いま日本は、真の「観光立国」実現に向けた好機といえます。
日本の観光インバウンドマーケットは、過去最高を記録した2014年を上回るペースで拡大し、
国内観光マーケットも活況を呈しています。
こうした観光需要に対し、ホテルの開発・投資は熱を帯び、
建築費が高騰するなかでいかに投資効果を最大化していくかが問われています。
また、明確なターゲット設定により、より宿泊価値を高めることで収益増大を実現する
新業態ホテルが相次いで登場し、マーケットの深耕、拡大に貢献している点も注目されます。
本フォーラムでは、日本の成長マーケットとして期待される観光・宿泊ビジネスに着目。
注目事業者の取組みをはじめ、気鋭の経営者、アナリストの分析を通じて、
観光・宿泊ビジネスの開発・投資への道筋を描いてまいります。



 

受講料:無料(事前予約方式)
定員:100名(定員に到達次第締切らせていただきます)
お申込み:右の『受講お申込み』ボタンをクリックしてください。申込みフォームの
 ページが開きます。
 お申込み完了後、参加証を表示するための確認メールが登録いただいたメールアドレスへ
 返信されますので、参加証をプリントアウトして当日会場までお持ち下さい。

※確認メールが届かない場合は、お申込みが正しく受付けられなかった可能性があります。
 お手数ですが再度お申し込みいただくか、事務局までご連絡ください。

※講演企業・演題が変更される場合がございます。ご了承ください。
※定員到達により締切となった講座も、当日のキャンセル状況により受講できる場合が
 ございます。
 ご希望のお客様は当日、該当講座のセミナー会場にてご確認ください。
※弊社の個人情報保護方針はこちらにて公表しております。


開催概要
 
名 称 : 観光インバウンド・新業態ホテル開発・投資フォーラム2015
 
会 期 : 2015年10月22日(木)10:10〜15:40
2015年10月23日(金)10:00〜16:50
会 場 : 東京ビッグサイト西3・4ホール
『レジャー&サービス産業展2015』内
〒135-0063東京都江東区有明3-11-1 TEL.03-5530-1111
受講料: 無料公開
入場形式: 限定招待制(招待券配布・入場登録制/入場無料)
主 催 : 綜合ユニコム株式会社
事務局 : 綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0031 東京都中央区京橋2-10-2 ぬ利彦ビル南館
TEL.03-3563-0420(直通)/FAX.03-3564-2560


プログラム


A-1 10:10〜11:20[パネルディスカッション] 【A会場】
世界最高水準の生産性を実現する
LCHローコストホテル「変なホテル」の挑戦

○世界初のローコストホテルの実現にむけてイノベーションをどう図ったのか
○建築コスト・光熱費・人件費の削減 自動化とロボットの導入 
○「変なホテル」のコンセプトワークとコミュニケーションデザイン

早坂 昌彦
ハウステンボス(株)
事業開発室 室長

はやさか・まさひこ●福島県いわき市出身。慶應義塾大学経済学部を卒業後、経済産業省に入省し地方の産業振興策の立案などを担当。その後、英国マンチェスタービジネススクール(MBA)、映像コンテンツビジネスのベンチャー企業であるディー・エル・イーなどを経て、2011 年8月より、長崎・佐世保から世界が注目する「環境未来都市」を目指すという澤田秀雄社長のビジョンに共鳴し、ハウステンボスに参画。事業開発室長として「変なホテル0号店プロジェクト」のプロデュースなどを担当。

川添 善行
建築家・東京大学准教授

かわぞえ・よしゆき● 1979 年神奈川県生まれ。東京大学建築学科卒。オランダから帰国後、内藤廣に師事。現在、東京大学 川添研究室 主宰。川添善行・都市・建築設計研究所 代表。工学博士。代表作は「佐世保の実験住宅」「弥生の研究教育棟」「変なホテル」。主な著作は『世界のSSD100 都市再生のツボ』(彰国社)『このまちに生きる』(彰国社)『空間にこめられた意志をたどる』(幻冬舎)。

北川 一成
グラフ(株)
代表取締役社長 ヘッドデザイナー

きたがわ・いっせい●1965年兵庫県加西市生まれ。87年筑波大学卒業。89年GRAPH(旧北川紙器印刷株式会社)入社。2001年国際グラフィック連盟(世界のトップデザイナーで構成される世界最高峰のデザイン組織)の会員に選出。11年秋パリのポンピドーセンターで開催される現代日本のグラッフィックデザイン展の作家15人に選抜。経営者とデザイナー双方の視点に立った「経営資源としてのデザインのあり方」の提案により、中小企業から海外高級ブランドまで多くのクライアントの支持をえる。著作に『変わる価値』(ワークスコーポレーション)など。

