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好評発売中!
コンテンツの多様化、ジャンルの細分化が進むなどソフト供給増が続くライブエンターテインメント市場!
エンターテインメント施設の新たな潮流や施設計画の展望を踏まえ、市場の変化に対応したライブ空間の開発計画から貸館事業・自主事業に求められるマーケティング戦略など計画着手に必須の情報を徹底詳解!

ライブエンターテインメントのための
ホール開発計画&マーケティング戦略資料集


●A4判/縦型/105頁●定価73,000円+税●2018年11月15日発刊

都市再開発における集客装置、インバウンドの拡大に伴うナイトタイムエコノミーの受け皿、
統合型リゾート(IR)の構成要素としても注目されるエンターテインメント施設の事業ノウハウを網羅!

【本書の特徴】
特徴1 全国で200を超えるホール開発プロジェクトの傾向と新潮流を整理するとともに、
今後の施設計画および管理運営計画のあり方を展望。
特徴2 多様化するコンテンツと高度化するライブ演出に対応するための舞台空間・設備、
顧客の変化に応じた客席空間やサービス機能の拡充など、
これからのホール開発に求められる視点とその要諦を詳解。
特徴3 貸館事業・自主事業に求められるマーケティング戦略のポイントを実務経験者が解説。
特徴4 都心の複合開発におけるビルイン型ホールおよび地方都市の独立型ホールの
モデル指標を提示。

【執筆】
第1編   笹井 裕子  ぴあ ぴあ総研 所長
第2編   伊東 正示  潟Vアターワークショップ 代表取締役
第3編1・2/第5編 
 丸山 健史 潟Vアターワークショップ 執行役員
第3編3〜11/第5編  小林 徹也  潟Vアターワークショップ コンサルティング部 マネージャー
第4編  和田 裕次  潟Vアターワークショップ コンテンツ事業推進室 チーフマネージャー



【発刊の狙い】
 2012年以降、わが国のライブエンターテインメント市場規模は増加傾向にあります。2016年こそ大型ホールの相次ぐ大規模改修を要因として市場規模は5年ぶりに前年割れを喫しましたが、これらの再オープンや公演回数の増加などによって2017年は増加に転じ、過去最高の5,151億円に達しました。2001年比で市場規模は約2倍に拡大しています。
 複製不可能な、その場限りの体験を共有するライブへの関心が高まり、コンテンツをシェアする場も多様化する一方で、都市再開発や遊休スペースの有効活用、既存ホール施設の再生にあたり、さまざまなライブエンターテインメントの公演を目的としたホールの計画が各地で進められています。これらは集客装置として着目されていますが、インバウンドの拡大に伴うナイトタイムエコノミーという潜在需要の受け皿として、また統合型リゾート(IR)を構成するエンターテインメント施設としても期待されるところです。
 本資料集は、ライブエンターテインメントビジネスの潮流や将来展望を踏まえたうえで、多様なライブコンテンツの提供を想定したホールの開発および貸館・自主事業のマーケティングのポイント、モデル指標の提示など、より一層の成長が見込まれるエンターテインメント施設の事業化計画の着手に必須の情報を整理して提供いたします。



[編集内容]
第1編 ライブエンターテインメントの市場動向
1. 市場規模の推移
2. 音楽ライブ〜活況の続くポップス音楽
3. ステージでのパフォーマンスイベント

 (1)ミュージカル
 (2)演劇
4. 多様化するライブコンテンツ、高度化するライブ演出
 (1)異なるジャンルの融合
 (2)テクノロジーとの融合
 (3)体験型・参加型イベント
5. ライブエンターテインメント市場を取り巻く環境
 (1)ライブ会場不足問題
 (2)チケット高額転売問題

第2編 ライブエンターテインメントビジネスの将来展望
1. エンターテインメント施設の新しい潮流
 (1)これまでの公立ホール
 (2)近年の計画概要
   @大規模改修あるいは建替え計画
   A建設費の高騰
   B都市再開発事業内の文化施設
   C民間活力の導入
   D複合文化施設化
   EMICE 機能
   F民間の劇場・ホール建設
   G震災復興計画
 (3)新しい潮流
   @新しい音楽ホール
   A映像の充実化と会場の大型化、ライブの新しい楽しみ方
   Bシアターコンプレックス
   C究極の専用劇場、あるいは超多目的ホール
   D運営主体の変化(エンターテインメント企業の進出)
2.施設計画の現状と将来予測
 (1)施設コンセプト
 (2)開発事業内での位置づけ
 (3)施設計画
 (4)管理運営計画

