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好評発売中!!
ホテル・旅館のオペレーション評価手法と人材育成を核とした収益向上、事業再生策!
「宿泊」「客室」「料飲」などのセクション別に業務スキルや機能設備、ホスピタリティなどの
詳細チェック項目を公開!
事例をもとに事業デューデリジェンスから課題解決、再生までの道筋と手法を具体的に詳解!

ホテル・旅館の事業評価と収益改善実務資料集

●A4判/縦型/146頁●定価62,000円+税●2015年2月24日発刊

オペレーション評価の具体例が満載
 宿泊事業への開発・投資マーケットが活況を呈しています。景気回復に伴う国内のビジネス・レジャー客に加え、インバウンド客の拡大など、旺盛な需要を背景に稼働率だけでなく、客室単価も上昇基調にあります。さらには、2020年の東京オリンピック開催までプラス成長が見込まれています。
 このようにかつてない盛り上がりを見せている宿泊事業ですが、M&Aや事業再生に着手するには、適正な事業評価・デューデリジェンスが欠かせません。なかでもオペレーション評価は、実際にホテル事業・サービスを熟知したものでなければ難しいところです。適正な評価が行えてはじめて、取得後の経営改善や再生に着手することができるといえるでしょう。
 そこで本書では、大手チェーンホテルから小規模旅館まで1,000案件以上を支援してきた実績をもつ筆者より、オペレーション評価とそれに伴う経営改善の具体的な手法を解説しております。
 既存ホテル・旅館の総合力をみるために適正な事業評価をどのように行っていくのか。そして、その評価からどのように問題点を抽出し、どのように経営改善していくのか。ハードのリニューアルが行えるまでに体勢を立て直す手法を、評価項目や具体的な事例を提示しながら詳解しております。
 投融資に携わる金融機関のご担当者、M&A、事業再生、収益向上を目指すホテル・旅館の経営者様、投資対象として関心のある方、鑑定実務に携わる方など、広く関連事業者の皆様にご購入をお薦めいたします。

【本書の特徴】
特徴1 ホテル・旅館の事業デューデリジェンスを具体例をもとに解説。
事業評価に不可欠な「財務」「物件」デューデリジェンスの手法も収載!
特徴2 「宿泊」「客室」「料飲」などのセクション別に業務スキルや機能設備、
ホスピタリティなどの詳細チェック項目を公開!セクションごとの課題一覧、改善法を例示!
特徴3 事例をもとに事業評価を踏まえた課題抽出から営業方針の決定、
経営改善や収益向上のための手法を詳解。
特徴4 「人材育成は投資」の考えのもと、売上改善の肝となるスタッフのモチベーションアップ、
意識改革のためのノウハウを解説!
↓↓↓
ホテルのオペレーション評価&改善手法を詳解いたします

【執筆・監修者】
【執筆・監修】 菅野 潔 ホスピタリティマネジメント(株) 代表取締役社長
【執筆】
第1章 V 福島 朋亮 FAソリューションズ(株) 代表取締役
第1章 W. 北村 剛史 (株)日本ホテルアプレイザル 取締役




冊子版:絶版

▼PDF版
[編集内容]
はじめに
1. ホテル・旅館ビジネスの現状
2. 旅館経営とホテル経営の相違
3. 再生のカギは、意識の変革とデータ分析力
4. 旅館・観光ホテル投資のむずかしさ
5. マーケットニーズが激変した10 年と、有望マーケットの出現


第1章 ホテル・旅館のデューデリジェンス(事業評価)
T.事業デューデリジェンス

1. 事業再生の考え方とフロー
2. 事業デューデリジェンスの内容と考え方

 (1)事業デューデリジェンスの目的
 (2) 事業デューデリジェンスには「客観性」と「想像力」が重要
3. 目視調査
 (1)目視調査の内容とポイント
 (2)評価事例
4. インタビュー調査
 (1)インタビュー調査の意義と内容
 (2)インタビューから課題の抽出
5. マーケット調査・競合市場調査
 (1)マーケット調査の内容
 (2)観光旅館の分析事例
6. 運営数値分析(売上分析)
 (1)売上分析
 (2)宿泊売上の分析
 (3)料飲売上の分析
 (4)宴会売上の分析
 (5)婚礼売上の分析
 (6)付帯売上の分析
 (7)数値分析事例
7. 運営数値分析(経費分析)
 (1)経費分析に関しては「適正化」という考え
 (2)原価率の適正化と顧客満足との相関関係
 (3)人件費の適正化と生産性の向上
 (4)エネルギーコストの適正化と見える化
 (5)広告宣伝費の適正化と有効活用
 (6)GOP(営業利益)に関して
 (7)評価事例
8.「お客様の声」分析
 (顧客ニーズの把握)
 (1)「お客様の声」でできる分析
 (2)顧客満足と収益は同一線上にある


U.「お客様の声」分析事例
1. 自社アンケート
 (1)アンケートの概要
 (2)アンケートの集計結果
2. インターネットサイトによる宿泊の評価について
3. 婚礼の「クチコミ」評価について