A-2 11:35〜12:25 【A会場】
投資先としての沖縄の魅力
──いかに、マーケット・政策の追い風を活かすのか

○マクロ環境からみる沖縄の魅力とは
○ふえ続けるOKINAWA の観光需要
○投資価値を高めるこれからの沖縄観光とは

沢柳 知彦
ジョーンズ ラング ラサール(株)
ホテルズ&ホスピタリティ事業 執行役員 マネージングディレクター

さわやなぎ・ともひこ●一橋大学経済学部卒、コーネル大学ホテル経営学部修士課程終了。日本長期信用銀行、グリニッチナットウェスト証券会社を経て、2000 年にジョーンズ ラング ラサール東京オフィスを開設。03 年7 月エグゼクティブヴァイスプレジデントに就任、07 年7 月より現職。ザ・リッツカールトン東京契約締結支援、ANAホテルポートフォリオ売却支援、ニセコヴィレッジなど複数案件において、プロジェクトリーダーを務める。

A-3 12:40〜13:30 【A会場】
ホテル事業イノベーションで事業価値向上へ
──ゴジラとコラボのホテルグレイスリー新宿ほか 藤田観光の事業戦略

○ホテル業界盛況の中、WHG グループのホテル事業の方向性
○ゴジラヘッドで注目されるホテルグレイスリー新宿ほか ホテルの差別化戦略
○ワシントンホテルのリノベーションの方向性
 
小宮 泰
藤田観光(株)
WHG事業グループ 企画チーム部長(開発担当)

こみや・やすし●1987年藤田観光(株)入社。藤田不動産販売(株)に出向し、不動産販売に13年間携わる。その後、経営企画室を経て、2006年リゾートカンパニー企画室、09年箱根小涌園勤務を経て、11年6月より現職。ワシントンホテル、ホテルグレイスリーの開発を担当する。現在、同社では30棟のビジネスホテルを経営・運営している。沖縄、広島など出店を加速していく方針。

A-4 13:45〜14:35 【A会場】
多様化する日本のホテルマーケット
─アマンからコンドホテルの開発まで─

○多様化する国内ホテル市場(アマン東京、カフ―リゾートフチャクコンド・ホテルの開発経緯)
○滞在ニーズの細分化に伴う宿泊ビジネスの捉え方
○インバウンド増加を見据えた新たな“協業”の視点

野沢 弘樹
大成建設(株)
ソリューション営業本部 ビジネス・ソリューション部 部長

のざわ・ひろき●1988年大成建設(株)に入社以来、ホテル・旅館、商業施設の開発計画および事業化提案(基本構想および事業スタディ)に携わる。現在、新規ホテルのプロジェクト推進のほか、資産評価や再生計画、チェーンホテルの業態開発などのコンサルを受託。主なプロジェクトは、名古屋マリオットアソシアホテル、セントレジス大阪、ウェスティン仙台、アマン東京など多数。IR(カジノを含む統合型リゾート)プロジェクト推進を兼務。

A-5 14:50〜15:40 【A会場】
激変する宿泊特化型ホテル市場の近未来動向
国内・米国のホテル・不動産市場トレンドを踏まえて

○現状把握──宿泊特化型ホテル市場トレンドと国内のトピックス
○未来予測──競争激化するチェーンホテル、独立系ホテルの行方
○事業戦略──景気に左右されずに経営を安定させるためには

内藤 信也
(株)ホスピタリティパートナーズ 企画調査本部 ヴァイスプレジデント
(株)Aカードホテルシステム 執行役員
(株)ホスピタリティオペレーションズ フランチャイズ事業部長

ないとう・しんや●1995年ペンシルバニア州立テンプル大学卒業後、2003年までブルームバーグL.P.に勤務。2005年にコーネル大学ジョンソン・スクールにてMBA取得。その後、(株)グラックス・アンド・アソシエイツ、ADインベストメント・マネジメント(株)、ジャパン・ホテル・アンド・リゾート(株)を経て、 2008年、(株)ホスピタリティパートナーズ入社。08年3月以降、(株)Aカードホテルシステムの執行役員を兼任。12年4月より、(株)ホスピタリティオペレーションズのフランチャイズ事業部長を兼務。日本ホスピタリティアセットマネジャー協会会員、 一般社団法人不動産証券化協会認定マスター、コーネル大学・経営管理学修士号(MBA)。