第3編 開発計画
1. コンセプト
 (1)ホールコンセプトの位置づけ
 (2)開発内での位置づけと社内での位置づけ
   @不動産収益床としての位置づけ
   A企業のCSR 活動やメセナ活動あるいは宣伝活動の一環としての位置づけ
   B複合開発の集客装置あるいは情報発信装置としての位置づけ
   Cコンテンツ企業の拠点や本業との相乗効果のある事業拠点としての位置づけ
 (3)メインとなる想定演目の設定
 (4)周辺施設の調査と戦略
 (5)貸館収支の考え方
 (6)事業スキームと運営計画および組織計画
   @直営
   A業務委託
   B賃貸
2. 立地戦略
3. 施設構成と概要

 (1)施設規模によるライブエンターテインメント施設の種別と新たな可能性
   @小規模ライブハウス(街中のライブハウス等)
   A中規模ライブハウス(Zepp、豊洲PIT、赤坂BLITZ 等)
   B大規模公共ホール(市民会館等)
   C超大規模ライブ会場(武道館、アリーナ、スタジアム等)
 (2)ライブエンターテインメントのための施設構成
   @舞台と楽屋などの舞台裏の施設
   A客席とホワイエなどの表の施設
 (3)外観意匠の考え方
4. 新しいホールの空間設計
 (1)舞台空間の設計
   @舞台の大きさ
   A舞台の内装
 (2)客席空間の設計
   @アリーナ席
   Aスタンド席、バルコニー席
   B客席空間の舞台技術
5. 多様な演出への対応
 (1)基本的な舞台特殊設備
   @舞台機構
   A舞台照明
   B舞台音響
 (2)発展性のある舞台特殊設備
   @映像設備
   Aワイヤーアクション、特殊効果など
6. 観客のための空間と機能

 (1)休憩から交流の場としてのロビー、ホワイエ空間
 (2)物販、飲食などの機能空間
 (3)建物周辺の環境の整備
7. 上演者のための空間と機能
 (1)出演者関係の空間
 (2)技術スタッフと搬入関係の空間
8. 施設運営者のための空間と機能
 (1)施設運営者の空間
 (2)管理関係の空間
9. 建築音響計画
 (1)遮音・防振計画
 (2)建築音響の計画
10. ユニバーサルデザインと舞台上演の安全性の確保
 (1)ライブホールのユニバーサルデザイン
 (2)舞台上演の安全性の確保
11. ライブホールに関わる法律関係
 (1)建築基準法・消防法関係
 (2)興行場法
 (3)特定天井などの配慮すべき指針

第4編 マーケティング戦略
1. 戦略策定の前提条件としての調査分析
2. ターゲティング
3. 提供価値と訴求ポイント
4. 事業内容

  <参考:主催事業の実施スキームについて>
5. ブッキングマネジメント
6. 商品づくり(主催事業、連携事業など)

  <参考:主催等のクレジット表記について>
7. 販売戦略とプロモーション
 (1)B to B の貸館事業の顧客に対して
 (2)B to C の一般顧客に対して
8. サービス部門
 (1)貸館の主催者や施設利用者に対する開催支援サービス
 (2)一般顧客(来館者)に対するサービス
9. 当日運営
10.リピーター、施設のファンづくり

 (1)貸館顧客のリピーター化
 (2)イベント参加者や一般来館者を対象としたホスピタリティ環境の提供
 (3)会員やサポーターなどの固定のファンづくり
 (4)アンケートなどの実施とそれに基づいた改善
11. 運営体制
12. 人材とその育成

 (1)求められる人材
 (2)人材育成について

第5編 立地タイプ別モデル指標
1. 都心立地型複合モデル
 (1)前提条件
 (2)各種設定値および収支
   @建設費
   A会場基本利用料金と稼動率
   B運営費
   C事業収支と追加投資
 (3)建築設計
2. 地方都市立地型独立モデル
 (1)前提条件
 (2)各種設定値および収支
   @建設費
   A会場基本利用料金と稼動率
   B運営費
   C事業収支と追加投資
 (3)建築設計

第6編 ケーススタディ
1. チームスマイル・豊洲PIT(東京都江東区)
2. CLUB CITTA'(川崎市川崎区)
3. 仙台GIGS(仙台市若林区)


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