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2015年4月現在、「道の駅」登録数1,059駅。さらに開発・リニューアルの動きが活発!
ドライバーの利便施設から[地方創生拠点]へと進化する
「道の駅」の将来像を豊富な事例を交えて提示するとともに、
“地域振興施設”構築のためのポイントを徹底解説!!

[地方創生拠点]としての「道の駅」開発・再生資料集


●A4判/縦型/114頁 ●定価64,000円+税 ●2015年7月9日発刊

【執筆者】
【第1〜4編】
 黒田浩介 グランデザイン 代表取締役

【発刊の狙い】
 1993年に「道の駅」登録制度が創設されてから20年以上が経過しました。もともとはドライバーが立ち寄るトイレ・休憩施設として誕生した「道の駅」は、併設する直売所や地域の“食”を活かした飲食店などが目的地化して多くの観光客を集客し、また一方では行政サービスを補完する地域センターへと進化を遂げるなどして地域にとって欠かせない存在となっています。
 国土交通省はこの「道の駅」を[地方創生]を進めるための“小さな拠点”として活用するべく「重点『道の駅』制度」を創設しました。この新制度は、地方創生の拠点とする先駆的な取組みを選定し、関係機関連携のうえ計画段階から総合的に支援を行なうというもので、インバウンド観光の促進、地方移住の促進、地域の産業振興、地域福祉の向上など、それぞれの目的達成に向けて機能強化が図られます。
 本書では、地域活性化の促進を図る「重点『道の駅』制度」を踏まえたうえで、[地方創生拠点]としての「道の駅」開発およびリニューアルのポイントをハード・ソフト両面において徹底解説します。また、豊富な事例を交えながら「道の駅」の抱える課題点と将来像を提示するとともに、先駆的な「道の駅」の詳細なレポートを掲載しています。

【本書の特徴】
@ 事業性の視点から「道の駅」開発・リニューアルのポイントを徹底解説
A 豊富な事例を交え、15の視点から地域振興施設としての「道の駅」の課題と将来像を提示
B [地方創生拠点]としての「道の駅」先行事例の取組みを詳解



絶版
[編集内容]
 
第1編 「道の駅」の制度と現状
1. 「道の駅」の制度

 (1) 「道の駅」の定義
 (2) 「道の駅」の登録・案内制度
 (3) 「道の駅」制度創設の経緯
 (4) 懇談会提言の「道の駅」のコンセプト
 (5) 「道の駅」のマーク
2. 「道の駅」認定要件── 3 つの機能
 休憩機能/情報提供機能/地域連携機能
3. 「道の駅」の整備の手順
4. 「道の駅」の登録状況と近年の動き
5. 「道の駅」の課題点

 (1) ハード主義からソフト主義へ
 (2) 地方分権型と中央集権型のベストミックス
 (3) 地域の範囲とアイデンティティ
 (4) 官民のパートナーシップ
 (5) 経済産業振興と文化社会交流
 (6) イノベーションと人材
 (7) 「道の駅」の評価方法


第2編 重点「道の駅」制度について
1. 重点「道の駅」制度とは
2. 重点「道の駅」に想定される機能

 (1) インバウンド観光
 (2) 観光総合窓口
 (3) 地方移住等促進
 (4) 産業振興
 (5) 地域福祉
 (6) 防災
【資料】重点「道の駅」施設一覧


第3編 地域振興施設としての開発・再生のポイント
1. 「道の駅」開発・再生に必要な視点
2. 地域振興施設として整備(再生)する際の留意点
3. 地域振興施設としての構成要素

 (1) 「道の駅」に導入されている施設・設備
 (2) 物販施設の開発・再生のポイント
 (3) 飲食施設の開発・再生のポイント
 (4) 飲食を地域振興に役立てる視点
 (5) 利用者の行動に沿った施設の設計
4. 地域振興施設としての組織体制
 (1) 駅長
 (2) 出荷者協議会/生産者組合
 (3) PFIについて
5. 地域振興施設として有効な集客の手立て
 (1) 新商品開発
 (2) イベント
 (3) チラシ
 (4) ダイレクトメール・電子メール
 (5) ポイントカード
 (6) WEB サイト・SNS など
6. 地域振興施設の収支モデル
 ●収支モデル@ 年間取扱高7億円規模
 ●収支モデルA 年間取扱高2.8億円規模


