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不動産金融プレーヤー(AM事業者、PM事業者等)、デベロッパー、投資家、待望の書。
共有制システムによるホテル事業と不動産投資ビジネスの最新版


都市型・リゾート型[開発・再生]を問わない注目事業システムの全貌

コンドミニアムホテル事業化戦略資料集

●A4判●横型●140頁●定価:本体64,000円+税●2008年3月7日刊行

【ご案内】
都市型総合ホテルやリゾートホテルを投資ビジネスとしてみると、新規開発及び再生にしてもその資金回収には長期間を要し、決して魅力的なビジネスとはいえません。
そのなかで、資金調達手法としてのコンドミニアムホテルが改めて注目を集めています。コンドミニアムホテルは、わが国では1970年代後半から80年代にかけて多くが開発されたもので、事業者は個別の部屋を個人・法人の投資家に販売(分譲)することにより投資資金の早期回収を図り、資金調達を容易にでき、一方のオーナー側も使用しない期間はレンタルして宿泊料収入の利回りが期待できるとともに、利用権が得られるというメリットがあります。
本書では、@米国市場からみたわが国の今後の課題を探りAコンドミニアムホテル事業に取組むうえでの事業化へのポイントを整理しております。また、B具体的なモデル事業収支によって事業性を検証し、C最新業界動向と事例研究で実態までを詳解する実践・実務マニュアルとした構成になっております。


【本書活用のポイント】
特徴1
米国の余暇・ビジネス市場における不動産投資拡大に伴うコンドテル(米国・名称)事業の
変化と可能性を整理
特徴2
投資商品とした事業用資産「コンドテル」と実需がある「タイムシェアリング」との違いに言及
特徴3
コンドミニアムホテルビジネス構築による商品化のためのシステム設計をわかりやすく詳解
特徴4
都市型、リゾート型を踏まえた事業化に向けてのタイプ別事業モデルプランを掲載
特徴5
国内の業界開発動向を集約するとともに最新事例研究を一挙公開



[編集内容]

第1編 アメリカ・コンドテル(コンドミニアムホテル)事業の
     仕組み

1 米国のセカンドホームにみる開発形態
 1.セカンドホームの開発形態
   (1)コンドミニアムホテル(通称:コンドテル)
   (2)タイムシェア
   (3)フラクショナルプライベートレジデンスクラブ
   (4)デスティネーションクラブ
 2.タイムシェアとコンドテルの基本的な違い

2 大手ホテル会社が取り入れているタイムシェア
 1.自己使用中心のタイムシェアリゾート
 2.世界規模の交換ネットワーク
 3.自社ですべてを賄うタイムシェア組織
   (1)開発部門
   (2)マーケティング部門
   (3)販売部門
   (4)契約部と自社ファイナンス
   (5)オーナーサービス
   (6)リゾートオペレーションと物件管理
 4.開発件数の増加
 5.タイムシェアビジネスが成長した要因
   (1)マーケティングの進化
   (2)インフラ整備
 6.ハワイにおける需要拡大と供給不足により発展の余地は大

3 米国・ハワイでのコンドテルビジネス
 1.投資家に販売されるコンドテル
   (1)投資商品とリゾート物件を兼ね備えたコンドテル
   (2)買い手である投資家へのリターンが重要
   (3)ロケーションとホテル需要
   (4)開発会社とホテルマネジメント会社
 2.コンドテルの事業成立に求められる6つの要件
   (1)不動産ビジネスや開発のノウハウ
   (2)改築や建設ビジネスのノウハウ
   (3)ホテルマネジメント
   (4)投資物件としての販売委託
   (5)ファイナンシャルマーケットとタイミング
   (6)ロケーション

4 ケーススタディと米国市場からみたわが国における
  今後の必要性

 1.アラモアナホテルのコンドテル事業
 2.レンタルプログラム契約の概要
 3.レンタルプログラムの収支サンプル
 4.アラモアナホテルプロジェクトの特徴
 5.アメリカ市場からみたわが国における今後の必要性

第2編 コンドミニアムホテル事業のプランニング
1 不動産投資としてのホテル投資活発化の背景
 1.日本における不動産投資市場の発展
   (1)バブル経済崩壊
   (2)金融と不動産の融合
   (3)外資系投資ファンドの進出
 2.ハイイールドの利回りを期待するホテル投資
   (1)オフィスとマンション投資の限界
   (2)ハイリスク・ハイリターン商品としてのホテル投資
   (3)オペレーションの巧拙と投資リターンの変化
 3.世界的なホテル投資マーケットの広がり
   (1)プライベートエクイティ投資の発達
   (2)世界のトップホテルブランド会社の変身
   (3)ホテルREITの誕生
   (4)世界中に広がるホテル投資の連鎖
 4.ハイブリッドファイナンス商品の発達
   (1)不動産証券化の発展とストラクチャードファイナンスの浸透
   (2)プロジェクトファイナンスとシンジケーションローン
   (3)レベニュースワップなどの革新的な投資組合わせ商品

2 ホテル事業の特性とコンドミニアムホテル事業成立の要件
 1.不動産としてみたホテル事業の特殊性
   (1)事業運営者の能力による収益性の違い
   (2)所有、経営、運営の3層構造
   (3)ハイリスクの理由
 2.コンドミニアムホテル事業の成立要件
   (1)開発業者
   (2)投資家(購入者)
   (3)融資提供者
   (4)運営者
   (5)顧客(ゲスト)
   (6)流通業者(マーケット)
   (7)法律要件
   (8)税務要件
   (9)その他の要件
 3.類似商品との比較検討
   (1)リゾートマンション
   (2)不動産小口化商品
   (3)ホテルREIT

3 不動産ファイナンスからみた
  コンドミニアムホテルのビジネスモデル

 1.コーポレートローン(ウイズリコースローン)
 2.プロジェクトファイナンス(ノンリコースローン)
 3.開発型不動産証券化とブリッジローン
 4.預託金会員制ホテル
 5.想定されるコンドミニアムホテル事業のビジネスモデル

4 コンドミニアムホテル事業の将来性と成功要件
 1.コンドミニアムホテルの将来性
   (1)現在の会員制ホテル等の市場環境
   (2)個人マネーの投資性向予測
   (3)不動産投資商品としての魅力
 2.コンドミニアムホテル事業の成功要件
   (1)ロケーションとホテルタイプ
   (2)開発業者
   (3)運営会社
   (4)流通市場
   (5)観光・レジャー産業

第3編 コンドミニアムホテルのモデルプラン
1 都市型コンドミニアムホテル
2 リゾート型コンドミニアムホテル

第4編 企業・事例研究
[開発経緯と最新動向]
コンドミニアムホテルの商品特性と今後の可能性

[コンドミニアムシステム]
 1 ランドコム
   ニセコランドマークビュー/ニセコフォレストエステート
 2 セラヴィリゾート泉郷
   ホテルアンビエント安曇野

[オーナーズシステム]
 1 リゾートトラスト
   東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート
 2 東急不動産
   東急ハーヴェストクラブ那須/VIALA箱根翡翠

第5編 関連資料
1 コンドミニアムホテル賃貸借契約書
2 建物の区分所有等に関する法律
3 社団法人 日本リゾートクラブ協会 定款


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