【本書の特徴】 |
1.フィットネスクラブが抱える問題点・課題に対する対応策を詳解
2.事業評価とそのチェックポイントを詳述
3.フィットネスクラブ運営のための基本チェックポイントを解説
4.事業価値向上のための成功事例を詳解
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【企画趣旨】 |
現在、フィットネスクラブ事業を取り巻く市場環境・経営環境は厳しさを増しています。既存店は会員数減少に歯止めが掛からず、新規施設における会員数の確保もままならない状態にあります。少子高齢化の影響もあり、これまでコアの客層だった20歳代から30歳代前半の顧客の減少が著しく、高齢者層の増加分ではとても若年層の落ち込みをカバーし切れていないのが実情です。こうした状況下で他施設との差別化を図るにあたっても、価格競争以外になかなか手が打てない状況にあります。
一方、施設が老朽化したところも多く、その対応も大きな課題となっています。
こうした状況の中、いま一度売り上げアップ、コスト削減を図るためフィットネスクラブ事業の原点に返り、提供する商品・サービスを再構築することが求められています。さらに、これからはひとつ一つのフィットネスクラブの客観的な状況把握が行えるように還元利回りや適正賃料といったオペレーショナル・アセットとしてのフィットネスクラブの事業評価を行うことで適正賃料のあり方、さらには事業の再生、継続、売却、閉鎖といった抜本的な経営判断を行うことが求められています。
本書では、こうした状況を踏まえ、フィットネスクラブの現状、事業評価のあり方、事業評価のチェックポイント、事業価値向上のための運営のチェックポイント、また各種の成功事例など、実務に即役立つポイントを詳解しています。
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