V. 財務デューデリジェンス
1. 財務デューデリジェンスの目的
2. 具体的な手続き

 (1)実態貸借対照表(実態債務調査)、金融機関借入金の償還年数、
    実態収益力、財務3表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー
    計算書)の実態調査
 (2)会社の歴史の数値化
 (3)対象となるホテル・旅館の不動産や経営者の個人所有の資産に対する
    担保の設定状況
 (4)資金繰り状況の確認
 (5)税務等の確認
 (6)過剰債務・窮境原因・清算配当率の試算


W. 不動産デューデリジェンス・不動産鑑定評価
1. ホテル・旅館の不動産デューデリジェンスおよび不動産鑑定評価の意義
 (1)敷地の境界確定および越境の有無
 (2) 地下埋設物や土壌汚染リスク、上下水道および電気、ガス管等設置状況
 (3)都市計画法等行政法規上の規制確認
 (4)権利の確認
 (5)建物に関する調査
 (6)旅館に特有の留意点
2. ホテル・旅館に関する不動産調査上の 留意点
3. 融資機関(レンダー)、投資家の各調査ポイント
4. ホテル・旅館のリスクファクター
5. ホテル・旅館に期待される利回りの都市別水準およびその動向
 ―キャップレート実態調査(2014 年4月)より

 (1)リスクに応じた利回り水準の特徴
 (2)キャップレートの推移
 (3)1年後のキャップレート変化の予測
 (4)旅館のキャップレート推移
6. ホテル価値の上昇に伴う契約形態の考え方
7. 不動産評価手法の適用
 (1)ホテル・旅館の鑑定評価
 (2)収益還元法
 (3)原価法
 (4)取引事例比較法
8. リニューアル計画の費用対効果測定
  IRRについて


第2章 課題抽出と営業方針の決定
     〜再生のための成功事例から〜

1. デューデリジェンス後の課題抽出と流れ
 (1)デューデリジェンス後の課題抽出
 (2)デューデリジェンス後の業務の流れ
2. A ホテルの概要と事業経緯
3. 経営理念とビジョンの策定
4. 経営方針の決定
5. 営業方針について

 (1)インターネットマーケティングの拡充
 (2)旅行代理店への営業
 (3)顧客管理の取組み
 (4)料金体系の見直しと企画商品の造成
 (5)地元企業へセールス
6. 「部門別収益管理」による計画数値策定
 (1)売上計画
  @宿泊部門計画
  A料飲部門計画
  B宴会・婚礼部門計画
  C管理部門計画
 (2)経費計画
  @原価計画
  A人件費計画
  B営業経費計画
7. 設備投資計画に対する考え方
8. 計画達成に向けての組織の構築

 (1)組織体制の変更
 (2)合理的な意思決定方法確立と実行
9. 改善計画に基づいた実績


第3章 再生および収益最大化を図るための手法
1. 今後の方向性とコンセプトの策定
2. 会社・組織のあり方

 (1)会社・組織の見直し
 (2)会議の見直し
3. 商品と販売手法について
 (1)マーケティングの基本
 (2)効率的な営業と地道な営業のミックス
 (3)ルート別の送客実績に沿った営業
 (4)他ホテルとの差別化と独自路線の追求
 (5)客層の裾野を広げる
 (6)価値は価格に優先する
 (7)商品造成プロセス
4. 顧客組織の見直し
 (1)“ 活きた” 顧客リストの作成
 (2)物理的な顧客と心理的な顧客
 (3)宿泊顧客について
 (4)レストラン顧客について
 (5)宴会顧客について
 (6)全社員での「ローラーセールス」の実施
 (7)会員制度・ポイント制度の見直し
 (8)効果的な顧客の属性分析について
 (9)顧客管理の目的
5. 提供商品の見直し
 (1)お客様の評価に徹底的にこだわる
 (2)商品の見せ方
 (3)泊食分離とブレイクダウンの考え方
6. 販売手法の導入
 (1)イールドマネジメント
 (2)インターネットマーケティング
 (3)ロイヤリティマーケティング
7. 経費削減のポイント
 (1)人件費削減(適正化)のためのポイント
 (2)食材原価率削減(適正化)のためのポイント
 (3)営業経費削減(適正化)のためのポイント
 (4)エネルギーコスト削減(適正化)のためのポイント
 (5)オペレーション変更による経費削減(適正化)
8. 売上改善のポイント
 (1)教育研修によるスキルアップ
 (2)販売手法・商品力の見直し
 (3)顧客満足度の向上
 (4)商品の見直しによる売上改善のポイント
 (5)発想力(イマジネーション)と想像力(クリエイティビティ)を養う
9. ダメになるホテル、集客力のあるホテルの特徴
 (1)ダメになるホテル20 の特徴
 (2)お客様評価の低いホテル10 の特徴


第4章 ミステリーショッパーによる客観的な調査とチェック項目
1. ミステリーショッパー(覆面調査)の意義
2. ミステリーショッパー(覆面調査)の手法

 (1)ミステリーショッパーの概要
 (2)ミステリーショッパーの流れと留意点
3. セクション別チェック項目と課題一覧表
 セクション別チェック詳細リスト/部門別・項目別総合得点表/課題一覧表


第5章 人材教育・研修
     〜モチベーションアップの手法〜

1. 投資としての教育・研修
2. 研修の種類
3. 全スタッフの数値に対する意識改革
4. 会議をとおしての人材教育


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