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利用者から、そして保育士から選ばれる施設になるための環境づくり・マネジメントとは!
具体的な採用・定着のポイントとキャリアアップのための業界初の研修方法を
フォーマットも提示しながら徹底解説!

保育施設の採用・育成計画と人材・リスクマネジメントマニュアル

●A4判/縦型/110頁●定価73,000円+税●2019年4月1日発刊



【執筆者】
【第1・3編】
 小崎 恭弘 大阪教育大学教育学部 准教授

【第2編】
 阿川 勇太 ぬくもりのおうち保育 保育教育部 部長


【本書の特徴】
特徴 1 採用の新卒・中途採用・施設長候補者別に、採用にあたっての69の質問とその回答例をあげて、評価のポイントを解説!
特徴 2 保育士の質を確保するための教育方法を詳解。
また、キャリアアップの新手法「ラダー研修」についてフォーマットを掲載し具体的に解説!
特徴 3 人材確保・教育につながる園のマネジメントについて、職位別などで解説!
特徴 4 インシデント(ヒヤリ・ハット)の収集からデータの分析手法など、
リスクマネジメントの手順と進め方を、実際の事例も交えて詳解。
業界では新しい取組みとなる「セーフティマネジメント」についても解説!

人材・定員の集客につながる教育とマネジメント
 保育施設で人材不足が叫ばれるなか、高い資質をもつ保育士の採用は現実的に困難になっています。それならば、基準を下げて採用し、園で教育するしかありません。しかし、その場合においても採用は誰でもよいというわけではなく、判断基準や選択ポイントがあります。
 また、国の施策ではキャリアアップ研修の導入などで処遇改善を促すとともに、「保育の質の確保」を求めており、保育士の質の向上は不可欠な要件となっています。
 さらに、そうした人材確保・教育においては、園長(施設長)や主任職による園のマネジメントが重要になってきます。働きやすい環境整備やキャリアアップのための施策など「保育士に選ばれる職場づくり」を行っていかなければなりません。
 本書では、実際、どのような教育手法を取り入れ保育の質を向上させるのか。採用計画やキャリアアップの具体的な方法を開示し、マネジメントの手法まで解説しております。
 急増した企業主導型保育施設ですが、保育園を開設したものの、人材と定員の確保で苦労しているケースが見受けられます。また、認可園においても無関係ではなく、今後子どもが確実に減少していくなかで生き残りをかけた戦いとなってきます。人材の質の高さは選ばれる保育園へとつながり、集客策にもなります。
 他方、近年保育施設では利用者増もあって事故が増加しており、リスクマネジメントの徹底が求められています。これは保育士の質の問題だけでなく、組織体制や方針が重要になってきます。どのような事故が想定され、どう管理すれば最適なのか。事例やフォーマットも提示しながら、事前策と事故後の対応を問題点に気づける内容で解説しています。
 保育施設事業への新規参入、事業拡大を検討中の事業者ほか、関連事業者の皆様にご購入をお薦めいたします。




[編集内容]
第1編 保育施設マネジメント
 1. 保育施設マネジメントの重要性
  (1)保育施設マネジメントとは
    @マネジメントとは
    A保育施設におけるマネジメントとは
  (2)保育施設マネジメントの推進の方向性
    @課題
    A期待される推進の方向性
 2. 保育施設マネジメントの実践に向けて
  (1)基本要件と取組み内容
    @意識や姿勢の確立
    A組織の進化・成長への取組み
  (2)業態別の経営課題
    @保育所・認定こども園
    A小規模保育
    B企業主導型保育
 3. 職位とマネジメント
  (1)キャリアパスとマネジメント
  (2)職位別マネジメントの視座と役割
    @施設長(所長、園長)
    A管理者(副所長、主任)
    Bミドルリーダー
    C新任者・新卒者

第2編 人材採用と育成計画
T. 保育業界の人材を取り巻く環境
 1. 保育士不足の現状
  (1)保育士不足の概況
  (2)潜在保育士数と復帰の条件
  (3)離職率と離職理由
 2. 複合的な要因による保育士不足
 3. 保育人材確保に関わる政府の施策


U. 人材採用と定着のための手法
 1. 保育士の採用計画
  (1)保育士採用の現状と課題
  (2)採用応募数を上げるために
  (3)保育観ギャップを解消するために
 2. 保育士としての素質
 3. 採用の視点と判断基準

  (1)10個の人材の要素
  (2)キャリア別質問例と評価ポイント
    @新卒者向け質問例と評価ポイント
    A中途採用者向け質問例と評価ポイント
    B施設長候補者向け質問例と評価ポイント
 4. 人材定着のためのポイント
  (1)採用時のミスマッチの防止
  (2)ステップアップの道筋の明示
  (3)働き続けられる環境整備
  (4)IT化の考え方

V. 育成計画
 1. 施設にとっての人材教育の意義
 2. 人材教育のポイント〜保育所保育指針を踏まえて
 3. 人材教育の実際

  (1)施設内研修とOJT
  (2)外部研修と保育士等キャリアアップ研修
  (3)「望ましい保育士の姿」の構築
  (4)キャリアアップの新手法「ラダー研修」
  (5)施設におけるキャリアパスの設定
  (6)スーパービジョンとコーチング

第3編 リスクマネジメント
 1. リスクとリスクマネジメント
  (1)リスクの意味と特徴
  (2)保育施設におけるリスク
  (3)保育施設におけるリスクマネジメント
  (4)リスクマネジメントの手順
    @リスクの想定・発見
    A発生要因の分析
    B対策の立案と実践、評価
 2. リスクマネジメントの実際
  (1)インシデント収集に基づくリスクマネジメントの進め方
    @把握
    A分析
    B対応
  (2)再発防止事例にみるリスクマネジメント
    CASE1◆プールでの水難事故
    CASE2◆給食の誤配によるアレルギーショック
    CASE3◆子どもの怪我に関する保護者トラブル
    CASE4◆保育者の一斉退職
 3. リスクマネジメントからセーフティマネジメントへ
  (1)セーフティマネジメントとは
    @セーフティマネジメントの考え方
    A保育におけるセーフティマネジメント
  (2)セーフティマネジメントの具体例
    @避難訓練
    A安全教育
    Bマニュアル・ガイドライン
  (3)セーフティマネジメントの推進に向けて
    @セーフティマネジメントと安全文化の確立
    Aセーフティマネジメントを推進するために


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