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テーマパーク・遊園地・動物園・レクパークなどのレジャー施設も
人口減少、少子高齢化など日本が直面する市場の激変にさらされる。
“飲食”“物販”“空間・環境”など施設の魅力を総合的に高めるための
レジャー施設のリノベーション・再生のポイントを徹底解説!

レジャーランド&レクパークのリノベーション計画資料集

●A4判/縦型/142頁●定価70,000円+税●2017年9月12日発刊



【ご案内】
  経済産業省によると、2016年度の「テーマパーク・遊園地」の市場規模は5年連続の増加で6,581億円となりました。東日本大震災の影響で市場は一時縮小しましたが、その後は上昇傾向で推移しており、弊社発行の『レジャーランド&レクパーク総覧』の調査においても、入場者数の「増減DI」(業況感)は2012年度以降プラスで推移しています。
 その背景には、緩やかながら景気回復基調が続いていること、インバウンドも含めた国内観光の活性化などに加え、施設サイドの積極的な集客戦略も見逃せません。しかしながら、テーマパークや遊園地、動物園、水族館、フラワーパーク、農業公園、レクリエーションパークなどもまた、人口減少や少子高齢化などマーケットの激変期に直面しており、今後は市場の変化に対応した適切な経営戦略が求められます。
 大変革時代だからこそ、積極的な対策が「レジャーランド&レクパーク」のビジネスチャンスを広げます。そのためには従来の「リニューアル」(更新・回復)ではなく、「リノベーション」(改善・向上)という発想が求められます。本書は、これからのレジャー施設経営に必須のノウハウとして、「増販増客」につながるリノベーション計画のポイントを、全体計画はもちろんのこと、「飲食」「物販」「空間・環境」といった事業収益性の鍵を握るテーマ別においても整理・解説いたします。


【本書の特徴】
特徴 1 “平日集客”“滞留時間延長”などレジャー施設経営の方向性を踏まえ、「増販増客」のためのリノベーション計画のポイントを解説。
特徴 2 レジャー施設を構成する「アトラクション・遊具」の新規導入動向を押さえ、「飲食」「物販」「空間・環境」のテーマ別にリノベーションのあり方を提示。
特徴 3 レジャー施設の先駆的リノベーションをケーススタディとして紹介。
特徴 4 『レジャーランド&レクパーク総覧』のデータなどを活用し、主要レジャー施設の2012年以降のリニューアル動向および来場者数の推移を収載。

【執筆】
第1編 『レジャーランド&レクパーク総覧』編集部
第2編 若松浩文(潟宴塔h 代表取締役)
第3編 藤井昌宏(鞄。井設計室 代表)
第4編 1 『レジャーランド&レクパーク総覧』編集部
第4編 2 宮地一郎(エームサービス 関連事業本部 C&E事業部 仙台うみの杜水族館事業所 支配人)
平野陽介(エームサービス IDSセンター デザイン室 Innovative Dining Solutions マネジャー)
第4編 3 山ア 遊(潟Gスプライド 取締役)
第4編 4 小島敏明(株T村工藝社 開発本部 事業企画部 部長)





[編集内容]
第1編 市場動向
1. 好調に推移する遊園地・テーマパーク
 (1)少子高齢化・人口減少社会の進展
 (2)市場動向
2. レジャー施設の動向とリノベーションの方向性
 (1)2012 年〜 2015 年のレジャー施設の動向
 (2)レジャー施設のカテゴリー別動向
  テーマパーク/遊園地/動物園/水族館/植物園・フラワーパーク
 (3)テーマ別リニューアル動向
  飲食/物販/その他
<資料@>主なレジャー施設の2012年以降のリニューアル動向(111施設)
<資料A>主なレジャー施設の2010年度〜 2016年度の来場者数推移(44施設)

第2編 「増販増客」を目指すリノベーション計画とは
1. 今後のレジャー施設のあり方、方向性
 (1)レジャー施設をフェスティバルマーケットとして捉える
 (2)需要が供給を上回っていた時代
 (3)需要が減り、供給過多になりはじめた時代
 (4)市場の大きな変化
 (5)改善・向上のためのリノベーション
2. 「増販増客」のための4つのテーマ
 (1)「娯楽性」
  @アトラクションの体験の質を重要視
  Aイベントの重要性
 (2)「利便性」と「快適性」
  @ストレスの軽減
  A来場者の行動分析に基づく快適な環境づくり
 (3)「美観」の向上
3. 「増販増客」のためのリノベーションの視点
 (1)デジタル技術を使いこなす
 (2)飲食を事業の柱の1つにする
 (3)物販強化の観点からみた楽しく歩けることの重要性
4. 事業特性別リノベーションの考え方
 (1)都市密着型
 (2)大都市部における広域集客型
 (3)観光立地型
  @ターゲットは女性と割り切って整理してみる
  A地域の特色ある「食」に注視する
  B地域の人々に愛される施設づくり
  C都市部だけではなく海外にも直接発信する
5. 運営面のリノベーション
 (1)ブランディング戦略
 (2)指定管理者制度とレジャー施設
 (3)アトラクションの運営が左右するリピート客の満足度
6. リノベーション計画のフロー
<資料>再投資を含んだ事業収支のシミュレーションモデル

