Q&Aシート(物件名)
 06. ファンド組成スケジュール表例
 07. ドキュメントリスト
 08. 不動産評価での主要なチェックポイント
 09. 不動産買付証明書


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