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成熟市場下における事業計画と適正投資とは。
市場に合致した料金設定とコスト削減で、収益アップを実現する開発・運営力の検証。
現場力をいかに高めるか!管理・運営課題の解決方法を探る

競争力を高める【温浴施設】開発・運営研究

ごあんない
 温浴施設開発がさらなる進化・多様化をみせています。ここ数年、チムジルバンや岩盤浴などドライゾーンに重きをおいた新規開発が進み、差別化への取組みが加速するなかで各事業者は、「癒し空間」のあり方はもちろん投資回収の効率性を高める次なる一手を模索しています。いかに多様化するマーケットニーズに対応した開発・リニューアルを手がけるのか、また、いかに適切なコストで「安全」「安心」を実現する管理・運営を行なうかが、経営戦略上の大きなポイントであるといえましょう。
 本セミナーでは、「競争力」と「差別化」の構築をテーマに、その開発と運営手法を多角的に検証してまいります。第T講座では、成熟市場における事業計画のポイントを開示いたします。第U〜第W講座では、第一線の現場で指揮をとる、滑y久屋の内田社長より温浴施設の収益アップを実現する開発・運営力の構築手法を、またコンプライアンス社会に対応するレジオネラ菌対策について潟с}トの齋藤部長から衛生管理のあり方をご提示いただき、さらに18店舗を展開する潟Tンフジ企画の山口部長からは、「湯楽の里」「喜楽里」のケーススタディを通して、運営力・管理力向上に向けての仕組みづくりと適正コストの考え方を学んでまいります。

セミナープログラム&タイムスケジュール

10:30〜12:00
T.成熟市場における温浴施設の開発・事業計画のポイント

○マーケット構造が変わった温浴施設の市場動向
 ・温浴施設の需要・市場規模は伸びているのか?
 ・増加する閉館・廃業および再生・リニューアルの背景
○開発トレンド・潮流。求められる「癒し空間」の競争力とは
 ・「チムジルバン」など着衣低温サウナゾーン付帯施設の台頭
○単年度営業収支の考え方と長期事業収支計画の見直し
 ・抑え込まれる入館料水準 vs 昂進するコストアップ要因
 ・規模・機能拡大に伴う初期投資額増大と早まる再投資時期

12:50〜14:10
U.「競争力」と「差別化」のための開発コンセプトワーク&マーケティング。
   温浴施設の収益アップを実現する開発力・運営力とは

○温浴施設における運営課題の変遷
○安定した利回りを確保できる施設とは
○2007年11月開業の【稲城天然温泉 季乃彩】にみる最新温浴施設の開発・運営戦略
 ・立地判断・市場分析/マーケティング/ターゲットのセグメント
 ・競争力を向上させる「独自性」の創出
  1)動線・設計上のポイント
  2)「リゾート」の演出を図る内装とデザイン
  3)ドライゾーン(岩盤浴・チムジルバン)の効果的導入手法
  4)客単価アップにつなげる「お休み処」。施設配置のポイント
  5)料金設定の考え方
 ・集客戦略・マーケティング
  プロモーション手法と媒体選定
 ・高収益力の構築へ向けて
 ・運営概要と運営上のポイント
  客数・客層(年齢層、男女比)、商圏/客単価/事業収支計画/コスト管理の留意点

14:20〜15:00
V.緊急対策!レジオネラ菌対策をどう図るか!
   温浴施設における効果的衛生管理の手法

○レジオネラ症患者急増の現況
 ・菌の発生場所とその理由
 ・バイオフィルム(生物膜)について
 ・塩素の消毒効果はpH依存性
○設備コストをあまり掛ずにできる衛生管理手法
○「コスト削減」における新たな視点
 温浴施設における「エコ・省エネ」の必要性

15:15〜16:45
W.温浴施設のリニューアルのポイントと
   コスト管理・集客力強化の仕組みづくり

   ――「湯楽の里」「喜楽里」のケーススタディを通して

○マーケットのニーズの変化。
 「癒し」の質的進化にどこまで対応するか
○既存店のリニューアルをどう考えるか。再投資と回収のバランス
○投資を計画どおりに回収するために
○競争激化のなかでの集客戦略
 ・差別化創出を目指す販促手法
 ・商品力の強化
 ・アイテムの揃え方と変化のタイミング
○適正コストの考え方
 売上原価/人件費/一般管理費[地代、水道光熱費]/ほか
○効率的なメンテナンス方法

開催日時 2008年4月30日(水) 10:30〜16:45

会場 銀座ラフィナート
東京都中央区銀座1-26-1 TEL.03-3564-0888(代表)    
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 39,900円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,900円含む)
●同一申込書にて2名以上参加の場合は
37,800円(1名様につき)
 (消費税および地方消費税 1,800円含む)
※テキスト代、昼食代、コーヒー代を含む。

インターネットでもお申込みできます)
お問合せ・お申し込み先
綜合ユニコム株式会社 企画事業部 
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル TEL.03-3563-0099

講師プロフィール

[第T講座]
岡庭 峰夫
(おかにわ みねお)
綜合ユニコム株式会社
企画調査部 課長

綜合ユニコム滑驩謦イ査部では、温浴・岩盤浴施設をはじめ、宿泊・リゾート、商業施設など集客ビジネスにおける事業開発や事業再生のための調査、立案、プロデュース、設計、各種コンサルティング、地域振興計画の策定や地域活性化の支援業務などを手掛けている。

[第U講座]
内田 茂樹(うちだ しげき)
株式会社楽久屋
代表取締役社長

1996年より、中京地区を中心に温浴施設の企画コンサルティング業務を行なう。99年より潟Aクアジャパン東京にて温浴施設の企画開発、コンサルティング業務を全国で行なう。17店舗の「スーパー銭湯」「日帰り温泉施設」の開発及びプランニングに携わり、うち12店舗の開業コンサルティング業務を自ら現場に常駐して行ない、さらなる運営ノウハウを構築。05年に温浴施設運営会社滑y久屋を設立、07年11月には同社が開発から運営までを手がける「稲城天然温泉季乃彩(ときのいろどり)」(東京都稲城市)を開業。これまでのノウハウを活かし、高集客・高単価を実現している。


[第V講座]
齋藤 利明(さいとう としあき)
株式会社ヤマト
執行役員 温浴事業部長

潟с}トは1945年設立。群馬県前橋市に本社をおき、関東各都県に営業拠点を展開。主要な事業として、一般および産業用空調衛生設備、食品流通設備、上下水道・水処理・プラント設備の設計・施工を手がける。とくに「省エネ技術」では高い評価を受けている。2002年より温浴設備事業に参入。その後、温浴事業部を設立し3年が経過。過去に約60施設を手がける。自社内に分析センターを擁するとともに、群馬県衛生環境研究所と共同でアメーバ、レジオネラの研究を継続している。


[第W講座]
山口 嘉一(やまぐち よしかず)
株式会社サンフジ企画
温浴事業部 部長

潟Tンフジ企画は1972年設立。首都圏を中心に60か所以上の総合住宅展示場と18施設の温浴施設を運営する。99年10月に温浴事業部を設立し、部長に就任。茨城県取手市にオープンした「極楽湯」のFC加盟により温浴事業に参入。現在までに「湯楽の里」のブランドで17店舗を展開している。2006年11月神奈川県川崎市に18店舗目となる「喜楽里」(きらり)を開業。同施設では「小学生以下の子どもは入浴不可」という取組みを行ない、平日1,000人、土・日祝日では1,700人前後の高集客を実現している。

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