第3編 顧客ターゲットの変更を意図したリノベーション計画の実際
1. ターゲティング
 (1)成功例を当てはめても意味がない
 (2)ターゲティングの重要性
 (3)テーマを先行することのむずかしさ
 (4)利用者グループの細分化
 (5)ターゲットの変更
 (6)施設のイメージ戦略とリノベーション
 (7)商圏の拡大とリピーター
2. リノベーション計画の視点
 (1)関係法令の検討
 (2)建築への信用崩壊
 (3)長期的な計画を立てる
 (4)来場者の流れと施設の配置
 (5)施設間の距離
 (6)気象対策
 (7)平日対策
 (8)設備の改修
3. リノベーションの実際
 (1)阿蘇ファームランド「元気の森」
 (2)「阿蘇ファームヴィレッジ」
 (3)さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト「ピカソのタマゴ」
 (4)「かしいかえん シルバニアガーデン」
4. 運営計画の留意点
 (1)ストレスのない組織
 (2)リノベーションを契機にスタッフの士気を高める
 (3)運営視点からの長期計画の必要性

第4編 テーマ別リノベーションのポイント
1. アトラクション・遊具の新規導入・リニューアル動向
 (1)キッズ・ファミリー向けテーマエリアの創出
 (2)相次ぐ大型立体迷路の導入
 (3)近年、導入が進むVR アトラクション
 (4)バリエーション豊かなミッションクリア型アトラクション
 (5)スリルと爽快感で人気の空中アスレチック
 (6)映像シアターアトラクションは立体映像、全周映像が主流
 (7)プールではスライダーの再整備、ウォーターアトラクションの導入進む
 (8)「娯楽性」「美観性」「装飾性」を帯びたアトラクション・遊具の必要性
2. 飲食店舗のリノベーション
 (1)レジャー施設における飲食店舗とは
 (2)リノベーションのタイミングと事前準備
 (3)リノベーションの目的とコンセプト
 (4)リノベーションの視点
  @ターゲティング
  A店舗配置
  B業態選定
  C店舗の内外装デザイン・店舗レイアウト
  D設備計画
  E地域との関わり
 (5)いかに消費を喚起するか
 (6)店舗スタッフについて
3. 物販店舗のリノベーション
 (1)レジャー施設における物販店舗とは
 (2)リノベーションのタイミングと事前準備
  @リノベーションのタイミング
  A事前準備
 (3)レジャー施設における物販店舗の基本
  @店舗の配置
  A「ウェルカム」な雰囲気を醸し出すエントランス
  B店舗の複数展開について
 (4)販売力のある売場にするために
  @ターゲティング
  Aディスプレイ
  B売れ筋商品と価格
  Cシニアとインバウンド
  D「コトづくり」による商品開発
  E季節限定商品
 (5)店舗スタッフについて
  @スタッフの育成と現場での留意点
  A採用および定着
 (6)リノベーションの効果測定
 (7)100坪で年商1億円が目安
4. 空間・環境のリノベーション
 (1)重要性増すレジャー施設の空間・環境演出
  @空間・環境演出が重要性を増す背景
  A経験経済とは
  Bリアルタイムに伝播される評価
  C顧客とのエンゲージメントを形成する「経験価値」
  D経験経済の時代における先導事例に学ぶ
 (2)リノベーションを図る意味を再定義する
  @リノベーションからイノベーション(新結合)へ
  A来場者の体験プロセスをPDCAで把握する
 (3)空間・環境演出のリノベーションの視点
  [事例1:SKY CIRCUS サンシャイン60展望台]
  [事例2:山梨県立富士山世界遺産センター 南館]
  [事例3:世界文化遺産・国宝 姫路城]

第5編 ケーススタディ
1. よみうりランド(東京都稲城市)
2. 名古屋市東山動植物園(名古屋市千種区)
3. ひらかたパーク(大阪府枚方市)
4. 長井海の手公園 ソレイユの丘(神奈川県横須賀市)


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