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政府の地方創生の主要施策となった日本版CCRC(生涯活躍のまち)
ビジネスとして実現するための課題と解決のポイント

動き始めた「日本版CCRC」の可能性

日本版CCRC(生涯活躍のまち)は、地方創生の主要施策となり、現在約260の地方自治体が推進意向を表明している。政策の追い風を受けて不動産会社や社会福祉法人、医療法人など多様な事業主体のビジネスチャンスが期待されている。
先進的な取組みとして注目されるリゾートエリア内の八幡平CCRC「オークフィールド八幡平」と日本最大級のCCRC「スマートコミュニティ稲毛」の2事例から、今後の事業可能性を探る。

ごあんない
 「CCRC(Continuing Care Retirement Community」とは、住居・アメニティ・アクティビティサービス・ヘルスケアを組み合わせた複合タウンで、身体機能に合わせて継続的なケアを受けることができる終身型のシニアコミュニティです。米国では開発事例が多く見られ、急速に少子高齢化が進む日本においても地方創生の目玉政策として「日本版CCRC」が俄然注目されてきています。
 日本版CCRCは、まだまだ構想段階のものが多いですが、今後は米国モデルの良さを活かしながら、急増する首都圏高齢者の地方移住を視野に入れた国の政策もあって、目下、全国で260を超える自治体が推進意向を示しています。日本版CCRC構想では、地方移住した高齢者がアクティブで健康な生活を送り、その地域で継続的に医療・介護サービスを受けられる街づくりを目指すといった、日本の社会性や地域性、制度に合った日本版モデルが必要となります。
 本セミナーでは、「日本版CCRC構想有識者会議」メンバーの且O菱総合研究所 プラチナ社会研究センター主席研究員の松田智生様に「日本版CCRCとは何か」「成功のポイントは」「今後の開発の可能性」などについて解説いただきます。
 また実際にCCRC開発に取り組んでいる事業者2社から、岩手県八幡平市での地方リゾート型モデル、千葉市での近郊型アクティブシニアタウンの事例を紹介し、事業の狙いや有望性、その課題や解決のポイントを学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜14:40  ※講演途中、コーヒーブレイクの他、随時休憩を挟みます。

T. 動き始めた日本版CCRCのこれから
○ CCRCとは何か
○ CCRC事例(米国:都市型・近郊型・地方型・大学連携型)
○ これまでの日本版CCRCの動き・現況
○ 日本版CCRC構想有識者会議「最終報告」を受けて

  日本版CCRC「生涯活躍のまち」とは
○ 国内の取組み事例
○ 成功へのポイント

  国の支援、優遇措置、加速化交付金、新型交付金
○ 日本に定着させるために必要なことは
  入居者(高齢者)の視点、事業者の視点、行政の視点
○ 事業性と今後の課題ならびに展望



14:50〜15:50 【先進事例@】

U. 「オークフィールド八幡平」八幡平版CCRCの挑戦
○ 八幡平CCRCを支える体制
  社会福祉法人の中から生まれた『株式会社』潟Aーベイン・ケア・クリエイティブの企業理念
○ 「オークフィールド八幡平」コンセプト
○ 「オークフィールド八幡平」の施設概要と特徴
○ 「オークフィールド八幡平」の現況と実績
○ 潟Aーベイン・ケア・クリエイティブの今後の事業戦略


●「オークフィールド八幡平」(サービス付高齢者向け住宅)施設概要
 所 在 地
 竣  工
 構造・規模
 居 室 数
 コンセプト
岩手県八幡平市松尾寄木11
2015年12月1日
地上2階建て
32戸(住居部分専用面積25.67u)
「生きがいの創出」
 (1)シェア農園などを活用した農業
 (2)岩手県立大学など地元の大学と連携した生涯学習
 (3)アートイベントの開催・支援などを行なう芸術文化
 (4)事業支援や協同事業 などを模索する若者支援



