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建築工事費の高騰やデフレ不況による不動産ストックの増加など、
不動産活用事業における採算性判断には、従来にも増してよりシビアな視点が求められている。
そのための重要なファクターとなる『不動産事業収支計画』の立案に不可欠な知識や考え方、
具体的な手順について、基礎から徹底解説!

[新版]不動産事業収支の計算手法

●A4判/縦型/130頁●定価68,000円+税●2017年7月14日発刊



【執筆】
秋山 英樹 (株)ユニ総合計画 代表取締役

【ごあんない】
 不動産の有効活用を企画・検討するうえで、重要な判断材料となる「事業収支計画」の立案は不可欠な業務です。トータルコストの算定をはじめ、「投資利回り」「収益性」などの事業採算性をどのような視点でみるべきか、という不動産事業収支計画の基本を理解することで、自社プロジェクトあるいは他社からのプロポーザル時における事業収支計画に対する評価や問題点の抽出が可能になります。
 近年は種計算ソフトの普及が進んだことで、より簡便に計画を立案することが可能になりましたが、一方で不動産事業収支そのものへの理解度が低下するといった弊害が生じています。
 本書では、不動産事業収支の基本を体系立てて解説するとともに、「専門用語」や「不動産税制」はもちろんのこと不動産事業収支を算定するために欠かすことのできない各種項目の解説と考え方までわかりやすくまとめております。また、近年のデフレ不況によりストックが増加し、不動産活用の手法として「スクラップ&ビルド」から「ストック&リユース」の注目が高まるなか、オフィスから住宅・ホテル等へのコンバージョンの考え方を新たに増補解説しました。さらに、巻末に収載した「演習シート」を使い、不動産事業収支を手計算で行なうことで、理解を深めることができます。
 “不動産事業収支の基礎”を学ぶ手引書としてはもとより、基礎的理解を深めたい実務担当者や不動産コンサルティングなどに従事する方の実務においても即役立つよう基本的チェックポイントを徹底解説しております。


【本書の特徴】
特徴 1 不動産事業収支の基本を体系立ててわかりやすく解説!
特徴 2 各項目ごとに必要となる専門用語や不動産活用における重要な制度等の概要と、
その活用法を詳解!
特徴 3 例題に基づきながら実際の収支計算を行なうことによって、
事業収支上の各項目がもつ数値の意味を正しく理解できます。
特徴 4 不動産事業収支の設定条件と算出方法を理解することで、
事業者の目的に応じた事業収支を容易に作成できるようになります。



数量
[編集内容]
第1章 不動産事業収支計画の立て方
1. 事業収支計画の基本的な考え方
 (1)事業収支を的確に把握する意義
 (2)不動産事業収支計画の作成手順
 (3)総事業費の算出方法
2. 土地関係費用の捉え方
 (1)土地購入関係費用
 (2)土地購入関係費用に係わる金利
 (3)地主承諾料
3. 建物関係費用の捉え方
 (1)解体整備費
 (2)建築工事費
 (3)企画設計監理料
 (4)公共施設整備負担金・近隣補償費
 (5)工事中金利
 (6)ローン保証料
 (7)不動産取得税(建物)
 (8)登録免許税
 (9)抵当権設定費用
 (10)開業費
 (11)消費税
 (12)その他必要資金
 (13)建築費に対する各種費用の割合
4. 資金調達の考え方
 (1)自己資金
 (2)礼金・敷金・保証金
 (3)借入金の返済方法
5. 収入項目と経常利益の算出方法
 (1)家賃等収入
 (2)更新料等収入
 (3)管理費・共益費収入
 (4)余剰金運用利子収入(法人の場合:営業外収入)
6. 支出項目と経常支出の算出方法
 (1)建設年度経費
 (2)地代
 (3)維持管理費
 (4)維持修繕費
 (5)損害保険料
 (6)土地の公租公課
 (7)建物の公租公課
 (8)前年度事業税
 (9)減価償却費
 (10)借入金
 (11)消費税
7. 減価償却の考え方と計算の仕方
 (1)減価償却の考え方
 (2)耐用年数の設定
 (3)開業費の償却

第2章 不動産活用のための新視点
1. 地価のメカニズム
 (1)土地の価格をどう考えるか
 (2)商業地の地価
 (3)住宅地の地価
2. 不動産投資と不動産証券化
 (1)不動産投資の考え方
 (2)プロジェクトファイナンスの必要性
 (3)不動産証券化時代の不動産投資
3. 定期借地権・定期借家権と不動産事業
 (1)定期借地活用の考え方
 (2)定期借地権付マンションの可能性
 (3)定期借家権活用の考え方
 (4)定期借家が賃貸事業に及ぼす影響
4. コンバージョン
 (1)コンバージョンとその背景
 (2)コンバージョンする場合の法的制限
 (3)コンバージョンの可能性を探る

第3章 長期事業収支計算の構造と活用法
1. 長期事業収支計算の仕方
 (1)収支計算の仕組み
 (2)税金の求め方
 (3)長期事業収支から何を読むか
2. 投資利回りの考え方と算出法
 (1)投資利回りの算出法
 (2)不動産投資の考え方 

<誌上演習シート>
店舗付賃貸マンションの事業収支モデルを例題として、演習シートによって計算手法を学ぶ


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