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ユニットケアを柱として組みたてられた施設、新型特養の開設手順をわかりやすく解説!
シルバーウェルビジネス選書 第8集
新型特養の開設マニュアル
付録●CD-ROM 事業収支シミュレーション

A4判/216頁/定価:本体55,000円+税/2003年6月刊行

本書の特徴

1.特養(特別養護老人ホーム)の位置付けと新型特養の基本的な考え方について比較提示しております。
2.「全室個室・ユニットケア」を基準とする新型特養を企画し、開設するための手順に則って、わかりやすく
 解説しております。
3.新型特養の国庫補助金の算定方法を含めた資金調達について解説しております。
4.付録としてCD‐ROMによる事業収支シミュレーションを付けておりますので、事業計画をスムーズに
 立てることが可能です。
5.先進事例を詳解しながら、新型特養の今後の方向性を示唆しております。

新型特養とは
ユニットケア
を柱として組みたてられたケアシステムでお年寄りを処遇するための設備が施された施設が新型特養です。
ユニットケアとは

これまでの介護施設ではお年寄りの尊厳をないがしろにしがちだった集団処遇を見直し、全室個室としたうえで10人程度が家庭的な雰囲気のなかで生活できるように整えた介護施設のことをいいます。



編集内容
第1章 特養と新型特養
1.特別養護老人ホームの目的と理念
 はじめに
(1)目的
(2)理念
2.特別養護老人ホームの位置づけ
(1)高齢社会における役割
(2)介護保険上の位置づけ
3.特別養護老人ホームの現状
(1)特別養護老人ホームの現状
  施設数・事業主体/入所定員数/職員配置/入所者の属性/入所期間/入所前の居所/入所者の状況/入所費用/入所待機者とその動向
(2)今後のあり方と方向性
4.新型特養の基本的考え方
(1)新型特養に至る背景
(2)改善策と指針
(3)新型特養の今後

第2章 新型特養の建築計画
1.「全室個室・ユニットケア」の基準
(1)ユニットケアについて
(2)全室個室化の意味
(3)施設基準
(4)生活単位の構成
(5)ゾーニング計画
2.単位空間別、室別の計画
(1)基本的な考え方
(2)生活単位
(3)管理部門
(4)供給部門
(5)痴呆症高齢者のための環境と空間
3.内装・部位の計画
(1)内装計画
(2)部位
4.シックハウス対策と木系内装材の使用
(1)シックハウス症候群
(2)木系内装材の使用
(3)全国社会福祉協議会報告書からの抜粋
(4)木材使用の注意点
(5)木系材料に使用を規定する法令の概要
5.その他計画
(1)安全計画
(2)環境設備計画
(3)家具・備品・収納計画
(4)福祉機器計画
(5)サイン計画
(6)外構計画
6.建築コスト
(1)建設コストの概要
(2)地域差
(3)予算
(4)その他のコスト
7.新型特養(全室個室・ユニットケア)建築事例
 特別養護老人ホーム 風の村(千葉県八街市)
 社会福祉法人読売光と愛の事業団 特別養護老人ホーム(神奈川県川崎市)
 特別養護老人ホーム 松戸愛光園(千葉県松戸市)

第3章 新型特養の事業計画
1.事業企画
(1)事業企画
(2)事業主体
(3)入居対象者
(4)入居費用(ホテルコスト、介護報酬)
(5)サービス計画
2.資金計画
(1)開設資金
(2)運営資金
(3)開設時の資金計画
3.地域社会・行政機関との関わり
(1)地域社会との関わり
(2)行政機関との関わり
4.事業スケジュールの立て方
(1)精密なスケジュールの必要性
(2)土地の確保
(3)実践的対策
(4)標準スケジュールにおける時期的目安
(5)基本構想
(6)基本計画
(7)設計業務
(8)基本設計
(9)実施設計
(10)施工
(11)維持・管理の段階
(12)運営・準備スケジュール

第4章 新型特養の運営計画
新型特養の運営計画
(1)組織と人員体制
(2)職員採用と研修
(3)業務の管理
(4)諸規定
(5)入居者サービスの基本方針
(6)入退去手続き
(7)契約書・重要事項説明書

第5章 新型特養の予算計画
新型特養の予算計画
(1)国庫補助の算出方法
(2)ホテルコストの算出方法
(3)既存特養から新型特養への転換

第6章 新型特養の長期事業収支計画
新型特養の長期事業収支計画
(地方中核都市での開設想定例)
基本情報/地域区分/建築計画/全般設定/投資計画/補助金/地域の種類/資金・返済計画/利用計画/収入計画/人員配置/人件費/税・減価償却費/支出計画/経年推移表/長期収支計画/介護報酬点数

付録 事業収支シミュレーション
基本設定:地方中核都市での開設想定例
第6章と同様の項目でお客さまの条件に合わせた設定でシミュレーションが行なえます。併設に合わせたシミュレーションが可能です。


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