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A-7 10:10〜11:00 【A会場】
「観光立国」で描かれる成長戦略の道筋
──国際競争力のある観光産業の実現へ

○日本の観光産業が抱える課題
○地域の総合的戦略産業としての観光
○観光産業の成長に向けたロードマップ

溝畑 宏
公益財団法人大阪観光局
理事長/大阪観光局長

みぞはた・ひろし●東京大学法学部卒業後、1985年自治省入省。大分県企画文化部長、(株)大分フットボールクラブ(大分トリニータ)代表取締役などを経て、2010年、国土交通省観光庁長官に就任。12年、内閣官房参与、大阪府特別顧問、京都府参与、13年、地域経済に関する有識者懇談会委員に就任。総務省地域力創造アドバイザー、京都大学経営管理大学院特命教授、IR(統合型リゾート)推進協議会副会長など多方面で活躍。

A-8 11:15〜12:05 【A会場】
人気キャラクターコンテンツなどを活用できる注目ビジネスモデル
〜事業に新たな価値を吹き込み、新規顧客を呼び込むために

○ホテル、カラオケ店などでの気づかなかった資産活用
○海外インバウンド含む、広域からの集客が可能なキャラクターなどコンテンツ活用戦略
○単価の高い客層をつかみ、楽しく消費してもらう戦略

浦田 健一
(株)ナムコ
新規事業企画部 ゼネラルマネージャー

うらた・けんいち●1965年1月1日、元旦生まれ。長崎県佐世保市出身。1988年に(株)ナムコ入社後、アミューズメント施設の運営に始まり出店、改装などを担当した後、各地域の統括責任者にも従事した。これら約20年間の現場経験を積んだ後、本部で機器や景品の購買、従業員教育などの現場支援部署の責任者を通じて施設運営の全般に携わり培った経験とノウハウを活かし、新規事業企画部ゼネラルマネージャーに就任し、同職は今年で5年目。現部署では、新たな収益源となる事業分野の創出を推進し新規事業およびそれに準ずる事業や施設の企画開発業務を統括する。とくに、バンダイナムコグループが扱うキャラクターやゲームなどのIP(知的財産)を活用し、いまの時代が求めている新しい施設開発に取り組む。

A-9 12:20〜12:50 【A会場】
「インバウンド」「モバイル」2つの潮流が
国内宿泊マーケットを変革する
○インバウンドマーケットの今後の可能性
○安定集客を確保する「モバイル」活用の考え方
○「ブッキングドットコム」の今後の国内展開

勝瀬 博則
ブッキングドットコム ジャパン(株)
日本地区統括リージョナル・マネージャー

かつせ・ひろのり●eコマース、ヘルスケアにおいて、ライコス、ベクトン・ディッキンソン、キュテラなどの経営に携わり、住友商事、双日、オリックス、角川書店、シンガポールテレコムなどとのジョイントベンチャー事業を成功させた。2015年にブッキングドットコムに入社し、日本地区統括リージョナル・マネージャーとして、日本における「ブッキングドットコム」の事業を統括。豊富な経験と知識を活かし、同社の日本市場における成長を推進。

A-10 13:05〜13:55 【A会場】
カトープレジャーグループ新業態開発
ホテル・旅館・リゾート事業のプロデュースワーク
○新業態ホテル・旅館・リゾートの開発・投資のあり方とは
○ KH リゾートマネジメント高級旅館運営会社設立の戦略「箱根・翠松園」「熱海 ふふ」
○公共リゾートの再生手法と地域創生と観光振興

加藤 友康
カトープレジャーグループ
代表取締役 兼CEO

かとう・ともやす●1965年、大阪府出身。ホテル、フードサービス、スパ、ラグジュアリーリゾート、公共リゾート、エンターテインメントなどあらゆるレジャー事業の総合開発を行なうプロデュース企業、カトープレジャーグループの代表取締役兼CEOを務める。大学在任中から家業にかかわり、22歳のときに父親の急逝により事業を引き継ぎ、代表取締役に就任。20年余りで、社業を年商200億円企業へ成長させる。総スタッフ約2,700人。年間500万人におよぶ顧客を動員している(2015年8月現在)。「麺匠の心つくし つるとんたん」、「HEINZ BECK」「中之島LOVE CENTRAL」「箱根・翠松園」、「熱海 ふふ」、「Kafuu Resort Fuchaku CONDO・HOTEL」、「長崎温泉やすらぎ伊王島」などがある。