第4編 事例からみえる「道の駅」の将来
1. はじめに〜「地方創生」への期待
2. 行政サービスとしての使命

 ●道の駅赤来高原(島根県飯石郡飯南町)
 ●道の駅仁保の郷(山口県山口市)
3. 防災拠点としての機能
 ●道の駅あらい(新潟県妙高市)
 ●道の駅美濃にわか茶屋(岐阜県美濃市)
 <災害時の「道の駅」の活用事例>
4. 買い物拠点としての機能
 ●道の駅どまんなかたぬま(栃木県佐野市)
 ●道の駅柿の郷くどやま(和歌山県伊都郡九度山町)
 ●道の駅ソレーネ周南(山口県周南市)
 ●道の駅さんわ182ステーション(広島県神石郡神石高原町)
 ●道の駅風和里しばやま(千葉県山武郡芝山町)
 ●道の駅しもつけ(栃木県下野市)
5. 文化交流拠点としての「道の駅」
 ●道の駅能登食祭市場(石川県七尾市)
 ●道の駅龍勢会館(埼玉県秩父市)
 ●道の駅きよかわ(大分県豊後大野市)
 ●道の駅かづの(秋田県鹿角市)
 ●道の駅たかのす(秋田県北秋田市)
6. 第一次産業・伝統産業の振興
  ──農産物直売所から次のステージへ

 (1) 第一次産業の振興
 (2) 農業振興
 (3) 伝統産業の振興
 ●道の駅藤樹の郷あどがわ(滋賀県高島市)
 ■伝統産業振興施設
7. “地産地消”から“地産外消”へ
 ●道の駅とみうら 枇杷倶楽部(千葉県南房総市)
 ●道の駅萩しーまーと(山口県萩市)
 ●道の駅竹田(大分県竹田市)
 ●道の駅きなはい屋しろかわ(愛媛県西予市)
 ■定着した“地産地消”
 ■小売機能から商社機能へ
8. 観光振興の新たな取組み
  ──インバウンド観光のインフラとなるか

 ●道の駅那須高原友愛の森(栃木県那須郡那須町)
 ●しまなみ海道の「道の駅」
 ●道の駅クロステン十日町(新潟県十日町市)
 ●道の駅ニセコビュープラザ(北海道虻田郡ニセコ町)
9. 人材の育成
 ●道の駅蛍街道西ノ市(山口県下関市)
 ●道の駅阿武町(山口県阿武郡阿武町)
 ●道の駅はなわ(福島県東白川郡塙町)
 ●道の駅霧の森(愛媛県四国中央市)
10. 施設・組織の刷新
 (1) 閉鎖された「道の駅」
 (2) 運営体・組織の変更
 ●道の駅きりら坂下(岐阜県中津川市)
 ●道の駅おおむた(福岡県大牟田市)
 ●道の駅丹後あじわいの郷(京都府京丹後市)
11. テクノロジーの活用
 ●道の駅うずしお(兵庫県南あわじ市)
 ●道の駅加子母(岐阜県中津川市)
 ●道の駅四万十とおわ(高知県高岡郡四万十町)
12. 指定管理者制度の課題
 (1) 指定管理者制度の現状
 (2) 指定管理者のあり方に対する私案
13. 「道の駅」の立地とモビリティ
  ──新たな地域モビリティの時代へ

 ●道の駅どんぐりの里いなぶ(愛知県豊田市)
 ●道の駅しちのへ(青森県上北郡七戸町)
 ●道の駅ガレリアかめおか(京都府亀岡市)
14. 競争か共創か
 (1) 「道の駅」の競争
 (2) 「道の駅」における共創
15. 「道の駅」の評価方法
16. 海外に広がる「道の駅」

 (1) タイと「道の駅」の交流
 (2) 途上国への「道の駅」導入


第5編 ケーススタディ
1. 道の駅阿蘇
2. 道の駅鹿島
3. 道の駅但馬のまほろば
4. 道の駅瀬替えの郷せんだ
5. 道の駅笠岡ベイファーム


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