16:00〜17:00 【先進事例A】

V. 日本最大級のCCRC・アクティブシニアタウン
「スマートコミュニティ稲毛」開発の狙いと事業実績

○ 潟Xマートコミュニティの企業理念と「スマートコミュニティ稲毛」の開発コンセプト
○ 「スマートコミュニティ稲毛」の施設概要と特徴
○ 開業から6年を迎える事業実績
○ スマートコミュニティ稲毛が目指す日本版CCRCとは
○ 潟Xマートコミュニティの今後の事業展開・戦略

●「スマートコミュニティ稲毛」施設概要
○スマートヴィレッジ稲毛(分譲マンション) A〜E棟
 所 在 地
 敷地面積
 構造・規模

 総 戸 数
千葉県千葉市稲毛区長沼町25-1/竣工:2010年1月(A・B棟)〜
22,767u
A・B棟・RC造 地上14階建て 2棟、C棟・RC造 地上5階建て
D棟・RC造 地上6階建て、E棟・RC造 地上5階建て
A・B棟・510戸、C棟・117戸、D棟・103戸、E棟・41戸

○スマートヴィレッジ稲毛(分譲マンション) F棟
 所 在 地
 敷地面積
 構造・規模
 総 戸 数
千葉県千葉市稲毛区長沼町87-3/竣工:2016年2月(予定)
2,999u
RC造 地上6階建て
105戸

○クラブハウス(会員用交流施設)
 敷地面積
 構造・規模
 構  成
17,561u
RC造 地下1階地上4階建て、塔屋1階
レストラン、カフェ&バーラウンジ、フィットネス、音楽スタジオ、
カラオケルーム、パーティルーム、和室、PCルーム、アトリエ、
ダンスホール、レンタルオフィス、麻雀ルーム、卓球場、
サークルルーム、クリニックゾーン他

○グラウンド(会員用施設)
 敷地面積
 構  成
74,184u
野球場2面、サッカー場1面、テニスコート6面、ジョギングコース、
ゴルフ練習場他

開催日時 2016年4月12日(火) 13:00〜17:00

会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL 03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費 41,040円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 3,040円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
 38,880円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 2,880円含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

[第T部]
松田 智生 (まつだ ともお)
且O菱総合研究所 プラチナ社会研究センター
主席研究員 チーフプロデューサー

慶應義塾大学法学部政治学科卒業。専門は超高齢社会の地域活性化、アクティブシニア論。2010年よりCCRC(継続型多世代交流コミュニティ)の有望性を提唱。現在、日本版CCRCの実現に向けて政府・自治体で多様な委員を務めるとともに、講演・執筆等で積極的に提言を行なっている。政府・日本版CCRC構想有識者会議委員、内閣府・高齢社会フォーラム企画委員、総務省・地域資源・事業化アドバイザー、東京都庁・福祉先進都市・東京の実現に向けた地域包括ケアシステムの在り方検討会議、高知県・移住推進協議会委員などの公職も務める。
主な共著に『シニアが輝く日本の未来』『3万人調査で読み解く日本の生活者市場』がある。



[第U部]
山下 直基 (やました なおき)
潟Aーベイン・ケア・クリエイティブ
企画開発室 室長
オークフィールド八幡平 フィールドマネージャー

慶應義塾大学商学部商学科卒業。潟潟Nルートに入社後、岩手県に移住。同グループ運営の笈タ比高原牧場に転職。安比高原スキーリゾートのグループでもある同牧場では、酪農(乳搾り)、乳製品の加工製造・製品企画開発、販売から生産まで携わる。スキー人口の減少という課題に対して、スキーリゾートからシニアタウンへの戦略転換を同グループ内で提唱。現在は社会福祉法人のイノベーションという観点から社会福祉法人を母体とする同社で八幡平版CCRCの企画運営に携わる。



[第V部]
染野 正道 (そめの まさみち)
潟Xマートコミュニティ
代表取締役社長

埼玉大学経済学部卒業。葛ヲ和銀行(現鰍閧サな銀行)に入行後、晦Qインタラクティブ(現潟}ーベラス)取締役などを経て、同社代表取締役社長に就任。

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