綜合ユニコム｜SC［事業力］［収益構造］研究講座

綜合ユニコム｜セミナー

SC事業は「不動産賃貸業」だが、単なる床貸し業ではない。その本質はどこにあるのか。
変動著しい消費者ニーズ・社会環境の変化に対応するSC事業の経営・開発・運営のあり方を考える。

商業デベロッパー・投資家・運営者のためのSC事業把握［基礎知識］
SC［事業力］［収益構造］研究講座
事業環境／収益構造／事業評価／賃料形態／マーケティング等

●日々変化するSCの市場環境と消費ニーズを見極める
●「不動産賃貸事業」としてみたSCの収益構造・賃料形態とは
●事業力あるSCの経営・管理をどのように行なっていくのか、管理・運営者の役割とは
●SC事業投資に際して、どのような目線で評価をしていくのか

ごあんない
　SC（ショッピングセンター）の経営は、不動産賃貸事業でありながら、消費ニーズを満たすマーケティング力を備え、サービス業として空間・接客・集客・イベント力などの実務を備えることが求められる特殊性あるビジネスといえます。売れない時代に突入し、生き残りをかけた激しい競争がSC間で続くなか、SCごとの「事業力」をいかに備えていくかが、重要なノウハウとして求められています。
　その「事業力」を検討するためには、SCを取り巻く事業環境や今後の行方、不動産流動化に伴う経営の変化、収益構造の基本とあるべき姿、不動産業としての賃料形態と契約概要、テナントミックス（店揃え）の時流把握といったSC特有のビジネスモデルの理解が必要です。
　本セミナーは、SCの事業力アップのための必要知識として収益構造を学び直し、体系的に整理・解説いたします。また事業投資・評価をするための経営・運営上のポイントも学んでまいります。

セミナープログラム＆タイムスケジュール

	13:30～14:10 Ⅰ. SCを取り巻く今日的課題 1. SCを取り巻く社会的環境変化　・ SCの開発状況と売上の推移　・社会の環境変化　・消費志向とライフスタイルの変化 2. SCビジネスの事業特性　・ SC事業の特異性／不動産業と流通業の業際ビジネス　・ SCビジネススキームの多様化と問題点　・不動産流動化がもたらしたSC事業へのインパクト 3. SCが抱える経営課題　・人口減少と同質化　・ ECの成長とリアルの減退　・所有と経営の分離がもたらす問題点 14:20～15:30 Ⅱ. SCの事業構造と評価軸 1. SCの収益構造　・収益・経費構造の基礎理解　・テナントの損益分岐点　・投資の経済性評価 2. テナント売上分析　・テナント売上高の分析手法　・テナント指導とコミュニケーション　・テナントの役割と期待 3. SC賃料のメカニズム　・ SCの賃料形態　　○固定賃料、売上連動型賃料（段階的／固定＋歩合／最低保証付歩合等）、完全歩合賃料　　○形態ごとの特徴、賃借人・テナント相互のリスク　・賃料決定のメカニズム　　○積算法／収益法／類似法／予算法　等　　○近年の賃料を取り巻く課題・トレンド　　○賃料シミュレーション 4. 営業段階でのデベロッパーサイドの営業・管理費用をどうみていくか 15:40～16:50 Ⅲ. SCマーケティングの新潮流 1. SCマーケティングとは　・近代マーケティングの限界　・運営マーケティングの台頭　・マーケティングマネジメントの潮流 2. SCリニューアルの考え方　・リニューアルの類型と目的　・テナントミックスのあり方　・意思決定基準 3. SCに求められる人材像　・ SCビジネスのバリューチェーン　・ SCビジネスに必要なノウハウ、知識　・リーダーシップ理論 16:50～17:00 Ⅳ. 質疑応答

開催日時	2014年11月7日（金）　13:30～17:00
会場	アクセス渋谷フォーラム東京都渋谷区渋谷2-15-1　渋谷クロスタワー24階　TEL 03-5774-2320 ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費	41,040円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 3,040円含む） ●同一申込書にて２名以上参加の場合は　38,880円（１名様につき）　（消費税および地方消費税 2,880円含む） ※テキスト・コーヒー代を含む。

▼内容に関するお問合せは綜合ユニコム株式会社企画事業部 TEL.03-3563-0099

講師プロフィール
	西山貴仁（にしやま　たかひと）東京急行電鉄株式会社都市開発事業本部　ビル事業部　商業部　統括副部長東京急行電鉄(株)に入社後、宅地開発、新駅開業に伴う駅前開発事業、土地区画整理事業、商業施設事業を担当後、(株)東急モールズデベロップメントの出向を経て2014年4月から現職。これまで「グランベリーモール」の企画、開発、運営、「たまプラーザテラス」の企画立案、「レミィ五反田」のリニューアルPJに携わる。現在は商業用不動産の運営管理を主な業務とする。主な活動として、SCアカデミー（日本SC協会）指導教授、『月刊レジャー産業資料』にて「実践！SC経営続・SC経営に活かすマーケティング理論」を連載中。SC経営士（第12期）、宅地建物取引主任者。

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