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| 月刊プロパティマネジメント 2006年12月号 | 定価：本体2,905円＋税 |
＜特集＞
不動産バリューアップにつなげるための修繕投資・改修計画
シナリオCAPEXで変わる不動産評価
CAPEXとは建物の修繕や設備投資など、不動産に関わる資本的支出のこと。これまでは建物価格の鑑定やデューデリジェンスのなかでしか使われてこなかったCAPEXだが、ここにきて修繕のタイミングや設備機器の導入を戦略的に実施することで、物件のバリューアップを狙うためにCAPEXを積極的に活用する気運が高まりつつある。投資の視点からは魅力の小さい物件であっても、AMが効率的なバリューアップ戦略を構築し、そのシナリオに沿ったCAPEXを投じることで魅力ある投資物件へと再生することができる。競争激化の現局面だからこそ求められている、シナリオCAPEXの可能性を探る。
[Opinion]
CAPEXが不動産評価に与える影響
中谷憲一郎（日建設計コンストラクション・マネジメント）
[Modelplan]
シナリオCAPEXの描き方
CAPEXの4類型と不動産バリューアップに役立つシナリオCAPEX
高橋公夫[東京建築検査機構]
[Data]
AM会社に求められるCAPEXの見方とは
―野村不動産インベストメント・マネジメントのCAPEX指標
[Casestudy]
事例に見る業態別シナリオCAPEX
―オフィス・賃貸マンション・ホテル
ベスト・プロパティ
ゴルフ場CAPEXの考え方
東拓企画
■日本プロパティ・ソリューションズ
バリューアップ案件、CAPEX戦略
その強さの裏付けは、物件の「下地」をみる能力にある
■PMアドバイザーズ
ビル経営者の観点で各専門家の考えを調整する
運営管理のゼネラルアドバイザー
[View]
不動産鑑定士が判断・評価に悩むポイント
エンジニアリングレポートにおける「資本的支出」
住吉浩治
[特別レポート]
ULIジャパン サマー・カンファレンス2006
「不動産のグローバル化｣ダイジェスト
ソニー・カルシ(モルガン・スタンレー証券)
清水千弘(麗澤大学)
J-REIT評価レポート
リプラス・レジデンシャル投資法人
日本アコモデーションファンド投資法人
[Hottopics]
■ワイキキの高級ホテルコンドミニアム「トランプ・インターナショナル・
ホテル＆タワー・ワイキキビーチ」が分譲販売を実施
■日本ビルヂング協会連合会が「平成18年度ビル実態調査」および
ビル経営管理講座・ビル経営管理士試験の制度変更を発表
[NewsFolder]
・ANA、ホテル運営事業についてインターコンチと資本提携
・ジョーンズ ラング ラサール、バブコックが取得したダイエーの
商業施設を含む14物件のPMを受託
・グローバンスが開発型SPCを通じ、名古屋･栄三丁目で
商業ビルの開発事業に着手
・ミレア・リアルエステイトリスク・マネジメントがヘルスケアファンドを組成
・ダヴィンチ・アドバイザーズがジャパン・シングルレジデンス・アセット
マネジメントの株式を取得
・四季リゾーツ、足立区･区民保養所施設の買受コンペに当選し、
「四季倶楽部」として運営へ
・アーバン・アセット、開発型ファンドで箱根強羅温泉にリゾートホテルを開発
・都内最大級の郊外型商業施設「ダイヤモンドシティ・ミュー」がオープン
・アトラクターズ・ラボが「賃料査定ASP」サービスを提供開始
・ランドコムが商業・宿泊施設の運営会社「AVANTI」を設立
・大和ハウス工業がユニクロと業務提携
・綜合ユニコム主催「不動産ファンドフォーラム2006」および
「レジャー＆サービス産業展2006」が開催
・大和不動産鑑定がエンジニアリングレポートに特化した関連子会社を設立
[連載]
■新たな不動産ビジネスのための「実践」ストラテジック・ファイナンス
田中道昭 日本ストラテジック・ファイナンス総合研究所
■From N.Y
富沢次郎 日米経済環境問題研究所
■不動産ノンリコレンダー日々抄
岩内泡蓋
■J-REIT MONTHLY DATA FILE
藤浪容子 ビー・アール総研
■都心8区 MANSION DATA MAP
岩場貴司 RITS総研
■井出保夫の不動産金融レポート
井出保夫 井出不動産金融研究所
■「サービス業」としての居住系プロパティマネジメン ト
新美広明 東京建物不動産販売
■施設管理の新潮流
海野勝至＋松村京子 ビルネット
■流通フロントライン
小椋弘志 流通コラムニスト
■ブックレビュー