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| 月刊シニアビジネスマーケット 2012年8月号 | 定価：本体3,105円＋税 |
| ［特集］ 日本式KAIGO ──アジア進出図るトップランナーの思惑 世界最大の人口を誇る中国を筆頭に、今後、アジア各国が高齢社会化することを見越して、日本の介護事業者が熱い視線を注いでいる。すでに、有料老人ホームやデイサービス、ヘルパー養成など現地に進出を果たした事業者のほか、水面下で検討を進めている例も多いとみられる。「地域密着で展開する自社には無関係」と捉えるか、「成長可能性の高いマーケット発掘へ」と臨むか、企業判断はそれぞれだろう。だが、進出を目指す事業者に共通するのが、ひと足早い超高齢社会で培った先進の「日本式KAIGO」のノウハウを海外に広めることで、介護産業の進化と活性化に結びつけたいとの思いだ。本特集では、中国を中心としたアジアへ事業進出、または、検討を進める事業者の取組みをみながら、進出に向けての留意点を探った。日本の介護をアジアの「KAIGO」として定着させ、競争力のある輸出商品に育てあげられるかどうか、事業者の気概も求められている。 ［インタビュー］ ■海外進出するための留意点10カ条とは ――撤退戦略まで見据えた事業計画を立てよ 土屋敬三氏 日本貿易振興機構（ジェトロ） 関東貿易情報センター アドバイザー ［中国マーケット事情］ ■中国での有料老人ホーム事業に携わるなかでわかったこと ──設計コンサルタントの視点からみたビジネスの進め方 今井一夫 LAU公共施設研究所企画事業本部 副代表 ■上海におけるシニア・医療・福祉の現状と 日本への期待 伊藤亜記 ねこの手 代表取締役 ［ケーススタディ］ ■中国・青島の有料老人ホームを足がかりに インドネシア、韓国での展開も具体化へ ロングライフホールディング ■バンコク、北京を中心に 人材育成、高齢者へのケアサービス提供で先陣切る リエイ ■「中国社会福利協会（政府系）」と提携し、中国全土に福祉用具を拡大へ ニチイ学館 ■上海、大連などでシニアレジデンス、複合施設など続々開設へ セコムグループ／ウイズネット／リゾートトラスト／アズパートナーズ／ メディカル・ケア・サービス 特別企画 高齢者と「食」をめぐるビジネスチャンスを探れ！ ［マーケット動向］ ■高齢者の「食」マーケットを狙い熾烈化する流通各社の動き 西川立一 流通ジャーナリスト ［ケーススタディ］ ■種類豊富な食材と柔軟性の高い注文システムが 高齢者施設の「食」を支える シニアライフクリエイト ■「食」による差別化と付加価値向上で 激化するサ高住の競合に勝ち抜く センターミール ［注目機器レポート］ ■新機能搭載で省エネと使いやすさが進化 業務用冷凍・冷蔵庫「JAシリーズ」 パナソニックES産機システム ［関連レポート］ ■HACCPによる衛生管理と 新調理システムによる計数管理で厨房の革新を推進 新調理システム推進協会 ［Senior Business System Guide］ ■給食サービス関連システムガイド ［CLOSE UP］ ■はまなすアインビレッジ（茨城県鹿嶋市、アイ・ピー・シー） 国土交通省モデル事業に選定された 自立〜要介護対応のハイクラス向けサ高住 ［今月の話題］ ■入居一時金で日本弁護士連合会が 厚労省・国交省の「事務連絡」に噛みつく ■「口腔リハビリ」の実施で入居者の生活と施設経営の安定化へ ［連載］ ■高齢者ビジネス 知っておきたい法律基礎講座 ■シニアマーケットへの挑戦――異業種からの参入企業に訊く 第4回 明治安田生命保険 DATA FILE：有料老人ホーム／サ高住／介護保険3施設 News Navi |