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2012年制度改定に向け、注目集まる「地域包括ケア」。
その核となる「小規模多機能」サービス事業化の要諦を
高齢者住宅との複合化の視点から明らかに!

「小規模多機能+高齢者住宅」の複合開発・運営資料集

●A4判・並製・横型/100頁/定価:本体50,000円+税●2011年7月刊行


【ごあんない】
 これからのわが国の介護を支える仕組みとして、「地域包括ケア」の導入が焦点になっています。地域包括ケアは、要介護状態になっても可能な限り、住み慣れた地域や在宅で生活できるように支える「介護」「医療」「生活支援」「住宅」「予防」サービスが結びついた新たな仕組みです。この「切れ目のない」ケアの提供にあたって期待されているサービスが「小規模多機能型居宅介護」(小規模多機能)事業です。
 06年4月の改定で、地域密着型サービスとして制度化された小規模多機能は、利用者にとっては住み慣れた地域での生活を可能にする画期的な介護保険サービスですが、事業者にとっては、登録定員25人の上限や包括報酬であることなどから、単独事業としてみたときの採算性は厳しいことも指摘されています。
 そこで本資料集では、ニーズの高い高齢者専用賃貸住宅(高専賃)や有料老人ホームなど居住機能との複合化の視点にたち、相乗効果を高めている先行事例をタイプ別に紹介。また、事業者のリーダー的存在でもある全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会代表の川原秀夫氏をはじめ、小規模多機能の全国的な調査で実績のある工学博士の山口健太郎氏、宮城県仙台市で複合事業に取り組んでいるシンフォニーケア鰹務取締役の井上博文氏を執筆陣に迎え、それぞれの専門的見地から、開設手順や収支モデルなどの開発、人員配置やサービス提供のあり方などの運営の両面について事業ノウハウを開示してまいります。




[編集内容]
第1章 「地域包括ケア」と小規模多機能
「地域包括ケア」を支える小規模多機能の役割

 1. 地域包括ケアが目指すものとは
 2. 小規模多機能の理念
 3. 地域包括ケア実現に向けて、小規模多機能が果たす役割

[執筆]
 川原 秀夫氏
  全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会 代表
  特定非営利活動法人コレクティブ 理事長


第2章 設計上の留意点
小規模多機能の設計ポイント

 1. 小規模多機能の計画
 2. 小規模多機能に関連する基準
 3. 小規模多機能+住まいの計画
 4. 地域交流拠点としての小規模多機能

[執筆]
 山口 健太郎氏
  近畿大学 建築学部 准教授(工学)

第3章 開設までの流れと事業収支
小規模多機能の開設手順と事業収支

 1. 小規模多機能の開設手順
 2. 運営基準
 3. 事業収支についての考え方
 4. 小規模多機能+高齢者住宅の運営実態
   ──「シンフォニー将監」(仙台市泉区)の取組みにみる

[執筆]
 井上 博文氏
  シンフォニーケア 常務取締役
  小規模多機能型居宅介護シンフォニー将監 施設長


第4章 ケーススタディ
    ──小規模多機能と高齢者住宅の併設を中心に


【高専賃併設型】
レリエフ丸山/レリエフ三郎丸(福井県福井市) 
 株式会社シンカイ
小規模多機能ホーム/高齢者専用賃貸住宅あずさ(大阪府泉大津市)
 株式会社メディカル・オルト

【有料老人ホーム併設型】
あったかほーむ いしずえ(長野県佐久市)
 エフビー介護サービス株式会社

【グループホーム併設型】
品川区立小山地域密着型多機能ホーム小山倶楽部(東京都品川区)
 品川区/社会福祉法人新生寿会

【高専賃・グループホーム併設型】
ライフケア(名古屋市)
 株式会社エル・シー・エス

【サテライト特養併設型】
サポートセンター千手/サポートセンター摂田屋(新潟県長岡市)
 社会福祉法人長岡福祉協会

【単独型】
マザアスホーム憩(千葉県柏市)
 株式会社マザアス(ミサワホームグループ)


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