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業態別で異なる収益性をもつ飲食ビジネスの評価手法
業態別レストランの事業評価&出店戦略実務資料
――立地・タイプ別に飲食店舗の不動産コスト負担可能額を探る

A4判/縦型/並製/190頁/定価:本体52,000円+税/2004年4月刊行


本資料集は、このようなケースでご活用いただけます
1. 業態別で異なる飲食店舗の収益性を分析し、
売上規模想定から当該店舗の不動産コスト負担力を想定する。


2. テナント事業として飲食店舗の特性を把握し、
立地形態別、規模別にふさわしい飲食事業を提案する。


3. 有力飲食店チェーンの出店戦略を探ることで、
テナントミックスを図るビルオペレータへ情報を提供する。


4. 立地・規模ごとに異なる売り上げから、不動産コストを含めた真の収益力を測る手法を
提示し、各店舗の実力を適正に評価する。


立地環境や業態別で異なる収益性に応じた賃料設定が必要
 レストラン事業は、路面店型、ビルイン型を問わず、人気店舗では高い収益性を見込めることから、不動産事業のテナントとして非常に有力です。半面、人気業態のサイクルが比較的短いため、長期的な事業計画に組み込みにくい側面をもっています。
 レストラン事業においては、こうした事業特性を踏まえたうえで事業評価を正しく行ない、さらに立地環境や業態別で異なる収益構造をもつ各店舗に応じた賃料設定による出店戦略を検討することが必要となります。

客数や売上高だけではわからない、飲食店舗の真の実力を判断するには
 飲食事業者にとっても単なる売上だけでなく収益力を中心とした店舗ごとの正しい評価を行なうことで自社内の業績を正確に把握できるだけでなく、不動産コストを踏まえた効率的な出店戦略を立案できます。
 本資料集では、こうした観点からさまざまな業態別にレストラン店舗の事業構造を詳しく解き明かすことで、店舗に応じた真の収益力を知り、それを不動産コストにどれだけ反映できるか考察します。また、有力飲食テナントの出店戦略をレポートしており、不動産事業者がテナントミックスを行なう際の資料としてもご活用いただけます。




【編集内容】

第1編 飲食事業の経営ポイント

これから有望な飲食トレンド
〜高実績を上げている注目事例

 1.成熟業態のイタリアン市場で高い実績を上げるピッツァとパスタ特化型業態
 2.デフレ時代の現在、食べ放題のビュッフェレストランが定着
 3.オーガニックレストランは、安全・安心でおいしく、健康にいいのがポイント
 4.伝統の大衆食、うどん・寿司業界にも新しい革新の波が押し寄せている
 5.カフェ市場のニッチを狙う、和菓子やデザートをテーマに和系のスイーツ・カフェが人気
デフレ時代に業績伸ばす優良企業の動向
〜独自のブランド価値で勝ち抜く企業

 1.価格がすべてという風潮のなか、守り抜いた自らのブランド価値「モスバーガー」
 2.ファミレスの牙城、郊外ロードサイドで確固たる業績を上げるベーカリーレストラン「サンマルク」
  3.都心部で一流の料理人集団で高いプレステージを達成する異色企業「グラナダ」
飲食店舗の事業構造
〜業態別にみる主な費用項目(固定費と変動費)

 1.飲食店の儲けの構造=FLRコストの考え方
 2.低価格セルフサービスのカフェの収益構造
 3.有名シェフレストランの出店採算性
 4.脱サラ独立開業のFLRの仕組み

第2編 飲食店舗の出店戦略と事業評価

1.店舗運営における損益計算書と貸借対照表
2.出店計画の事業評価
 (1)貸借対照表での評価
 (2)内部収益率(IRR)による評価
3.不動産コストの考え方
 (1)不動産コストの概要
 (2)賃料(実質賃料)
4.賃料負担能力
 (1)損益計算書からみた賃料負担能力
 (2)貸借対照表からみた賃料負担能力
 (3)内部収益率を利用した賃料負担能力

第3編 飲食専門施設のキャッシュフローと事業計画

1.飲食専門施設のキャッシュフロー
 (1)飲食専門店施設の基本的な考え方
 (2)賃料・共益費・その他経費の設定と考え方
 (3)キャッシュフローと長期事業収支
2.タイプ別飲食専門施設の事業計画
 (1)都市型複合飲食ビルの事業キャッシュフロー
 (2)繁華街飲食専門施設のキャッシュフロー
 (3)オフィスビル・商業ビル内飲食モールの事業キャッシュフロー

第4編 事業計画にみる業態別事業評価モデル
〜立地環境別・規模別に各種飲食施設の投資モデルを作成することで、
 テナント事業としての事業性・賃料負担可能額などを検証する

1.和風ファストフード
 ・うどん
 ・回転寿司店
2.洋風ファストフード
 ・ベーカリーカフェ
 ・コーヒーショップ
3.ファミリーレストラン
 ・洋食レストラン
 ・和食レストラン
 ・中華レストラン
4.ディナーレストラン
 ・郊外イタリアンレストラン
 ・ピッツァ&パスタ専門店
 ・中華&エスニックレストラン
 ・焼肉レストラン
5.居酒屋
 ・ダイニング
 ・焼鳥

第5編 ケーススタディ−−注目テナントの出店戦略

篠崎屋 三代目茂蔵
 伝統食品“豆腐”をテーマに飲食、物販店を出店する異色ベンチャー企業

グローバルダイニング ゼストキャンティーナ、モンスーンカフェ、他
 お台場、銀座に巨大複合出店を敢行するエンターテインメント型レストラン

梅の花 豆腐懐石梅の花、チャイナ梅の花、他
 大都市圏で豆腐懐石を主軸に都心ビルイン、郊外、商業施設内への出店展開

ワンダーテーブル ベリーニトラットリア、三四味屋、すみか、他
 若い女性をターゲットに都心部ビルイン型への多業態、複合型出店で急成長

ドトールコーヒー ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ、他
 競合マーケット下で年間130店舗の新規出店を敢行、カフェ業界で一人勝ち

コロワイド 甘太郎、北海道、ラ・パウザ、NIJU-MARU
 首都圏を中心に28業態、客単価3,000円以上のお酒と料理のマーケットを攻略

三光マーケティングフーズ 東方見聞録、月の雫、他
 2006年までに首都圏、関西エリアに133店舗を、毎年2ケタの増収増益を達成

ビー・ワイ・オー えん
 和食を基礎に創作料理に挑み首都圏、関西圏に大型店を出店



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