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ここ数年、コンサートをはじめとするライブ・エンターテインメント市場は拡大する傾向にある一方、その受け皿となる劇場・ホールは老朽化の進展や耐震性の問題などから閉館、改装・建替(補修)が進み、東京をはじめとする都市圏では会場不足が大きな問題となっている。
文化の発信拠点として今後、劇場・ホールに求められる役割・機能とは何か。持続的な運営を実現するためのノウハウを徹底解説!

劇場・ホールの開発・再生&運営計画資料集

●A4判/縦型/128頁●定価70,000円+税●2016年10月20日発刊


【ご案内】
 わが国のコンテンツ産業は、海外からも高く評価され、日本再興戦略(平成27年6月30日閣議決定)においても「コンテンツを核としたクールジャパンの推進」が掲げられています。国をあげて観光立国を推進していることに加えて、訪日外国人3,000万人時代を目前に控え、リアルにコンテンツを体験できるライブ・エンターテインメント施設の役割は今後、ますます高まっていくものと考えられます。
 国内ではCDをはじめとする音楽パッケージ市場は縮小の傾向にあるものの、ライブ市場は年々規模を拡大しています。また、東京を中心とした首都圏では劇場・ホールの建替えや閉館の増加による会場不足が2016年問題として顕在化しています。
 さらに、全国約2,200の公共ホールは、市町村合併や老朽化などに伴い、今後は整理・縮小の方向にある一方で、2012年6月、「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」の施行により、長期的・継続的な地域文化の発信拠点としての役割が求められています。
 本書ではこうした背景を踏まえ、劇場・ホールのマーケット動向やは要かするライブコンテンツの潮流を整理するとともに、現在の問題点や課題への対応、さらには時流に即した新しい劇場・ホールの開発・リニューアル・運営手法について詳解いたします。


【本書の特徴】
特徴 1 多様化するライブ・エンターテインメント業界の動向を豊富なデータをもとに解説!
特徴 2 継続的な文化発信拠点としての劇場・ホール開発のポイントを詳解!
特徴 3 現在のマーケットニーズにマッチしたリニューアル・再生手法を徹底解説!
特徴 4 目指すべき劇場・ホールのあり方に応じた営業・管理・運営実務のノウハウを提示!



[編集内容]
第1編 劇場・ホールの現状
 1. 市場環境
  (1)ライブ・エンターテインメント市場の動向
  (2)ライブ・エンターテインメント市場を取り巻く環境
  (3)ライブコンテンツの多様化
  (4)販売チャネルの多様化
 2. 業界動向
  (1)劇場・ホールの施設数の推移
  (2)劇場・ホールの類型
  (3)近年の開発傾向および特徴

第2編 劇場・ホールの開発計画
 1. 劇場・ホールの整備計画立案の考え方
 2. 計画立案プロセスの考え方

  (1)ソフト計画
  (2)ハード計画
  (3)地域特性(ローカリティ)
  (4)「基本構想」と「基本計画」
 3. 使命(ミッション)の構築と明文化
  (1)法整備の効果
  (2)地域の取組み
 4. 敷地、立地、地域の捉え方
  (1)劇場・ホール整備のための敷地条件
  (2)劇場・ホールにふさわしい立地条件
  (3)劇場・ホールを整備することで地域の価値の最大化を図る
 5. 活動および事業計画の立案
 6. 運営母体および組織

  (1)運営母体
  (2)運営組織
 7. 劇場・ホールに求められる機能
 8. 建築計画、配置計画の立案

  (1)多機能型劇場・ホールの建築計画のあり方
  (2)専用ホールの建築計画のあり方
  (3)創造支援型施設の建築計画のあり方
 9. 整備手法の検討
  (1)整備手法
  (2)管理運営計画
 10. 収支計画の考え方
  (1)支出
  (2)収入
  (3)収支
  (4)長期収支の考え方
 11. 劇場・ホールの開発事例
  (1)穂の国とよはし芸術劇場
  (2)久留米シティプラザ

第3編 劇場・ホールの再生計画
 1. 劇場・ホールの再生計画立案の考え方
  (1)劇場・ホールの整備状況と改修、建替えの動向
  (2)劇場・ホール再生の目的と課題
  (3)劇場・ホール再生のための合意形成
 2. 改修、再生が必要になる原因
  (1)「劣化」の分類と考え方
  (2)「劣化」の事例と対応策
 3. 劇場・ホール再生のための計画立案
  (1)改修計画の立案
  (2)改修計画を策定するうえで考慮すべきポイント
  (3)改修計画の工程(スケジュール)策定
 4. 劇場・ホールの再生事例
  (1)東京芸術劇場改修工事
  (2)京都会館再整備工事
 
第4編 劇場・ホールの営業・管理・運営計画
 1. 劇場・ホール運営の考え方
  (1)前提となる二つの輪
  (2)サービスの特性
  (3)供給側とマーケット側
  (4)信頼確保と顧客管理
 2. 作業項目と三つのカテゴリー
  (1)劇場・ホールの作業項目
  (2)カテゴリー別の重要作業項目
 3. 劇場・ホールの営業・管理運営
  (1)集会施設の営業・管理運営
  (2)見る劇場の営業・管理運営
  (3)創る劇場の営業・管理運営
 4. 劇場・ホールの実務
  (1)ホール貸出し
  (2)公演制作
 5. 関連資料
 資料1 出演契約書の書式例
 資料2 公演予算書の書式例
 資料3 公演パンフレット


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