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事例から学ぶ
アウトドアレジャー人気を押し上げる「グランピング」
低投資で、開発ハードルが低い滞在型集客事業としても急浮上
キャンプ場事業の本質を理解しながら、グランピングの事業構造と運営を学ぶ


 
グランピング事業開発・運営手法研究講座

【グランピングの事業計画】
  加藤文人氏
 (株)リゾートコミュニケーションデザイン

【キャンプ場運営の本質と成功要件】
  与茂雅之氏
 (株)ピカ


グランピングとは…
Glamorous(優雅さ)とCamping(キャンプ)を合わせた造語であり、テントなどに宿泊しつつも、ホテルのような高いホスピタリティを保つことで、キャンプ初心者でも気軽に自然体験を味わえる海外発祥のアウトドアレジャー。若者や女性人気の高まりに加え、その事業メリットを見出したリゾートホテル、商業施設等がグランピングに参入し集客の効果を発揮している。

ご案内
 野外宿泊、バーベキュー、自然体験アクティビティなどのアウトドアレジャーが人気を集めています。これらのサービスを提供するキャンプ場やリゾート施設が、ホテル並みのサービスを保ちながらもキャンプ体験を味わえる、宿泊施設「グランピング」の導入を進め、既存キャンプ愛好家のみならず潜在していたキャンプ未経験者の掘り起こしを実現しています。
 グランピング施設は3年程度での投資回収を見込め、キャンプ場のみならず大規模商業施設や都市部の遊休スペースにおいても開発が可能な、収益性と汎用性の高さを兼ね備えた新業態といえます。しかし、事業収益を得るためには、立地や導入設備、利用者を想定した明確なコンセプト設定など独自のノウハウが求められます。加えて、最も大切なのは利用者を楽しませる食・遊・自然体験の企画と運営です。ブームに乗った安易な開発にせず、事業の本質を理解して、キャンプ場としての運営手法を学ぶことが持続的な経営のためには不可欠です。
 本セミナーでは、日本でのグランピング事業の第一人者である加藤文人氏((株)リゾートコミュニケーションデザイン)に開発手法と事業構造についての重要ポイントをご講演いただきます。また、実際にキャンプ場の運営事業を長年行なう与茂雅之氏((株)ピカ)にご登壇いただき、キャンプ場事業の要諦を整理し、事例を通じた成功要件について詳解いただきます。

印刷用PDF(736KB)

セミナープログラム&タイムスケジュール 

 ※15時15分から15分間のコーヒーブレイクを挟みます。

【第T講座】
13:00〜15:15(総論・事業計画)
T. グランピング事業とは
 ーー開発・事業計画の立て方、事業化のための重要事項

● グランピングとは
 ・ グランピングの発祥から普及まで/グランピングを取り巻く状況
● 国内外事業者の先進事例
● 集客に向けた新たな考え方「オルタナティブリゾート」とは?
● 事業の収益性と汎用性

 ・ 初期投資費用と投資回収年数、客単価/共用部におけるコスト/高稼働に向けた事業計画
● 設備投資・改修でのリスク軽減
● グランピング開発に関する法務(消防法、旅館業法、食品衛生法等)
● スタッフ育成
● 立地選定のポイント〜地域と自然
● 事業計画の実際
● 立地別事業化のポイント

 ・ 既存レジャー施設導入/商業施設導入/都市部遊休地・遊休スペース
 ・ グランピング単独の施設開発
● グランピング施設に求められるコンセプト
 ・ 体験価値/地域のポテンシャルを見極める/利用客が求めるもの
●今後の業界展望、市場の発展可能性




【第U講座】
15:30〜17:00(事例研究)
U. キャンプ場運営国内最大手「PICA」の運営施設より学ぶ事業の本質と成功要件
ーーアウトドアの「体験価値」を高める事業戦略とは

● PICAが目指すもの〜「人と人、人と自然のインターフェイスになる」
 ・ 自然とのふれあい、体験価値
 ・ 昨今のグランピングブームをどう捉えているか
● 事例から学ぶオペレーションの実際、および施設間の比較
 (コンセプト、用地取得、客層、稼働率、事業収支 etc.)
 ・ 初島アイランドリゾート
 ・ PICA秩父
 ・ キャンプ明野ふれあいの里
 ・ パディントン ベア・キャンプグラウンド
 ・ PICA山中湖ヴィレッジ
● 事業収支計画策定シミュレーション
● 体験価値を重視したサービス提供の必要性

 ・ リピーター増加、客単価上昇に資するサービス
 ・ 自然体験とホスピタリティのバランスをいかにとるか?
● 宿泊施設を中心とした地域全体の有機的な開発
 ・ 交通インフラから温浴施設まで包括するPICA富士吉田の戦略
● 今後の事業展望
 
 
 
 

開催日時 2017年3月28日(火) 13:00〜17:00

会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL 03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 41,040円(1名様につき/消費税および地方消費税 3,040円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 38,880円(1名様につき/消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
【第T講座】
加藤 文人
(かとう・ふみひと)
株式会社リゾートコミュニケーションデザイン
代表


1995年三井系企業の社内ベンチャーとしてアウトドアリゾート「PICA(ピカ)」を立ち上げる。「PICA山中湖ヴィレッジ」や「初島アイランドリゾート」のほかマレーシア、台湾など海外でも次世代のリゾートをプロデュース。オルタナティブリゾートプロデューサー、(一社)日本グランピング協会顧問。主な著書に『グランピング施設開発・運営実務資料集』共著・綜合ユニコムがある。

【第U講座】
与茂 雅之
(よも・まさゆき)
株式会社ピカ 
アウトドアリゾート事業部 エグゼクティブディレクター


1970年神戸市生まれ。2004年まで約11年三重県志摩市、伊勢志摩エバーグレイズ支配人を務め、2005年株式会社ピカ(富士急行株式会社100%子会社)に移り、親会社の遊休地の再開発として、オートキャンプ場・複合リゾートの開業立上げから運営マネージャーとして関わる。現在は同社のアウトドアリゾート事業部の統括施設委任者として施設運営だけではなく、企画・販促・人材開発などの事業全体を統括する立場になる。16年には、新規事業として「アウトドア型企業研修事業」を立ち上げ、初年度で1,000万円の売上げを確保。自然との接点を様々なチャンネル・切り口で事業化を推進中。

株式会社ピカ
1995年よりアウトドアリゾート「PICAリゾート」を山梨・静岡・神奈川・埼玉に9か所に展開。事業開始から20数年、グランピングが流行する前から、「人と人、人と自然のインターフェイスになる」ことをミッションに、より気軽に、より身近に自然を感じられるアウトドアリゾートを目指して運営し続けている。
現在は、サービスエリア・道の駅・交通ターミナルでの土産物販売を中心とした飲食物販事業も合わせて約25事業所を抱え、年商50億円、従業員数120名の規模で展開中。

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