A-11 14:10〜15:00 【A会場】
新都市型ホテルのFC展開の魅力に迫る
アパホテルの事業戦略
○6万室を10万室体制へと拡大目指す事業戦略
○FC展開を加速し、勝ち組ホテルネットワークの確立へ
○900万人のユーザーに選ばれ、ホテル事業も成長する運営のポイントとは

白山 剛
アパホテル(株) パートナー事業本部 本部長
※9月11日、講演者が変更になりました。

しらやま・つよし●1972年4月石川県生まれ。95年4月アパホテル鞄社。主に北陸、首都圏地区のホテルにて支配人として勤務、2010年よりアパホテル&リゾート「東京ベイ幕張」の総支配人を経て、14年より現職。アパホテル&リゾート「東京ベイ幕張」総支配人時には、さまざまな経営改善を行ない当時1,001室(現在1,501室)であったホテルの月間客室稼働率を100.5%にまで引き上げ、現在500室増築工事中により2,001室体制となるホテルの基盤をつくった。現在はグループのフランチャイズ事業・提携事業に携わり、ネットワーク拡大、提携ホテルの経営改善等に取り組む。

A-12 15:15〜15:45 【A会場】
ホテル・旅館のWEB対策最前線!!
細分化するユーザーとコンテンツマーケティング
○全国1,500サイト以上の実績。売上げに繋がるHPはここが違う!
○伸びる!スマホ、インバウンド対策。ニーズを掴み予約増加
○動画コンテンツ、アクティビティコンテンツをいかに活用するか

水野 真寿
(株)アビリティコンサルタント
常務取締役 WEB 事業統括本部長

みずの・まさとし●愛知学院大学経営学部経営学科卒。2003年アパレルブランド設立。05年(株)アビリティコンサルタント入社。12年から現職。WEB制作のディレクションの傍ら、ホテル、旅館、ウェディングを中心に幅広いWEB提案を行なう。ホテルにおける世界のWEB動向を追い、最新の事例から成功法則を研究。数多くの成功事例をもつ。UXやUIなど人とWEBの関係性向上に力を注いでいる。

A-13 16:00〜16:50 【A会場】
ホステルの事業構造とマーケティングの本質
──顧客セグメントの理解なくして事業成立はなし

○ホステル、バックパッカー、ゲストハウスなど宿泊分野の整理
○マーケティング上のキーポイントと本質、施設づくりの要諦
○事例「オークホテル」にみる事業リスクと集客法

細井 保裕
ニッチリッチ(株) 代表取締役

ほそい・やすひろ●ビル管理会社、外食事業を経て、1999年カナダ・バンクーバーに1年間移住、外国人の感覚・文化・風習を学び、ホテルマンになるチャンスを掴むが、アメリカでのテロを契機に2002年帰国。その後ビジネスホテルに勤務。現場でさまざまなサービスを企画・実行し、稼動率・利益ともに改善させ平均稼動率50%(当時)などの曜日を85%にまで引き上げる。ホテルの責任者となりホテル運営全般を任され、特にサービスの原点である人材の教育に力を入れる。14年大手ゲストハウス運営会社の「オークホステル禅」の開発・運営に参画。またインバウンド比率90%の「オークホテル」の運営・経営支援にも着手し、過去最高の売上げ・利益を更新中。

C-10 12:30〜13:10 ※本講座はC 会場で開催いたします 【C会場】
都市型、好立地老朽化ホテルの再生手法
地方都市駅前立地ホテルの新開発成功事例
○画一的、ホテルデザインからの脱却
○都心部、駅前立地ホテルの新潮流
○幅広い客層を取り込む空間づくりの提案

桑原 義弘
(株)プラスエフ建築設計室 代表取締役

くわはら・よしひろ●1988年(株)プラスエフ建築設計室を設立。自然をモチーフにした 商業施設・Bar・レストラン・ホテル などの企画・設計・プロデュースを数多く手がける。代表作に、渋谷「party bar9」、東京・横浜「deep blue」、全国「WATER HOTEL」シリーズ。2013年じゃらん・楽天アワード受賞のホテル「HOTEL COCO GRAND 高崎」発表。14年「HOTELBAR GRANTiOS」発表。現在、都市部駅前立地の老朽化ホテルの再生提案・地方都市駅前のホテル新開発提案を進行中。


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